初心者でもアンティークレンガで簡単DIY!おしゃれ花壇を作る!

初心者でもアンティークレンガで簡単DIY!おしゃれ花壇を作る!


今回は”レンガの花壇”をDIYでつくるご紹介です!

作り方自体はかなり簡単で単純です

結局のところ”作り方”が分かれば何とかなるもの!

しかも材料はホームセンターで揃います!

一通り読んでみて実際にやってみてください

やってみたら、割と簡単だったと思いますよ!

■目次

1.レンガを選ぶ!?ホームセンターで買えるレンガの種類!

2.ホームセンターで買える!レンガの花壇のDIYで使う道具!

3.材料を選ぶ!?ホームセンターで買える材料をご説明!

4.セメント、コンクリート、モルタルについて!作り方と違い!

5.道具と材料を使ってレンガの花壇を作っていきましょう!

 ・step1 花壇の位置とカタチを決める

 ・step2 床掘(とこぼり)&路盤材(砕石)

 ・step3 モルタルを練る

 ・step4 セメントを敷く&レンガを置く

 ・step5 目地をきる

6. DIYで簡単!完成したアンティークレンガの花壇!

7. さいごに!


レンガを選ぶ!?ホームセンターで買えるレンガの種類!


一番の定番というなら”赤レンガ”ですね!

昔から建築や橋、ビルなどに使われてきた歴史があるレンガです

とても一般的な赤レンガのひとつ

ホームセンターではこんな感じの赤レンガが売られていました!

焼きレンガと言われる、粘土を焼き上げたレンガです

熱には弱いですが、水には強い!定番ですね!

これはお値段も安いことが多いです

ホームセンターでは一個¥100円とかで見かけます!

手軽にアンティークっぽいレンガを買うなら

ホームセンターでは”ベルギーレンガ”という名前のモノがあります!

型をとって乾燥させただけのレンガの一種

色も何種類かありますので

選ぶことができます!

この”ベルギーレンガ”という名前のレンガは

サイズが通常より少し小さめ!

190mm×19mm×50mmというサイズ感

図面を描いて、レンガの数をかぞえて買おうとする場合

このベルギーレンガだとひとつのサイズが小さいので

いっぱい必要になるってことですね!

私たちが購入できるいろんなレンガ

あとはこういった”アンティークレンガ”がある場合もあります

これが本当にアンティークかどうかは分からないのですが

おそらく色んなレンガを見てきて、これは”アンティーク風”といった感じがします!

サイズはよくある一般的な210mm×10mm×60mmといった感じが多いです!

一般的によく見かける耐火レンガ

あと最近はどこのホームセンターでも置いてある

”耐火レンガ”です

かまどとかで使うため、火に強いレンガです!

こういった色合いが好まれる場合が多いです!

お値段も普通のレンガと同じぐらいなので気楽に使えますよ

ちょっと使用感があるアンティークっぽいモノもある場合がありますので

お近くのホームセンターで確認してみてください!

その時にサイズを聞くか、実際にレンガを見た方がいいですね!

今回”アンティークレンガの花壇”として使うレンガはコチラ!

中国で使われていたアンティークレンガ

これは実際に中国で使用されていたアンティーク材です

名古屋の卸業者から購入したものです

これは輸入のレンガですが

今ではネット販売でこういった風合いのレンガを購入することができます!

アンティークレンガの風合いは時間の価値です

時間を買うことでは出来ませんが

少なくともアンティークとして再利用することが出来るのです!

■レンガについて詳しく知りたい方はコチラ

レンガについてちょっと詳しく説明していますし

レンガの”使い方”について写真でご紹介しています!

花壇だけじゃなくて他にもレンガを使ってみたいって方は

ぜひご覧ください!

レンガでナチュラルガーデンの庭づくり!|オシャレな使い方7選!


ホームセンターで買える!レンガの花壇のDIYで使う道具!


DIYにおいて道具とは”あったらいいな”です!

無くても大丈夫ってことなんですが

代わりになるモノは必要ですね!

例えばこんなバケツ!

練バケと言われる緑のバケツ

いろんな名前があります

バケツ左官バケツ強靭バケツ、などなど

ホームセンターでは左官バケツという感じで聞いた方が良さそうです!

というのはセメントなどの左官(さかん)で使うバケツというと

いわゆるこの”緑のバケツ”のことが多いからです!

この中でセメントを練ったり

水を準備したり多様に使います!

もちろんこのバケツじゃなくても出来ます!

一般的なプラスティックやブリキのバケツとかでもOK

ただ注意点としてセメントと水が混ざったものって

結構重いので、バケツが壊れちゃわないようにご注意ください!

使い古したおたふくコテまたはレンガゴテ

”レンガゴテ”

大きさは3種類ぐらいあったような気がします

一番大きいのが写真の上、手のひらぐらいよりちょっと大きいです!

その下のサイズが写真の下側、手のひらぐらいです

使い古したレンガゴテ

使いやすい大きさは下のサイズです

扱いやすいですよ!

使い古した柳刃ゴテ

”柳刃ゴテ”(ヤナギバゴテ)

狭いところや漆喰塗りに使うことがあります

これはあれば便利といった感じです

とても小回りが利くので

せまい部分や少量のセメントを扱う場合にちょうどですね!

狭いところや漆喰塗りに使う使い古した柳刃ゴテ

サイズはいっぱいあります

使用用途は”細かいところ”のためですので

ちょうど使いやすそうなモノを選んだらいいですね!

色んなサイズの使い古した目地ゴテ

”目地ゴテ”(メジゴテ)

レンガとレンガの間にセメントを詰めるため

1センチほどの幅をしたものがいいですね!

そうレンガとレンガの間は1センチの場合は多いです!

これもいろんな幅サイズがあります

たとえば実際にレンガを1センチ幅で置いてみて

1センチ幅の目地ゴテを差し込んでみても入らないのです

ピッタリすぎるので、もっと細い方がいいのです!

使い古した目地ゴテ

長さはほぼ一定ですが、目地ゴテの幅はいろいろあります!

一番上から、2センチ、1センチ、7ミリ

というサイズのモノです!

レンガ同士の間を考えて、それより小さいサイズを選ぶようにしましょう!


材料を選ぶ!?ホームセンターで買える材料をご説明!


”レンガで花壇”といったらセメントでつくります!

レンガとレンガの間にセメントでくっつけるイメージでしょう

皆さんも一度は聞いたことがるセメント!

セメント、コンクリート、モルタルなど聞いたことありますよね

コンクリートは”打ちっぱなし”とかと言って

最近のおしゃれなビル、内装で見て触れることができます!

でもセメントってどんなものか見たことない方もいるのでは!?

コンクリートやモルタルの違いって何でしょうか?

ホームセンターで販売されているセメントの山

ホームセンターで山積みになっている”セメント”です

メーカーによって名前が少しづつ違いますが

どこかしらに”セメント”と書いてあります!

開けて中身をみると

乾燥しきったパフパフの灰色の粉が入っています!

まさに灰色の小麦粉みたいな感じです

値段も色々ですが¥350~400円とかだと思います!

ホームセンターで販売されている川砂

セメントとコンビに扱われる”砂”です

私たちがいる関東のホームセンターでは”川砂”が販売されています!

川砂は川底に溜まった砂のことです

山でとれた砂が”山砂”です

どこで取れたのか?砂の色?

セメントに使われる砂は地域で違いがあります

その土地で取れる砂が違うんですね!

1袋の値段は¥250円ぐらいだと思います

ホームセンターで販売されているコンクリ―トのための砂利

そして”砂利”です

砂利はコンクリートを作る場合に必要になってきます

ホームセンターではこういった袋で”砂利”って書かれています

粒の大きさは小と大があるぐらいですね!

これも砂と同じぐらいの値段で1袋¥250円ぐらいです

ホームセンターで販売されている砕石の代わりの路盤材

最後に”路盤材”です!

中身は色んな大きさの砂利、と考えていいでしょう!

私たちのブログでも何度かご紹介した”砕石”の代わりに使うものです

建造物の基礎の下に使うものです!

これも多くのホームセンターで袋で販売されていますよ

これは¥350ぐらいだと思います!


セメント、コンクリート、モルタルについて!作り方と違い!


では実際にセメントを使ってどうやってレンガを固定するのか

その際に使うのはセメント?コンクリート?なんでしょうか?

はじめにご説明しましょう!

セメントは水を混じってはじめて固まるんです

しかし!

セメントだけでは固まるけど強度は激的に弱いんです!

”骨材”って言われる砂、砂利が入ってはじめて強度が出るんですね

文字で書くと分かりますが、砂とか砂利は”骨”なんです

骨にセメントという”肉”がひっついてチカラを発揮します!

■モルタル

セメント:砂 = 1:3

の割合でセメントと砂を混ぜて、そこに水を適量いれます

それで初めて”モルタル”が出来ます!

このモルタルでレンガ同士をつっくけて花壇をつくったりします!

砂の粒は細かいので、とても表面が滑らかに仕上げることが出来ます

そのため”目地”だったりコンクリートの表面にモルタルを塗って、美しく仕上げる場合もあります!

このモルタルの場合は骨材の砂の粒に

セメント成分がコーティングされ

セメントでコーティングされた砂の粒同士がくっついて強度が生まれるんです!

目地幅が綺麗にそろった曲線のレンガ花壇

■コンクリート

セメント:砂:砂利 = 1:2:3

の割合でコンクリートが出来上がります!

この場合も、砂利と砂の粒の周りにセメント成分がコーティングされ

そのコーティングされた砂利の粒同士がくっついてコンクリートが出来ます!

この場合は強度も抜群で

ビルや橋など、世の中のあらゆるところに使われます!

おもに”建築の基礎”の部分では絶対使われていると考えていいです!

建築途中のコンクリートのビル


道具と材料を使ってレンガの花壇を作っていきましょう!


作業の流れとひと手間のコツがわかれば

きっと問題なく”レンガの花壇”を作ることができます!

アンティークレンガがラフに積まれている花壇

■step1 花壇の位置とカタチを決める

アンティークレンガで高さが低めの花壇

何はともあれ、どんな花壇にするか?

場所はどこにつくるか?

高さはどれぐらいにするか?

杉並区の個人邸の車が停められるナチュラルガーデンの図面

紙に描いてみましょう!

この場合の絵は上手い下手じゃないので、設計図としてです

レンガは互い違いに積んでいきますからね!?

レンガの組み合わせの図面

花壇の大きさ!?

何段積むのかな?

レンガが何個必要なのか?

四角に作られたアンティークレンガの花壇

まだDIYに自信が無い場合は四角で作った方がいいです

それはレンガが四角なので計算しやすいですよね!

■step2 床掘(とこぼり)& 路盤材(砕石)

これは地面より基礎のぶんだけ地面を掘るってことです

今回のレンガの花壇の場合は高さが50センチぐらいあります

ですので地面より10センチ掘り下げて、そこに路盤材(砕石)をいれます!

床掘を行ったレンガ花壇の場所

幅はレンガ二本分ぐらい!

広がってもOK!路盤材(砕石)の量が増えるだけなのです

余分な路盤材(砕石)の余分な分はあとで取ればOKです!

ちっちゃい事は気にしない!

 例えば!

3段のレンガの花壇を作ろうとすると!

床掘は7センチ!地面から7センチ掘ります

路盤材(砕石)を5センチいれます、上から圧をかけると締め固まります!

圧をかける道具って”ダンパ”ってモノがあるんですが

それを購入する必要はないです!

一万円以上しますし、重い!

重いものがいいので重ければ何でもOK

大きめの石だっていいし、それこそレンガでパンパン叩けばOK!

人が乗って踏み締めればOK!

アンティークレンガの花壇の施工の様子

掘ったのが7センチなのに路盤材(砕石)が5センチ?

 なぜなら!

路盤材(砕石)の上にモルタルを2センチのっけて、その上にレンガをのせる!

すると地面ピッタリか、少し低い位置にレンガが来る!

完成したときに下の路盤材(砕石)が見えない!地面にレンガがキッチリ見える!

というサイズ感になりますよ!見た目が美しいのです!

 ちなみに!

ちょっと路盤材(砕石)が見切れていたって

レンガが埋まりすぎていたってOK!

細かいことを気にしないのがDIYの醍醐味!

笑っておきましょう!

■step3 モルタルを練る

今回の場合”モルタル”なので

セメント:砂=1:3ですね!

練バケと言われる緑のバケツ

バケツを用意!

もちろん乾いていて綺麗な方が良いですね!

モルタルをつくるためにバケツに砂を入れる

砂を入れます!

先に量を計ってもいいですが

バケツに6~7割ぐらい入れれば使いやすいです!

その分を”3”とする

モルタルをつくるために砂とセメントをいれた状態

それからセメントいれます!

砂が”3”とするならセメントは”1”です!

 ポイント!

先に砂を入れた方がいいです!

たまたまバケツが濡れていた場合、そこにセメントを入れると

反応しちゃってネチャネチャになって混ざりにくくなります!

砂、セメントの順番は守っておきましょう!

モルタルをつくるために砂とセメントを混ぜたモノ

コテなどで混ぜます!

バケツに隅っこまで混ぜといてくださいね!

セメントが湿気などで塊になっている場合がありますが

できたら指で潰しておきましょう!

モルタルをつくるために砂とセメントを混ぜたものと水

水をいれます!

様子を見ながら、すこしづつ入れた方がいいですね!

モルタルをつくるために砂とセメントと水をコテで混ぜる

隅々までよく混ぜてください!

柔らかさの目標は”ソフトクリーム”ぐらい!

すくってチョイって置いたらカタチが崩れにくいぐらいです!

柔らかすぎたら砂、またはセメントを少しいれて混ぜてください

ちょっと砂を入れても硬さはそれほど変わらないです

セメントを入れた場合は結構すぐに硬さに変化があります!

”ソフトクリーム”ぐらいになったらOKです!

 ポイント!

モルタルってどのくらいがちょうどいいの?

セメントと砂の割合が良いのか、どうやって見分けるの?

って質問をお受けすることがあります!

今回は判断のポイントをご紹介します!

コテを濡らしてモルタルの表面をナデナデしてみましょう!

砂がちょっと多めのモルタル

表面を何度かコテでなでて、綺麗にするつもりで!

砂が多めの割合のモルタル

割合が微妙な場合は分かりにくいのですが

砂の粒子(黒いつぶつぶ)が見える状態です!

これは”砂が多い”ってことなんです

モルタルは仕上げとして使われることもあります

割合がキッチリしていれば表面はなめらかな表面になるんです

ちょうどイイ割合の場合

ちょうどいい割合のモルタル

砂の粒子が見えなくて、表面が滑らかな状態です!

砂が多めのモルタルの表面

まったりしたクリーム状が目指すところです!

比較すると!

砂とセメントの割合の見分け方

並べると分かりやすいですね!

そんなに細かく気にすることは無いのですが

後から砂とかセメントを追加した場合!

また入れ過ぎた場合など、参考にしてみてください!

 ちなみに!

セメントはアルカリ性です!健康の人の肌は弱酸性なんです!

女性ならピン!と来るかもしれませんが

強いアルカリ性のセメントに素肌で触れるってことは、後々カッサカサになるってことです!

かなり水で洗ってもカユカユになるのでゴム製の手袋とご注意を!

素肌を守れればOKなので

ホームセンターで安く買えれば何でも大丈夫です

ホームセンターで買える安いゴム手袋

私が実際に使っているのは右側の黒いゴム手袋

10セットで¥980円ぐらいでしたか、安いものです!

単品なら左のゴム手袋が安かったように思います

コンビニでも販売してる場合がありますよ!

■step4 セメントを敷く&レンガを置く

アンティークレンガの花壇の施工の様子

この画像で全てが分かるんですが

セメントを置いて!レンガを置く!

本当にそれだけなんです!

水を張ったバケツにレンガを浸してレンガを濡らす

 ポイント!

レンガは水に浸して濡らしておきます!

レンガは細かいスポンジみたいな空洞があります

水に浸すことで空気が気泡として抜けていき、空洞に水が溜まっていきます!

なぜなら、空洞があるとモルタルの水分がレンガに吸収されていくのです

モルタルの固まり方に安定感がでませんので強度が出ない場合があります!

でも、置くセメントの量ってどのくらいなのか?

アンティークレンガの花壇の作り方のすべてが分かる画像

正直言ってこの画像はモルタルが多すぎなんですが

一番下の部分なのでちょっと多めでも大丈夫です!

当然なんですが、何段がレンガを積むなら

土台はしっかりしておきたいですね!

レンガの花壇をつくるときのモルタルの適量

このくらいって言うしかないのですが!

 ちなみに!

奥のレンガに置いてるのは”鉄筋”です

今回はレンガが最大で8段ですので、途中に”鉄筋”を挟んでいます!

3段目、6段目にいれてあります!

レンガ同士を連結させるためにいれてあります!

レンガを置くモルタルの量

こんな感じです!

レンガゴテで”春巻き”ぐらいの量を取ります

それをレンガの両端に置く感じです!

結果的に二本のスジが出来る感じですね!

そこにレンガを置くことでモルタルがブニュ!っと押される感じです!

レンガを設置するためのモルタルを置いてレンガを置く

モルタルを置いたらレンガを置く!

レンガ花壇でレンガを設置して高さをそろえたところ

レンガの高さを揃える!

どうやってそろえるって!

手でブニブニ押して揃えちゃっていいです

あとちょっと!ってなったら

軽くたたくようにして揃えるようにした方がいいです!

以外に思われるかもしれませんが

モノ同士を揃えるときは

押すより、ちょっとづつ叩く方が揃いやすいです!

レンガ花壇をつくるためにレンガを設置してはみ出るモルタル

そうすると余分なモルタルがはみ出てきます!

モルタルの量はアバウトですが

レンガを置いたときに、高さの基準よりちょっと高めになるところです!

少しでも叩いて高さを揃える!

その方がレンガが安定して設置することが出来ます!

レンガ花壇をつくるときの道具

またその時の道具なんですが

3段ぐらいのレンガ花壇だとそれほど厳密じゃなくも大丈夫です

今回の花壇は7~8段の高さなので

道具を使ってある程度ですが、平行だったり高さを調整しています!

画像のレンガに乗っているのは”水平器”です

レンガが水平であるか確認する道具です!

レンガの左右前後の傾きを確認しています

またレンガ同士が同じ高さなのか確認も出来ます!

黒いハンマーみたいなのは”ゴムハンマー”です

ゴム製の金槌ってことなんですが、レンガの微妙な高さを調整するために使います!

コンコンって軽くレンガを叩くために使います!

L字の物差しは”差し金”と言われていますが

高さを揃えるのを確認するときに使ったりします

また直角を取ることが出来ますので重宝しますよ!

また高さを揃えるときに”水糸”を使うこともできます!

レンガの高さを揃えるための水糸

少し伸びる糸をピンっと張ることで

高さを揃えることが出来ます!

水平を確認することで綺麗に出来るレンガの花壇

先ほどの水平器で水糸の水平を確認しておきましょう!

この水平にした水糸に揃えてレンガを設置していきます!

3段ぐらいのレンガ花壇なら、それほどシビアに水平とか考える必要はないです!

気楽にレンガを設置することで楽しく並べることが出来ます!

ココが一番施工の楽しい場面ですから!

■step5 目地をきる

レンガを置いてちょっとモルタルが乾きだしたら

はみ出たモルタルを除去します!

”目地をきる”といいます!

コテなら何でもOKなので、簡単に考えてください!

レンガ花壇をつくるためにレンガを置いてはみ出たモルタル

レンガを置いてレンガの高さを合わせると

余分なモルタルがはみ出て、少し乾いた状態です!

レンガ花壇をつくるためにモルタルがはみ出た余分なモルタル

何でもいいのでコテでレンガに這わせて!

レンガ花壇の作る工程でモルタルをきる

単純に”切る”ってことです!

本当にそれだけでOK

本来はこれだけで目地は完成となります

この行為から目地にモルタルを詰めることを”目地をきる”と言います!

本当に上手な職人さんはそれだけで仕上げていきます!

当然ですがその土地や考え方がありますので、各地で常識が違います!

実際に目地を切って仕上げるのは、オランダなどの海外が主です!

日本でこういった仕上げ方をする方はあまり見たことがありません!

基本的に日本人のお客さんも、割と綺麗に仕上げた方が喜んでくださる傾向にあるのもあります

それにあまりにこの仕上げ方は”アンティーク”の雰囲気が強いので

好き嫌いもあります!

正直に言って”良し悪し”ではなくて

”好き嫌い”だと思います!

だけど、それだけじゃモルタルがあるところと無いところが出来る!

ので今回はモルタルを目地にいれていきます!

もっとラフに作るためなのです!

レンガの花壇をつくるため目地を目地ゴテでつめてラフに決める

目地ゴテを使って!時には手や指を使ってでもいいので

レンガの隙間にモルタルを詰めてください!

目地ゴテで撫でてグっと押し込む感じです!

この時に表面をツルツルに仕上げると

綺麗なレンガ花壇に仕上がります!

レンガが作りたての”新品レンガ”をつかってレンガ花壇を作る際

目地を綺麗に詰めて仕上げた方がいいです!

そっちの方が合っているかたです!

目地幅が綺麗にそろった曲線のレンガ花壇

 ポイント!

こういった綺麗に仕上げる際、目地を詰めたあと

若干乾いてきたら、スポンジを濡らしてレンガの表面のモルタルを綺麗に拭ってください!

モルタルは乾くと白くなる”白化現象”を起こします、表面のモルタルが白くなってしまうのです!

これがなかなか乾くと落ちない!!

セメントを綺麗にするためのスポンジ

スポンジは濡らしておいて、絞って、レンガの表面のモルタルを拭って、水で洗う!

また絞って、綺麗になってもさらに2,3回拭う!

綺麗になっても乾くと白くなることが多々ありますので

綺麗になったなぁって思ってから2,3回は繰り返し拭ってくださいね!

以外に大変な作業ですよ!

アンティークレンガの花壇はこのスポンジの作業が無いのです!

やってもいいけどやらない方がイイ!

スポンジで拭うときに目地も綺麗にしてしまって、目地の表情が消えてしまうのです!

これはもったない!

それならばそのまま仕上げてしまった方が素敵な表情になりますよ!

これは間違いなしです!


DIYで簡単!完成したアンティークレンガの花壇!


完成したアンティークレンガの花壇

 ポイント!

アンティークレンガの花壇はレンガがねじ曲がっていたりします

ですが!角はなるべくそろえた方がいいです!

アンティークだからと言ってラフすぎるとちょっと崩れた感じになります!

ですので角を揃える、レンガ高さを揃えるなど

ポイント、ポイントで決めていくと素敵に仕上げることができますよ!

完成したアンティークレンガの花壇の全貌

DIYは”自分でやってみよう”ってことなんですよ

自由なんですよ!細かいことは気にすることはないんです!失敗って無いんです!

安全にゆっくりやってみる!そして完成させる、達成することが大切です!

完成したアンティークレンガの花壇の姿

まずは3段ぐらいの花壇でどうでしょう!

それが出来たら8段でも積んでください!

モノづくりは楽しいです!

その時は大変でも完成まで行くことです!

逆に言えば完成できそうな大きさでスタートしましょう!

応援しています!


さいごに!


造園会社ぐりんぐりんは”自然素材のナチュラルガーデンの庭づくり”をオススメしています

もちろん皆さんのご希望のお庭づくりを行うことを第一に考えています!

その上で5年後、10年後と成長していくお庭が本来のあり方だと考えています

そのための考え方やご案内はご説明をさせていただいています!

まずはこちらをご覧ください!

DIYでオススメ!ナチュラルガーデンの庭づくり!2つのポイント

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この記事を書いたのは

造園会社ぐりんぐりん代表:横田拓伸


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