オシャレ砂利5選!DIYで雑草対策!ナチュラルガーデンの庭づくり

私たちが以前から気になっていたこと
それは皆さんにとって”お庭が厄介なモノ”になっていないか
ということでした

管理された芝生の上に雑草がはびこったお庭

”厄介とは?”

  • 管理する時間がない
  • 手に負えない
  • どうしようもなくなった

そういった”困った存在”になってないかってコトです
どれも後ろ向きの感想ですよね!
今の時代のお庭の在り方、について考えるキッカケでもありました

そこで私たちは今の時代にマッチした
お庭づくりへの”考え方”を問い直しました

ただ自然がいっぱいなだけのお庭でいいのかな…
その結論としてたどり着いた、ひとつの答えがコチラ
DIYでオススメ!ナチュラルガーデンの庭づくり!2つのポイント

そしてもうひとつが今回のテーマ!
『砂利でオシャレに雑草対策!ナチュラルガーデンの庭づくりのコツ!』
たかが砂利であっても自然素材なのです!

簡単に出来る!砂利敷きのやり方!防草シートと砂利

リズムがある砂利のお庭づくり

一番簡単で、負担のないお庭づくりのやり方でもあります
しかしその実態はいったいどんなものでしょうか?

砂利をお庭に敷けば、雑草が生えてこないって思いがちですが
実はそれだけでは雑草は、また生えてきます

砂利を敷く前に、”防草シート”というアイテムが必要なのです
ペラペラの紙みたいなモノですが
一枚敷くだけで、全く違う効果が得られるのです!

今回は”雑草対策”という、ちょっと後ろ向きの言葉を超えて
『どうせなら砂利でお庭をオシャレにしよう!』
という、前向きなワードでお庭づくりを楽しみましょう!

防草シートの敷き方

それではDIYでも出来る!砂利と防草シート
敷き方、コツとポイントをご紹介します!
今回は私たちが世田谷区の個人邸で施工した実例です

詳しくはコチラ⇒雑草対策!子供のため、安いオシャレな砂利|世田谷区の庭づくり!

地面を整える

何と言ってもまずは地面を綺麗にしましょう!
雑草を除去して、できれば根っこから取りましょう

日陰で手付かずのドクダミで覆いつくされた細長いお庭

コチラのお庭の場合は、繁殖力が強い”ドクダミ”だらけでした
出来れば手で根っこから取って欲しいですけど、なかなか大変です

ドクダミは地面に少しでも根っこが残っていると
いずれ成長して芽を出します
表層の葉っぱを取っても、すぐに成長してくるのです

場合によっては除草剤を使っても良さそうですが
ドクダミは一回の除草剤だけでは死滅しないことが多いです
地中深くの根っこまで、薬が効かない場合があるからです

ドクダミの根っこってどれだけ深く地面に張っているか
ご存じですか?

ドクダミでいっぱいだった世田谷のお庭の除草を行った綺麗なお庭

私たちは実際に地面を掘って、ドクダミの根っこを除去しました
一般的には地中20~30cmに根っこが存在すると言われていますが
実際は40cmぐらいに成長します!

その根っこが残っているだけで
ドクダミは再生してきます!
凄まじい生命力!

除草が終わったら、地面をしっかり固めておきましょう
少しづつ踏み固めて、を繰り返して行います
のちのち陥没すると大変ですよね

防草シートを選ぶ

今現在、いろんな種類の防草シートがありますが
大きく分けるとビニール製と紙製です

高密度135G 防草シート 1m×50m ブラック
(抗菌剤+UV剤入り/厚手・高耐久4-6年) [黒 雑草防止 雑草シート 除草シ
ート]

これは”ビニール製”で昔からあるものです
農地とか空き地で使われてきました
ただ、私たちはあまりオススメしていません!

厚みも薄く、破れやすい
砂利を敷くと重さや石の角で傷みやすいです
ただ、安い!

【¥5,480円 税込み、送料無料】

オススメは紙っぽい素材のこちら!

【防草シート〈2本セット〉】【幅(約)1m×長さ(約)10m】
【モスグリーン】ピンは別売

和紙っぽい手触りですが、ポリプロピレンという不燃布です
砂利の重さにも耐えれますし
しっかりした素材感です!

【¥3,350円 税込み、送料無料】

防草シートをあとから交換するのは
砂利を動かしたりして、とても大変な作業です!

はじめから良い防草シートを選びましょう!

そして商品が良ければ
それでOKな訳ではありません!
”使い方”が重要ですよ

防草シートを張る

防草シートの敷き方

防草シートの素材は色々ですが
紙っぽいものは折り目がつけやすいです

壁と地面の境目で折り目をつけて
壁に沿わせて、防草シートを立てるようにするのです

最低1cm

もし防草シートを張る場所が、人目につかないなど
見た目より実用性が大切なら
4cmぐらい立ち上げても良いと思います!

砂利を敷くための防草シートの敷き方

防草シートを立ち上げる理由としては
太陽光が地面に当たらないようにするためです!

太陽光があたれば雑草は育ってきます!
ちょっとした事なんですが
だいぶ効果は違ってきます

当然立ち上がりが高いほど
防草シートと壁の設置面積が増えて、密着します
その結果地面に太陽光が当たりにくくなります

そして砂利が防草シートの下に入り込まないようにです!
砂利の大きさも様々!いろんな大きさがあります
小さい砂利は防草シートの隙間から地面に入りやすいのです

そのため立ち上がりをしっかりつけることで
砂利が防草シートの下に入りにくくなりますよね!

防草シートを重ねる

防草シートの幅のサイズは50cm~2mが一般的
よく見かけるのは幅1mです

つまりそれより広い場所に防草シートを敷く場合は
防草シートを並べることになるのです

その際に大切なポイントがあって
正確には”並べる”ではなくて、”重ねる”なのです

防草シートの敷き方

しっかりと10cm以上!
重ねることが大切です
これは厳守ですよ!

その重なり部分から雑草は生えやすいのです
しっかりと十分な幅で重ねることで
太陽光が地面に当たることを防ぎ、雑草の出口を防ぎます!

砂利を敷くときの防草シートの敷き方

またこの繋ぎ目から、砂利が入り込みやすいです
しっかりと余裕をもって重ねることをオススメします

そして細かいスパンでピンを打ちましょう!
そうすることで砂利の入り込みを防ぐことが出来ます

ピンで留める

最後に防草シートをピンで地面に固定します!

U字ピン黒ばんちゃん 15cm 板付 200本セット

20cmの長さで鉄製です
上の丸い部分はプラスティックで
広い面積で防草シートを抑えてくれます

¥4,600円 税込み、送料無料

何本ピンが必要なの?
って思われるかもしれませんが
結構使います

次で”ピンの打ち方”をご紹介しますが
多いぶんには問題ありません!
逆に少ないと先ほどの問題が起きやすいですね

防草シート 固定 ピン PP杭 100本 & ハンマー 

プラスティック製でケガにも安心です!
しかもゴムハンマー付きで安い!

¥2,080円 税込み、送料無料

鉄製と比べると太さもあって、若干差し込みにくいですが
お値段と安全性を買ってもいいかもしれません!

なぜなら、地中には水道管やガス管が通っています
鉄製のピンはそれらを突き破ってしまう可能性があります!

オススメはプラスティック製ですよ!

ピンの位置

防草シートにはピンを打つのですが
その場所はいったいどこなんでしょうか?

防草シートのピンの位置とスパン

画像の詳細⇒こんな仕事も!建築前空き地、防草シートを設置|世田谷区成城

防草シートの端っこは50cmあけてピンを打ちます
防草シートを重ねた部分も同じですよ

防草シートの真ん中は1m間隔で
ピンを打ってOKです!

真ん中は防草シートのゆがみやズレを防止
風が防草シートを煽ったときに役立ちます!

もしピンだけ別に購入した場合でも
金槌ではなく、ゴムハンマーを使うといいですよ!

ゴムハンマー ・ショックレスハンマー 全長27cm

私が使っているモノと同じですね

¥1,159円 税込み、送料込み

こういった道具は、一回買えば
ずっと使えますからDIYでは必要ですね

ピンの他にもレンガの高さ調整など
モノを気づ付けたくない場合に重宝します!

防草シートがきっちり敷けたら
今度は”砂利”ですね!

砂利は防草シートの上にばら撒くだけなので
お好きな色や大きさを選びましょう!

砂利の敷き方

砂利は石が細かくなったものです
自然のチカラで細かくなったものから
人工的に石を砕いたものもあります

明るい色合いが子供ウケする砂利

画像の詳細⇒雑草対策!子供のための安いオシャレな砂利|世田谷の庭づくり

どんな石の種類かは気にすることはありません
どんな砂利がいいのかな、色とかデザインをイメージしてみてください!

輸入砂利でオシャレな庭づくり

画像の詳細⇒10年20年後未来へ、小鳥が舞うナチュラルガーデン|目黒の庭

デザインと言ってもお庭全体ではなくて
お庭をどうしたのか?明るくしたいのか?
シックにしたいのか?防犯は?

皆さんのご自宅の環境やご家族の好みで
それぞれにマッチした砂利があります!

砂利の敷き方

世田谷区のお庭でドクダミを除去して防草シートを敷いて砂利を敷いている画像

砂利は簡単に言ってしまうと
防草シートの上にばら撒くって感じです!

大切なのは厚み
4cm厚に砂利を敷いて欲しいです!

砂利も防草シートと一緒で
太陽光が地面に当たらないようにするためのモノです
また防草シートがめくれない、風化を防ぐものです

もちろん”見た目の美しさ”も大切です!

オススメの砂利5選!

現在の住宅にマッチしたオシャレな砂利のご紹介です!
最近私たちがオススメしている砂利はコチラ!

10kg×3袋 ¥3,300円 税込み、送料無料

この砂利は4cm の厚みを推奨しています
1m×1mは1㎡と言いますが6袋必要ということです

こういった白系の砂利は
お庭を明るくしてくれます!

さらに色んな色の砂利が混じっていますので
小さなお子さんの興味を引きます
お庭で安全に遊んでくれそうですね!

10kg×3袋 ¥3,600円 税込み、送料無料

今度は単色、ピンク系の砂利です
同系色の住宅にはピッタリです

同系色とは近い色合いのコトですが
茶系、赤系の色が近いですよ

この砂利も1㎡に6袋必要です

10kg×3袋 ¥3,300円 税込み、送料込み

ピンク系のシリーズで
今度はイエローです!

色違いですので
やっぱり1㎡で6袋あれば
4cm厚に敷くことができます

イエローは茶色に近い色で
とても落ち着いた、なじんだ感じに仕上がります

実際のお庭づくりでも
イエロー系の色は本当によく使っています!

癒しの空間づくりには
オススメですよ!

10kg×3袋 ¥2,670円 税込み、送料込み

和の雰囲気をもった砂利ですね
落ち着いた雰囲気が好印象です!

砂利を目立たせたくない場合や
盆栽、樹木のねもとには良さそうです
和庭園にはピッタリですよ!

20kg×1袋 ¥3,280円 税込み、送料無料

白い砂利は昔から人気があります
純白、清潔、お庭を明るくしてくれます!

これは一粒が25mmの大きさ
一袋20kgなので1㎡で4袋は欲しいですね!

デメリットとしては”汚れ”ですね
やっぱり目立ちますよ

砂利を洗うのはフルイやザルで水洗いとか
ちょっと大変になります
弱めの高圧でも出来そうな気はしますけども

まとめ

砂利は世界中から輸入されてきます
本当にいろんな特徴や色合いがあって
選ぶのも大変です!

ネット通販されているのは
本当に1%もいかないぐらいです
ただ輸入材はご予算もそれなりに!ですが

今回ご紹介したのは
ご予算も抑えることが出来て
DIYで楽しめるコトが前提です!

砂利の施工はポイントさえおさえれば
簡単と言っていいでしょう!
DIYでチャレンジしやすいです

ポイント

茶色の色合いが強い庭に蒔かれた砂利
  • 地面を出来るだけ平らに整地
  • 防草シートの端っこは1~4cm立てる
  • 防草シート同士10cm重ねる
  • ピンの間隔は最低50cmで打つ
  • 砂利は最低4cm厚で敷く

雑草対策は、たったコレだけ気を付ければ
DIYで簡単に出来るのです!

そして除草と防草シートをしっかり施工すれば
ほとんど問題ありません!

それが今回の基礎であり、一番大切な工程です
あとでやり直すのは大変ですからね!
また砂利を運んだりするのも大変です

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