僕たちは皆さんからご連絡いただきお庭をデザインして、施工管理まで一貫して行っています。モノづくりにおいて実際に施工するのは、全体の2割ぐらいのことです。本当に大切で時間が必要なのは残りの8割。
その8割には皆さんとの話し合いや、デザイン、施工に関する準備など、実際に庭づくりの作業をする前段階のことです。
そこで代表の横田が今までの経験と考え方、今の時代や生活スタイルにどうマッチさせているか、『デザイン』についてご紹介させていただきます。
デザインの3つの要素 『対象』、『条件』、『イマジネーション』
まずデザインするってことは、ある目的があるのです。それは”何か”についてかもしれませんし、”誰か”についてかもしれません。
全てのモノづくりについては、多くは誰かについてデザインすることが多いのです。それは対象者ということでそれが明確になっているほど、そのデザインはその方々にとって、とても有意義なものであるという事です。
分かりやすい例でいうと、車いすやベビーカーのためにスロープが設置されている。目が不自由な方々のために点字ブロックがある。もっと広い意味ではトイレの男女のマーク、世界規模の約束事として男性女性のシンボルが使われてます。
1.対象
誰かについてデザインする目的”その誰かをどうしたい?”のかっていう事です。笑顔にしたいのか、問題を解決したいのか、幸せにしたいのか。
そうすると特定の誰かについて考えることになります。ある子供のために(例えば私なら姪っ子とか)どうやったら笑顔になるのか?その人に興味をもって考え、知ろうとするのです。
これが”ヒアリング、リサーチ”なのです。そうするとその子供のことが良く分かってきます。どうしてこの花が好きなのかな?どんな遊びが好きなのかな?誰と遊びたい、何をしたいのかなって知ることが大切です。
2.条件
その対象の事実は、箇条書きとして書き出されます。例えばお庭づくりのお客さんの実例をとってみると。
などなどもっとありますよね!そこにご本人やご家族の要望や希望、理想が付け加わります。
- 忙しいけど植物で季節感を感じたい
- 手がかからないお庭にしたい
- 他の家族でも楽しめる環境にしたい
- アンティーク風なイメージ
- ラベンダーは好き
- 泥だらけになるのはイヤ
などなどご希望などはワガママになることが大切です。もちろん我儘になって頂き、本当の理想を聞きたいのです。本音こそその方々の欲であり問題であり、その実現のために解決する必要がある事柄です。
さらに実際の現実的条件があります
- 日当たりなどの環境
- メンテナンスにかけられる時間
- ご予算
- 工事期間
- 工事開始日
- 近隣などの環境
など、これは僕たちと対象の努力でもあるのです。環境の多くは、特に都心部では周りの影響を受けることが本当に多いです。お隣の家で影になる、土が建築時のままゴミだらけ、敷地の広さが確保できないなどです。
これらすべてが”条件”ということです。これが無いと無制限に本当の自由に庭づくりが出来ます。しかし、その条件の枠の中で、皆さんにとって一番価値あるお庭を考えることが出来ると言えます。
3.イマジネーション
イマジネーションと言っても難しく考えることは無いのです。先ほどの箇条書きの条件を元に、そのお庭で過ごす家族や皆さんの生活や人生について妄想するのです。
例えば、いつも小学生の娘さんのことを第一優先に考えているけど、本人はもっとこうしたいって思っているのかな?忙しいから手が出せないと思っているけど、もっとたくさん植物を育てたいのかな?
イマジネーションは、皆さんがいつも日常生活で行っていることなのです。家族のだれかのことを考えたり、相手のことをもっと知ろうとすることです。
聞きにくいことは聞く必要はありません。だって妄想だから自分勝手なんです。善意をもって相手の言葉や仕草、表情から本音を理解するのです。そして確認する。
実はイマジネーションっていうと空を飛んだり、魔法を使う感じに思われるかもしれませんが、『相手のことをどれだけ考えるか』ということが大切です。
空を飛ぶようなイマジネーションは、次の段階の要素のひとつです
私たちの思想、そしてデザインを生む!
思想とは考え方、あり方、やり方だったりします。僕たちの庭づくりは自然素材を多く使ってナチュラルガーデンを作っています。キーワードは”自然をデザインする”、それは野生的な自然をデザインという僕たちの力を使って今の時代にマッチさせる。
東京や関東をベースにしている僕たちは、大自然がある土地で生活しているわけではありません。都会の中でいかに自然と植物、生命を感じ、学び、心ある毎日の生活を豊かに過ごすか、それを実現するのが、僕たちの庭づくりであり、これからの庭の在り方だと思います。
皆さんの大切な対象者は誰でしょう?家族?子供?地域の人たち、そこに僕たちの”思想やデザイン”という考え方をプラスするのです。
それは”対象の要素+思想”というより、”対象の要素×思想”である方がいいです!
プラスは合わせるってことですが、いつでも別々に分かれちゃう可能性が多いのです、とって付け足したような独りよがりのデザインではなく、掛け合わすような、溶け込むような、喜びが何倍にも膨らんでいく豊かさを実現するのです。
よりアート性が強くなってしまって、対象の皆さんを置いてきぼりにするのです、カッコいいけど管理出来ないよねとか使いづらいよね、そういった結果になる場合が多い。
要素×思想の合計は混ざって溶け込んで、元に戻らない新しいひとつの何かに生まれ変わるのです!それは表面的なカッコいいデザインではなく、普遍的な豊かさであるべきです。それが僕たちが目指す”デザイン”なのです。
とは言え、この生み出すってことが大変な行為なのです。芸術の世界ではひとつの作品を完成させることを”出産”と比べられることも多く、大変困難で苦しい、時間のかかる場合もあります。
実際に施工に入っても、微妙な調整は繰り返し行います。実現可能なのか?機能的なのか?そもそも地面を掘ってみないと分からないことも多い。
僕たちの職人さんはベテランで経験豊富です。経験があるということは対処方法も多く知っていて、その都度、対応も出来るのです。良くなければ良くなるまで何回でもやり直しするだけです!
お見積りやご相談は無料ですので、お気軽にお話しを聞かせてください。まずは皆さんの本音を知ることから始めましょう!
庭づくりのお問合せやご質問などはコチラからどうぞ!
LINE公式もあります。連絡の見落としが無く安心楽々!今なら『ジブリ庭づくり診断』を無料でやってます!
さいごに
デザインはどんなモノにも適用できます、デザインの力って”問題解決”です。そのために対象者とその方の問題、目的をハッキリさせましょう。対象者は想像でも良いですし、実際のだれかでも、自分だっていいのです。
条件はたくさんある方が的確に鋭いところをつくデザインになりやすいです、少なすぎると間違った結果になりやすいです。
大切なのはよく対象について調べ、理解すること、対象を好きになり共感するのです。共感とは相手を理解することです。一緒になって喜んだり泣いたりできることです。
そうなれると最高の理解者になり、より良いモノが出来上がります!僕たちはいつもそう思っています、”一緒にデザインして庭づくりしましょう!”
ご相談は無料ですので、まずは会話からはじめましょう!我儘になったもの勝ちですよね、ぜひご連絡ください。
庭づくりのお問合せやご質問などはコチラからどうぞ!
LINE公式もあります。連絡の見落としが無く安心楽々!今なら『ジブリ庭づくり診断』を無料でやってます!