新築住宅を建てる時、家以外の条件があるって
ご存じでしょうか?
これは地域やエリアによりますが
世田谷区の多くの場所では
決められた割合の植物を植えなくてはいけません
例えば100㎡の敷地に対して50%は緑化が必要です!
(地域により割合が変化します)
ということがあるのです
私の事務所がある世田谷区の多くは
この条件に当てはまります
もくじ
植栽前(施工前)
![世田谷区の新築住宅の外構](https://grengren.com/wp-content/uploads/2023/01/6-1.png)
建築から少しお時間がたったのか
雑草がチラリと見えてますね
この地域では敷地の60%の緑化が必要です
つまり50平米の広さだと30平米分の植物を植えると
いうことです
その広さってどうやって計算するの?
樹木のこの高さは3平米分あるってことで計算してください
って決まっているのです
結果!
3mの樹木が5本、1.5mの樹木が10本、低木が20本
地被植物が10㎡分必要ですよってことになるんです
しかも!
それを全部植えると…
超密なお庭になってしまうんです!
昭和か!
植栽後(施工後)
![緑化条件をクリアした植栽を行った世田谷区の新築住宅](https://grengren.com/wp-content/uploads/2023/01/2-1.png)
こんな感じでほぼ外は植物になります
樹木も3.5m近く高さがありますので
二階の床の高さぐらいになります
今回の場合は目隠しが必要なので
条件がなくても必要なのかもしれません
しかし!
コレだけではないのですよ
![緑化条件をクリアした世田谷区の新築住宅の外構植栽](https://grengren.com/wp-content/uploads/2023/01/3-1.png)
この玄関前のちょっとしたスペース
これは緑化条件をクリアするために
わざわざ地面にした場所です
その中に植物を詰め込んだワケです!
じゃ本数だけクリアできれば良いのかって?
皆さんだって予算ってありますよね?
限られた予算内で植物や樹木を選んで植栽するワケです
今流行りの植物は当然高価です!
ときには高額な予算が必要なことがあります
それも私たちにとっては緑化条件と同じ、大切な条件なんです
![世田谷区の新築住宅の植栽施工後](https://grengren.com/wp-content/uploads/2023/01/1-1.png)
ココは駐車場前ですので
車の出し入れの邪魔にならないよう
細目の樹木を植えてあります
しかし、こんなに密に植えてどうするの?
管理のことも考えられない!
この先もこのまま生活しなきゃいけない?
もちろん、植栽計画には続きがあります!
それはいずれ抜いてしまうのです
樹木は育ちます
1.5mだった樹木は2.0mになり
いずれ3.0mになります
そうなると密になりすぎてしまい
樹木は病気になりがちになりますし
住宅にも日差しが入らなくなります
そうならないよう
コントロールしていくことが必要です
そのことも計画して植栽するのです!
まとめ
地域やエリアによっては
住宅を建てる時に”緑化条件”があります
敷地に対して何パーセントかは
植物を植えなければならない!
それは過剰な植物の量ですので
将来どうするのか?ということも
植栽計画に入れ込みます
それにより条件をクリアして
皆さんの生活も豊かに過ごせるというわけです!
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