新築住宅の外構工事”植物がいっぱい!”の駐車場づくり|調布市⑥

基本的に緑化ブロックというのは
公共施設などで使われることが多く
個人邸では”たまに”見かける程度です

緑化ブロックに植栽される植物は
やっぱり植物なんです、日光が必要!
もちろん日陰に強い植物も使えます

公共施設では断続的に
車が駐車されていることは
あまりないと想定されます

それに引き換え個人邸では
車の頻度がご家庭によって様々です

車通勤される方が感染症で自宅勤務になった場合は車の頻度がかなり下がる

以前は車通勤されていた方が
ご自宅で仕事をされることが増え
車が動くことが減った方もいらっしゃいます

そうなると植物の上に
いつも車が乗っている時間が増えることになります
そうです、日陰になってしまうのです

皆さんの生活スタイルに合わせて
何がベストなのか、ご提案できる
それが私たちの仕事の一旦でもありますね

六日目【緑化ブロック設置】

駐車場は前々回、砕石を敷き
高さ調整をキッチリ行っております
新築住宅の外構工事”植物がいっぱい!”の駐車場づくり|調布市④

職人さんたちはいつも同じメンバーで
施工してくださいます
”現場の流れ”がありますからね

今回は緑化ブロックを運んできていただきました
さらに下に敷く不燃布、砂
材料がたくさん必要ですね!

調布市で施工する緑化ブロックの搬入

ほんの一部です
この山がたくさん必要ですね

コチラの緑化ブロックは
緑化率より安定感があるインターロッキングです
高さが10cmあり、約25cmの八角形をしています

八角形の外観と四角形の空洞がある緑化ブロック

インターロッキングブロックは
ブロック同士が摩擦で固定されます
接着剤やセメントは使っていないのです

そのため隣のブロックと接する面積が広いほど
摩擦率が高くなり
しっかり固定されるってことです

下地づくり

調布市の緑化ブロックの施工の下地づくり

前回は地面の沈み込みがないよう
砕石をいれて転圧したところです

完成の高さも調整してあるので
あとは緑化ブロックを設置するだけに
なっていますよ!

緑化ブロックの設置のための下地づくり

まず砕石の上に
不燃布を敷きます
不燃布とは水は通すけど砂は通さない

どんなものか知りたい方は
コチラをご覧ください
【実験】本当に不燃布は水を通すのか?

試しに水をかけてみると
ほぼそのままの勢いで
水が出てきますね!

その不燃布を敷きまして
砂を乗せます

砂は緑化ブロックの高さ調整のために敷きます
粒が細かいので繊細な調整が可能なのです

砂を敷き詰めるために不燃布を敷く緑化ブロックの施工

砂の粒が細かいということは
不燃布がないと、どんどん砂が砕石の隙間に
流れていってしまうということです

不燃布を敷くコトで
砂と砕石をキッチリ分けることが可能です
雨なのどの水は通すということです

レンガ花壇に排水層をつくるための砂利入れ

鉢植は特にですが
花壇を設置する場合にも
ときどき不燃布を挟むことがあります

鉢底石を入れて不燃布を敷く
その上から土をいれるのです

これも雨などの水で
土の流失を防ぐためなのです
ベランダなどの排水詰まり防止に最適ですよ!

緑化ブロックを敷く前に転圧作業

さらに転圧をかけて
砂を敷き詰めます
端っこまで入れることが大切です

この段階である程度、高さも調整しておきます
今回使用する緑化ブロックは高さ10cmです
完成を考えて施工します

ただ!緑化ブロックを敷いたとき
ほんのわずか、1cmでいいので
飛び出るように高さ調整をしておきます

なぜなら車が乗ったり、緑化ブロックの自重で
ほんの少し緑化ブロックが沈むからです
その沈みも計算して、高さが丁度がベストなのです!

緑化ブロック設置

緑化ブロックの設置風景

まずは砂の地面を綺麗に整えます
そのために大きな”水平器”を使って
高さを確認するのと角度を調整します

地面が綺麗に整えられたら
緑化ブロックを敷き詰めていきます
隙間がないよう、ピタッと!

砂の地面を綺麗に整えて緑化ブロックを設置していく調布市の個人邸

かなり綺麗に整っていますね!
さすがの職人さんたちです

排水管の蓋の周りも
緑化ブロックをカットして
隙間がないよう敷き並べていきます

調布市の個人邸の駐車場づくりで緑化ブロックをカットする作業

カットは”サンダー”という機械を使っています
緑化ブロックはコンクリート素材ですので
ダイヤモンドの刃であればカット可能です

画像の大きな風船みたいな機械は
”集塵機”です、ゴミのチリを吸って集めてくれる
環境や周囲に優しい機械なのです

緑化ブロックを設置しながら細かいところを整地してくれる職人さんたち

かたや細かい部分の整地をしてくれる職人さん
それぞれがベテラン職人さんたちなので
スムーズに作業が進んでいきます

どこを先に施工して
次の施工場所をつくる
そういった連携作業ができるのが素敵ですね!

調布市の新築個人邸で施工した緑化ブロックの施工途中

今回はの緑化ブロックは八角形です
ですので”ハチの巣”みたいな形になっていきます
これは”かなり強い強度”をとれる形なのです

緑化ブロックの植栽部分

四角い隙間には土をいれて
植物を植栽するのです
良く使われているのが”芝生”ですね

ただコンクリートの駐車場にしてしまうより
”少しでも緑を”という方には良いですね!

調布市の個人邸での緑化ブロックの設置が終了した後

周りの植栽部分や玄関アプローチの残して
緑化ブロックの設置が完了しました

セメントや接着剤を使わないので
まさに画像の通り、設置ができれば
すぐ上に乗っても問題ないのです!

コンクリートの駐車場では物足りない方
緑がある空間にした方には
緑化ブロックはイイかもしれません!

まとめ

個人邸の玄関前と駐車場に緑化ブロックを設置した

緑化ブロックの設置には下地が大切です
砕石、不燃布、そして砂です

砂で緑化ブロックだけではなく
石材も設置することもあります

その際は、時間とともに
地面が下がってくることを計算にいれましょう!
完成の高さより、ほんの少し高く設置するのです

それが美しく、強度ある緑化ブロックの施工ポイントです!

緑化ブロックの自然風な設置方法

コンクリートだけの駐車場より
約60%は緑化できます

少しでも生活に潤いが欲しい方
緑ある生活スタイルを楽しみたい方
植物が好きな方

皆さんの住宅に”緑化ブロック”は設置可能です!

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