自然石の花壇づくりが出来たら
今度は”自然石のアプローチ”を
作っていきましょう!
玄関アプローチは毎日、何往復もする
ちょっと強度が必要な場所です
お庭の小道より、しっかり作る必要があります
そういった場合
アプローチの下地をキッチリ作ります
基礎が必要と言うことですね!
もくじ
アプローチづくり
下地づくり
下地には砕石をしっかり厚めに敷きます
砕石とは岩を砕いて大きさをそろえたものです
砂利と同じような感じですね!
砂利や砕石はすべて同じ大きさだと
どんだけ引き締めても固まることなく
動いてしまうのです
それは砂利や砕石の隙間同士に隙間があるから
動くスペースがあると引き締まりません
そこで0mm~40mmの色んなサイズが入った
砕石を使うのです
お互いの隙間に入り込んで引き締まるということです
基礎づくりのために
砕石の上にコンクリートを打ちます
厚み7cmで施工します
コンクリートは流動性があるので
両端に流れ出ないよう壁をつくる必要があります
そのためフルサイズの大き目の自然石と設置して
壁の役割を任せます
さらにこの玄関アプローチはステップが二段
歩きやすいようにステップの石を設置します
小さな石の連続だと
目の錯覚でステップを認識しにくい!
ですので安全性とデザインの観点から
違う自然石を設置することで
実用的で素敵なアプローチになるということです
基礎づくり
次に基礎コンクリートを打ちました
厚みは7cm、この上を通るのは基本的に人間だけ
それを考えると基礎としては十分な厚みですね!
この上に貼っていく自然石は厚み2cm
ちょっと薄いので下地と基礎をしっかり施工します
見えない部分ですが重要ですよ
完成のイメージが見えてきましたね!
アンティークストーン張り
今回、アプローチの石に選んだのは
フランスから輸入されてきた
アンティークストーンです
実際に使われてきたので
表面は凸凹があり、使用感もあります
大きさも様々なランダムな感じですね!
基礎として打った
コンクリートが乾いたら
バサモルタルを使って石を設置していきます!
今回は少し曲線になってますので
歩きやすいよう、またポイントとして
真ん中の段の石は斜めに設計しました!
石は同じ方向に並んでいる
または連続したところに
段差があると認識しにくく危険もあります
高さをしっかり確認して
雨水が溜まらないようにする水勾配や
歩くときにつまずかない様に施工に気を配ります
色んなサイズがあるアンティークストーンですが
少しでも規則性を持たせると
とてもキレイに落ち着いた感じでキマります!
こうやって見ると
もしアンティークストーンが全部同じ方向を向いていると
ちょっと見にくくないでしょうか?
道路から見るとまだ段差を認識できますが
玄関から歩くと上から見下ろすことになります
そうなると段差が分かりにくいので
足元の危険につながります
そういった日常生活を想像して
デザインを考えております!
まとめ
もう少しで完成ですね!
目地はちょっとだけ深めにしてあります
あまり上まで入れすぎると
自然石の表情が隠れてしまいます
そして石の形状から
目地のモルタルを石の表面に近づけると
目地が広くなってしまい立体感も味もなくなります
そこら辺の塩梅というのが
職人さんとデザインのチカラということです!
玄関アプローチのアンティークストーン施工は
しっかり下地をつくって
その上に石を貼っていきましょう!
玄関アプローチをオシャレに決めたい方!
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