ウッドフェンスを作る楽しみはどこにあるのか?
人それぞれかもしれないけど
私は”横板”をつけるところにあると思う!
一見すると、とても単純作業な感じもあるけど
実はとても精密でもある
でも繰り返しの作業でもある
ひとりで作業するとちょっと面倒だけど
2人で作業すると面白い!
それが私のウッドフェンスの”横板”のイメージ!
もくじ
前回【支柱設置】
![ウッドフェンスの施工で笠木を乗せた状態の支柱設置工](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/05/4-8.jpg)
前日にウッドフェンスの支柱を全部立てました!
一日経過して、コンクリートも表面は固まり
本日は横板をつけていくことに!
ちなみに季節にもよりますが
コンクリートが完全に乾ききるのは
三日かかると言われています
まず何時間かで表面が薄っすら乾きだし
次第に内側、中身が固まってきます
そうして完全に乾ききり
コンクリートとしての強度を発揮するまで
三日かかるというのです
駐車場などの”土間コンクリート”は
三日、必ず待った方がいいですよね!
もし凹んでしまった場合、修繕が大変です!
施工【二日目】
横板をつける
![狛江市で施工途中のウッドフェンスの施工風景](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/06/2.jpg)
今回はセランガンバツを使用
少し白っぽい板肌がとても綺麗です
この木漏れ日に映えますね!
支柱をつけて笠木を付けたら
今度はウッドフェンスの横板を
ドンドンつけていきます!
寸法にカットして
ビスで留めるだけ!
と、言いたいですが
ちょっとした下ごしらえをしておくと
後々楽に施工が出来ますよ!
![ウッドフェンスの施工のポイント](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/06/1.jpg)
基本的に横板は出来るだけ長い板を使います
もちろん、板自体が真っすぐである必要がありますし
ねじりなどが無い方が良いですね
しかし、いくら真っすぐな板だからと言って
素直に端から同じ長さでつけ無い方がいいです
”今は”真っすぐな板でも、いずれ曲がってくるのです
そのことを考えて
横板は”チドリ”につけていく方がより良いですね!
横板を一つ飛ばしに同じ長さで付けていく
横板の上下では長さが違うのです
画像では一つ飛ばしに横板をつけていってます
そうするために、すべての支柱に
横板をつけて位置を書いておく方が良いです
しるしをつけておくのです!
![ウッドフェンスの横板を楽に綺麗に施工する方法](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/06/7.jpg)
材木は長くても4mが一般的
フェンスの長さがそれ以上の場合
途中で繋ぎ目が発生します
例えば、フェンスの左端から板を付けていくと
繋ぎ目がそろってしまいます
上の画像では繋ぎ目は
一段飛ばしになって、繋ぎ目はずれていますよね
そして順番になっています
こうすることで繋ぎ目が
一列に並ばないようにしています
なぜなんでしょうか?
フェンスの高さや使う材木のサイズにもよりますが
自然素材の材木でも、ハードウッドでも
何年後何十年後には曲がってきます、反るのです
そのときに目地がそろっていると
すべての板が同じように反ってくるので
その曲がりが目立ちます
ところが、一枚づつ反りが違うと
その曲がりが目立たないのですね!
そういった効果があります
![板を順番に設置していく職人さん](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/06/5.jpg)
ですので職人さんは一枚飛ばしで
横板を付けていき
施工性をアップしているのです
横板を一枚づつ、ずらして設置していってもいいですよ
でも自分の場所もずれなきゃいけないし
一枚づつ確認して設置しなきゃいけなくなります
作業は”繰り返し”の方が
施工性が良いのです!
![狛江市の個人邸で施工したウッドフェンスの横板をつける作業](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/06/8.jpg)
二日目はここまです
明日、残りの横板をつけます
下の部分はウッドデッキで隠れますよ
今、この段階でも
”木漏れ日”が素敵なことになっています!
本当に素晴らしい!
樹木の影がウッドフェンスにうつる
それがこのお庭の雰囲気をつくっています
お客さんのお話では
2階からの景色が最高らしいです!
自然の恵みですね
まとめ
![木漏れ日がウッドフェンスにうつる最高のロケーション](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/06/9.jpg)
こうしてみると
”セランガンバツ”の板色の美しさ
その板肌がお庭を明るくしてくれます
ハードウッドの中でも
明るい色合いの方ですね!
とてもナチュラルな感じが好印象です
何もメンテナンス無しで
15~20年腐食しないで使えますので
とてもオススメな材木です
価格的にも流通の量も圧倒的なので
良い材料も手に入りやすい!
- 横板をつける印を支柱につける
- 目地を揃えないようずらして横板をつける
- ”繰り返し”同じ作業する方が作業性が良い
ウッドフェンスの横板を付ける時
注意するのはそのくらいなんですよ
カットしてつける!
一気に完成に近づく作業ですので
とても楽しんで出来ます!
明日は”ウッドデッキ”に着手
出来そうですね!
それも楽しみです!
![造園会社ぐりんぐりんへのお問合せアイコン](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/08/1-7.jpg)
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