今、新築住宅はとても個性的です
むかしよりバリエーションが格段に増え
進化しているのを感じます
今回は藤沢市のとあるメーカーさんの新築住宅
玄関アプローチと花壇
そして芝張りを施工します
遊び心あふれる住宅は
そこに住む方の生活スタイルと変化させます
より魅力的で個性的な住宅に
私たちは沿うように自然石を使って
アプローチと花壇をそっと施工ました
もくじ
施工前
施工前の状態です
建築屋さんが歩きやすいように
砕石という砂利を撒いて行かれたようです
まだ地面は何も手を付けていない状態で
玄関と道路までのアプローチを
自然石で施工していきます
まだ表札、インターホンの前には
やはり自然石で花壇を設置
ドライストーンウォーリングを行っていきます
『ドライストーンウォーリングとは』
自然石の積み方のひとつです。接着剤やセメントなどを使わず、自重と摩擦で自然石を安定させ石を積んでいく技法。主にイギリスのコッツウォルズ地方で始まった石積みの技法であり、近年では石積み保存のため資格制になっています。
⇒石積み講習会 in 愛知 !『これが噂の”Dry stone walling”!』vol.1
また奥の敷地には芝生を敷いていきます
もちろん芝生は”TM9”という高麗芝の改良品種
成長がゆっくりで深い色合いの芝生で
一本一本が細いので裸足で歩けるほど
とてもオススメの芝生です
⇒生産農家が語る!ナチュラルガーデンの芝生4種類と手入れとは?
アプローチと花壇
下地づくり
まずはカッチカチの地面を
掘削していきます
下地を作らないといけません
アプローチの高さを決めて
逆算して下地の基礎部分をつくるため
どのくらい掘るのか決めます
そして砕石を敷きます
この上にコンクリートで基礎をうって
そのさらに上に自然石を貼る予定です
砕石の厚みは
この上を”何が通るのか?”を考えて決めます
人が通るぐらいなら5~7cm
車が通るなら10~15cm厚にします
今回は基本的に人が通るだけですが
上に貼る石が薄いのと
毎日、人が何度も通る場所ですので
10cm厚にしておきました
自然石の花壇づくり
花壇の石積みには”アメリカ産の自然石”を使います
グランドキャニオンの広大な風景を切り取ったような
荒々しい表情と大地の色合い
とても素敵な自然石ですので
花壇づくりではよく使っています
花壇は左の壁の前に設置します
サイズなどを確認して
大きい石材を一番下に敷いてスタートです!
本来、下の部分はアプローチに隠れてしまいますが
若者たちの練習も含めて
砕石の上からスタートしました
ですのでちょっと勿体ない感じがしますが
地面から15cmぐらいの石積みは見えなくなります
ご覧のように一番下の石は
縦長に設置して倒れないように基礎づくります
また石材は互い違いに積むことで
摩擦が働き崩れにくくなるのです
まぁまぁまずまずですよね!
頑張ってくれてありがとうございます!
これから期待しましょう!
これは先ほどご説明した
”ドライストーンウォーリング”という技法で積んであります
セメントなど使ってないということです
『隙間から土が出てこないのか?』と聞かれることがあります
石同士の隙間には小さな石が詰めてあります
はじめは少し出てくることもありますが
基本的には土などは出てきません
最終的な高さはもうちょっと後で
様子を見ながら追加施工します!
まとめ
玄関アプローチはその上を何が通るのか?
それによって施工内容が変わることがあります
人が通るだけといっても安全性などから
下地をしっかり作ることも大切です
石積み花壇は、はっきりいって花壇の中で一番雰囲気が良い!
植物との相性も抜群ですので
ぜひ取り入れてみてください!
次回はアプローチ施工の様子をご紹介します
ちょっとチャレンジした施工ですので
参考になれば幸いです
お庭づくりや外構に関してはコチラからご相談してください!
私たちの公式LINEアカウントがあります
画像や連絡のやり取りが楽々です!