作業開始です!まずは不要なものを撤去してお庭を綺麗に整えます。お庭の全体を把握するためです、思いがけないことも起こるものですから、不要なモノの撤去はしっかりやってます。
お庭を改善するにあたって大切なのは”断捨離”です。植物が好きな皆さんや心優しい皆さん、植物や樹木を抜くことに心痛めることもあります。
でも本来、人間より遥かに植物の方が強い存在なのです。
お庭を作るときには、思い切って植物のチカラを信じてサヨナラする植物と樹木を決め、断捨離をやってみてください!その方がきっと後々気持ちが良いですよ。運気UP!
もくじ
作業開始
撤去作業
まずは既存の芝生を撤去、根っこまで除去します。今までの芝生は日本では一般的な高麗芝、今回植栽する芝生は”姫高麗芝”。違う品種を植える場合はキッチリと除去しましょう!
地上部分の芝生を草刈り機で刈ります、地面をえぐるぐらい刈って地上部の芝生を全部とってしまいます。
草ごみと土とはしっかり分けておきます、近年ではゴミを捨てるのに分別が求められています。予算削減にもつながりますので私たちも出来ることは全てやるつもりで作業しています。
薄っすら残る緑は苔や草の根っこ部分です。この状態まで草刈りが出来たら最高ですね!次は地面を削って、または掘って根っこを除去、そして不要な土壌を撤去して地面を平に仕上げていきます。
地面を見ていただければ、どれだけフカフカな綺麗な土壌になったかお分かりかと思います。私たちの歩いた後がハッキリ見えるぐらい綺麗な土壌になっているのです。
草の根っこは芝生の病気の原因になります、出来る限り不要なものは除去することが大切です。しかし、頑張ったなぁ~!
下準備
スタッフは花壇枠の場所を掘っています、花壇と芝生と分けるため、今回は自然石を設置して花壇枠とする予定です。完全な日陰となってしまう左側の樹木の下は、石の平板を敷いて椅子やテーブルを置けるようにします。
花壇枠と石の平板を置くところには砕石という下地が出来ています。この上にモルタルを使って自然石を設置していきます。
下地の砕石は皆さんの住宅の下地と同じです、砕石を厚く敷いて圧をかけて固めてあるのです。今回は平板や石を設置して人が乗る程度の重さですので、砕石は5cm。でもしっかり転圧しておくことが大切です!
資材【自然石】
今回、花壇枠として使う自然石です。アメリカ産ディープクリークウォーリング、本来、石積みに使うのに適した石ですが、座り、納まり、安定感があるので使うことにしました。存在感があるので少し使うだけでも印象に残る素敵な自然石です。
お庭によって気楽に自然石を使うことがありますし、印象的に使うこともあります。かつての日本庭園のような”景石”大きい石をシンボル的に使うことも、ちょっと使い方を変えるだけで、今っぽくすることも出来るのです。
お庭でカフェを楽しむために敷く自然石の平板。インド産ヴィスタストーンサンドフラッグ・ラジグリーン、落ち着いた色合いがとても植物やお庭にマッチする、定番の石の平板です。
私たちも愛用していますのでオススメです!
比較的予算も抑えることが出来て、表面の凹凸も少ないので安定感があります。こういった平板は安定感を求め、花壇枠などはちょっと冒険してみると、全体としてメリハリがある印象深いお庭になりますよ!
おまけ
地面に植えられているレモンの木を、鉢植えに移植します。これはより環境の良い日当たりに移したいという気持ちと、ちょっと邪魔だからというお客さんのお気持ちからです!
もちろんレモンの木の大きさにもよりますが、地植えから鉢植えへの移植は可能です。根っこを切る可能性が高いので、季節と環境はしっかり考えて作業しましょう!
根っこを切るという事は、自分で水を吸えないという事です。そのため葉っぱからの蒸散を少なくするために剪定は欠かせません。出来る限り小さく剪定した方が安心ではあります。
まとめ
お庭を作り変える時のポイントは?まず要るもの要らないものをハッキリ分けること。そして新しい生活のために断捨離すること。私たちはプロだから根っこひとつ残さないよう、心がけて作業しています。
皆さんも新しいステップに進むときは、まず断捨離ですよね。軽く少なくスッキリした場所へ、新しく積み上げていく、何事も一緒ですね!
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次回は?
カフェを楽しむのための石の平板を設置していきます!私たちはひとつのお庭を皆さんと相談しながら設計して、プランを考え、そして施工もする!責任もって楽しいお庭にするべく活動しています!