果実を収穫!子供のための庭の小さな畑の”誘引フェンス”|武蔵野市
現代の住宅事情の中で
”果物や野菜がどうやって育つの?”
って知らない子供も多いと思います!
樹木が育って花が咲いて果実が実る
そうやって私たちの体や生活が成り立っている
そういった自然の循環を知っておくことも大切です!
これぞ理想的な都会的ナチュラルガーデン!都会と自然と子供たち
今回はまさに”すべてが子供のため”
まずは”生き物の基礎的な教育”や、”子供たちの好き”を
植物と一緒に育ててみる!
■もともとの畑の様子
戸建てを新築で建てられたときに、お庭につくった畑です!
とてもいいアイデアですね!
腐らない、コンクリート製の枕木でしっかり畑の範囲を確保!
子供たちが好きな植物を育てているそうです!
その好きな植物のひとつが”パッションフルーツ”
つる性、常緑の植物で真夏に果実を収穫できます!
5センチぐらいのキウイフルーツぐらいの大きさの実は
紫色に熟してきます!
収穫して少し寝かせると甘さが増すらしいですよ!
■プランとイメージ図
ご提案としてこういったちょっと前傾した
誘引フェンスを考えみました!
これは”果実を収穫する”ってことを前提にしたアイデアです!
つる性の果実っていうとブドウとかなんですが
通常はパーゴラに絡まって上からブドウがぶら下がっているイメージですよね
そういったニュアンスを少しでも味わって欲しいがため
前傾にしてパッションフルーツがぶら下がるようにしました!
この場所に完全なパーゴラを作ってしまうと
奥の別のパーゴラをかぶってしまって
急にお庭が狭くなったように感じるため、こういったカタチにしました!
奥のパーゴラはコチラ⇒3日間でつくる!ウッドデッキの上に日よけパーゴラ|武蔵野市
■施工と完成!
材料は水に強く腐食しにくいハードウッドのセランガンバツ
ウッドデッキやパーゴラ、フェンス材としてよく使われています!
まずは支柱から!
ハードウッドと言え、地面の土に触れないように
金具をつけて固定します!
フェンスの支柱やルーバーの支柱にいつも使っている金具です
大きなキャンパスみたいですね!
まずは枠を組み立てていきます
地面にぐったりしてるのはパッションフルーツのつるです!
早く誘引してあげたいですね
大まかな骨組みが出来たところです!
この骨の間に金網フェンスを設置します
このハードウッドが水に強いと言えど
やはり小口、材木の切り口からは水が入りやすいです
そこでその小口を完全に隠すような設計にしました
さらに全体の強度が上がるようになっています!
後ろ姿、表通りから入ってきたところの風景です
奥のパーゴラをどのようにかぶって見えるか、気を使いました
ある程度のかぶりにしないと
急にお庭全体が狭く感じるからです!
誘引するための金網をつけました
サイズ感がちょうどなのが素晴らしいですね!
色はブラウンで材木と風景に溶け込みます!
そしてお待ちかねのパッションフルーツのつるを誘引です!
上手に絡んでくれるといいですね!
パッションフルーツは真夏にぐんぐん伸びます!
果実に気を付けて剪定しないと、すぐにモジャモジャになりますから
気を付けてくださいね!
この目線のバランスを重視して、高さや大きさを決めました
このお庭を魅力はこの何も無いところの空間なのです!
それが解放感だったり、ゆったりした空気感を生み出しているのです
パーゴラやフェンスのチカラだけではなく
何もない空間こそ、このお庭のチカラなのです!
素敵なご自宅とお庭ですね!
武蔵野市のナチュラルガーデンでした!
ありがとうございました