皆さんのお庭にあるウッドデッキですが
”もう1か所、ステップや階段を増やしたい”とか
そんな、ちょっとした希望はありませんか?
そこで簡単にDIYで作れる
”ウッドデッキのステップの作り方”をご紹介します!
これは、実際に神奈川県の葉山町で施工した実例です
もくじ
DIYでも出来る!簡単につくる!
はじめは基礎からですが、地面が土だった場合でご紹介します
![ハードウッドとソフトウッドの材料](https://grengren.com/wp-content/uploads/2019/05/0192d38218dd06ee11ffd328b38e9c23287f805dc2_R.jpg)
ウッドデッキのステップの材料はこれだけ!
皆さんが材料を買う場合は
ホームセンターで購入されることが多いと思います
寸法が分かっていれば購入時に、全部切ってくれるサービスがありますよ!
写真の左側はステップの足です
上下反対に置かれています
ここはいわゆるステップの骨格です!
材料はイタウバというハードウッドの種類です
イタウバはお値段も手ごろでウッドデッキなどでよく使用される材料です
雨など腐食に強い!って特徴があります
もっと安価な材料はありますが、それは雨などの水に弱い素材ですので
腐りやすく、せっかく作ってもすぐにダメになってしまうことがあります
![コンクリート平板で固定したウッドデッキのステップの基礎](https://grengren.com/wp-content/uploads/2019/05/01b7fcbb7a9e52075c60b1348d16ee01cdda01f293_R.jpg)
まずは大切な”基礎”づくりです!
ホームセンターなどで売っている”コンクリート平板”です
おおよそ厚みは6センチあります
今回はしっかり固定したかったので
モルタルを下に入れてコンクリート平板を固定しました!
土を床掘して、砕石を入れて、モルタルで固定
今回の基礎の固定の仕方はコチラと同じつくりです!
⇒初心者でもアンティークレンガで簡単DIY!おしゃれ花壇を作る!
ご自宅に余っているレンガなどでも代用することは可能です
レンガだと8センチの厚みがあれば、モルタルを使用することなく
土を掘って半分ぐらい埋めて基礎として使用することもできると思います
基礎のポイント!
※地面の土が柔らかい、硬いなど状態によりますので不安なら砕石、モルタルを!
![基礎の上に並べたステップの足](https://grengren.com/wp-content/uploads/2019/05/013fe936aae8158fa56d83387142879afb0f416557_R.jpg)
基礎の上に先ほどの材料を乗せた状態です
材料はイタウバ、10センチの角材、塗装なし
足が4セット並んでいますが、前後2セットで一つのステップになります
階段状ですので前は低く、後ろは高い
支柱のポイント!
※下の写真の『H』高さが等しくなるように最初に計算してください
土の地面からウッドデッキの床までの高さを3等分すれば高さが出ます!
![ウッドデッキのステップの寸法付き](https://grengren.com/wp-content/uploads/2019/05/12e4eb2a104d971f1ff3dadfcf28aa17.jpg)
ステップの横の長さ『W』はお好きな寸法で!
今回は1メートル35センチ
人が安全に通るには70センチあれば十分です
庭づくりで人が歩く通路をつくる場合は
70センチがおおよその基準となっています!
それぞれのステップの長さ『L』は足を乗せる幅です
写真の右側に赤い四角が5つ並んでいますが、そのとおりに板がつく予定です
通常30センチ以上あれば十分です
男性の靴でも28センチあったら大きいほうですよね!
家の階段を参考にしてもいいですね
![ウッドデッキのステップを手作りで作る手順](https://grengren.com/wp-content/uploads/2019/05/01e8b56043f676d63cb3d62ab9afc3eaf036c10522_R.jpg)
ハードウッドでつくった基礎の足を”幕板(まくいた)”でそれぞれを固定します!
”幕板”って垂れ幕みたいに、支柱などを隠すように
横面や周りに取り付ける板のコトです!
4つバラバラだった足がこれで一つの大きな塊りなりますね
足はハードウッドを使用しましたが、この幕板はソフトウッドの代表格
”レッドシダー”を選びました
既存のウッドデッキがレッドシダーで作られているので合わせました
透明な腐食防止の塗料は塗りますので、水にも強くなります
経年劣化するとやっぱり灰色の表面になりますので
2年か3年程度でウッドデッキと同化するでしょう!
![自分でつくるウッドデッキのステップをつけているところ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2019/05/010cdbfe0133ee70164009250d58fee538ff48c99f_R.jpg)
今度はステップの床板を付けていきます!
床板のポイント!
端と端をはじめにつけちゃうことです!
それから内側の残りの板を並べて全体のバランスをみて固定します
デッキの横幅のサイズに関して、ひとつの基準として
この床板のサイズ自体を基準にすると床板を付けるときに楽です!
床板が何センチあるのか調べて(今回は約14センチの板幅が9枚つく予定)
その枚数分の長さにすればいいのです
床板同士の間、隙間の寸法も忘れずに!5ミリでも1センチでもいいです
隙間は”目地(めじ)”と言うのですが
そこから雨水が落ちたり、ゴミが落ちたりするので少しでも空けた方がいいです
ウッドデッキの目地は1センチが多いのでこれに合わせてもいいですね
![DIYでウッドデッキのステップの床板を付ける](https://grengren.com/wp-content/uploads/2019/05/01d1c0b488abbf3c3bce0f052709f38b4bea525a1e_R.jpg)
この写真は床板の端と端を固定したあと
内側の残りの床板を並べたところです
床板の目地幅に気を付けて均等に並べます
それからビスで固定する場所に印をつけちゃいます
あとは順番に固定していくだけです!
![完成したDIYでも施工可能なウッドデッキのステップ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2019/05/01b36644176522fe26281a3adbe243f9f271373058_R-1.jpg)
完成するとこのような感じです!
表面的にはソフトウッドの”レッドシダー”しか見えませんので
いずれ経年劣化すると材木の色が灰色になって
既存のウッドデッキと同化します!
![1日で簡単にDIYで作るウッドデッキのステップ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2019/05/01258c02b6c61187dc97e7601025ee6bdaa9b3fb71_R.jpg)
幕板のところで横の板だけの写真しかありませんでしたが
前側もつけてくださいね
前面の幕板をつけてから床板をつけることをオススメします
その方が幕板からどれだけ床板を飛び出さすか、分かりやすいですよね!
それで完成です!
けっこうシンプルに出来ますよね
ウッドデッキやお庭づくりでご相談したい場合はコチラ!
DIYのポイント!!
1:図面を描いてみる!
自分だけが分かればいいのでこんな感じのステップが欲しい!って絵を描いてみる。長さや寸法を決める。そうすると材料の数と寸法が出てくるので準備しよう!材料は素材によって規格の寸法が違うので購入する先に確認した方がいいですね。ネットでの通販は厚みとか寸法の記載もあるし送ってくれるので便利ですね。
図面を描いてみることが完成の7割!とても大切です!
2:材料の準備!
どうしても工具が必要になってきます。ホームセンターで貸し出しもしてくれます!材木のカットはそのホームセンターで購入しなきゃカットしてくれない場合が多いですのでご確認ください。消耗品である切る刃とかビットなどは自分で購入してくださいと言われるかもしれません。
ポイントとしてビスはステンレスのモノを準備してください。打ち付ける材料に2センチ以上入らないと強度が確保できませんので、必要な長さのビスを選んでください。長すぎると材料の裏から飛び出す危険がありますので注意!下穴をあけた方がいいので木材用のキリを準備してください。ビスと同じサイズだと効かない場合があるのでほんの少し小さなサイズで。
3:確認しながら組み立てる!
慌てなくてもいいのでいちいち確認しながら組み立てましょう!あとで直す方が大変ですので、キリで下穴をあけてしまう前に図面を確認して、実際に材料を当ててみてOKなら組み立てましょう!ちょっとのズレは愛嬌、味です。できちゃえばOKなんです!
![DIYでつくる際のビスの位置のポイント](https://grengren.com/wp-content/uploads/2019/05/2cbea88594f5e5a874eda839183f3b18.jpg)
1枚の板を他の材料と固定するときは必ず2か所ビスを打つ!
![DIYでウッドデッキのステップをつくるさいのポイント](https://grengren.com/wp-content/uploads/2019/05/44e550d55d8089beb65140ad294ddb27.jpg)
赤〇はビスを打つ位置の参考です
1か所につき2本ビスを打つと固定できます
下穴をあけて、ビスを打ちます!
やる前は難しく感じますが、何となく出来るモノです
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まとめ!
上手につくることがDIYじゃないんです
Do it yourself!
あなた方自身でやってみる!ことが大切なんです
一人でって意味じゃないんです、何人でつくっていいのですよ
大切なのはやってみること、分からなきゃ誰でもいい
ホームセンターの店員さんだって聞けばいいです
一番大切なのはチャレンジです!
さぁ鉛筆と紙を準備して何をつくるか
さぁ!絵を描いてみましょう!それなら誰でもスタートは出来ます!
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