大都会の東京にも自然を愛する方々がたくさんいらっしゃいます。自然との関わり方は人それぞれだけど、私達は生活に密着している環境づくりが大切だと思っています。
”生活に密着”とは、特別じゃなくて日常と言う意味です。世界にはいろんな刺激的なことや面白いことはたくさんあります。でもそれは”非日常”です。
生活とは毎日の繰り返し、人生で一番おおくの時間を費やしている分野です。食事や就寝もそうですし住宅やお庭、それがどれだけ自分たちにとって充実しているか、価値があるものなのかが大切です。
毎日の生活に満足していると”幸福”を感じることが出来ますね。感謝とか心の余裕、もしかしたら何よりも大切なことかもしれません。
もくじ
今の現状
今回、お問合せいただいた武蔵野市のお客様も、やっぱり自然を愛する方々でした。某有名スタジオの近く、まだ自然がたくさん残る地域です。
新築のお庭にはご自分たちでつくった畑やレンガの小道、たくさんの植物とディコンドラがありました。畑では大根や葉物、秋冬の野菜がとても綺麗に育っていました。豊かですね。
レンガの小道も畑用にDIYで設置したそうです、とてもうまくお庭になじんでいます。そして何より昨年の4・5月に種まきしたディコンドラがとても素晴らしく成長していました!
植物のグランドカバーは泥はねを抑制したり、靴などで土汚れを防止したり見た目以上の効果や役割、ちょっとしたことだけど生活に大切なことがあります。こちらでは北側でもディコンドラがモジャモジャに育っていました!
北側というのは玄関側で日陰です、お客さんがご自分たちで植栽した下草類はどれも日陰や半日陰で育ってくれる植物たち。良くご存じです。
さらにシンボルツリーとして”アオダモ”を植えこむ予定です。上手く育って上の方で枝が広がってくれると、とても見栄えしそうな場所ですね!楽しみです。
西側には駐車場ですがまったくの手つかずです。建築屋さんではコンクリートにする予定だったそうですが、お客さんが『ストップ』をかけて今にいたっています。
自然や植物を日常に取り組みたいご希望が、ディコンドラの種まきにつながっています。しっかりそだっていますよね!排水が悪い場所(駐車場の端っこと真ん中)だけは定着していませんね。
あとで分かったのですがディコンドラが定着していない部分は”粘土”でした。その部分は土壌改良をしないといけませんね。
駐車場の端っこにあるのは畑、葉物がイイ感じに育っていました。しっかり防虫の網も設置されて気遣いが感じられます。夏、秋冬はいつも収穫されているそうです。これも楽しみと趣味と生活が一致した素敵なスペースです。
今回も畑はそのまま残します、駐車場との境目が何もないので、今回は枕木を設置することにしました。車が畑に行かないようタイヤ止めにもなりそうです。
ディコンドラが無い部分は地面がぬるぬる…これは地面の問題ですね、よくあるのがコケが生えるなどですが、これは日当たりか地面の水はけが原因であることが多いです。
逆に端っこのディコンドラの定着ぶりが凄いことになってます!コンクリ側は水はけがいいんでしょうね、良く育っています!
プラン
こちらが図面ですが左側が畑、丸で記したのが植えこむ樹木です。駐車場は全部、石材を設置する予定です。石同士の目地(隙間)が広いですが、その間はお客さん自身でディコンドラの種を撒いてもらいます。
車はお持ちではないので、レンタカーをした時だけこの駐車場を使う予定です、月に一度ぐらいらしいです。そのため石の隙間がディコンドラであっても日が当たる生活環境です。
石材の大きさが分かるように手袋を置いていますが、一辺が1mぐらいあります。かなり大きいサイズでこれを4枚、場合によっては5枚入れます。今回は駐車したときにタイヤが載る位置に設置します。お子さんのご希望で、この上で”なわとび”をしたいそうです、もちろん出来ますよ!
いつも車がある訳では無いので、お庭をして遊べるようにもしたいですね。出来るだけ地面がフラットになるよう施工を行います。
小さ目の石としてコチラをご用意しました。1辺が30cmぐらいあります、25石以上を使っていきます。先ほどの大きい石材の間に設置していきます。厚みも8cm近くありますので下地をしっかりしておけば、駐車場としても十分使えます!
下地に砕石を十分敷いて、石材をセメントで固定していきます。目地が大きい分、石の側面にタイヤがあたることもありますので、しっかり固定しておくことで安心して使っていただけます。
まとめ
駐車場として石材は十分使えます。施工の仕方によってはとても自然な雰囲気をつくることも出来ます。いつも車が停まっている場所では植物を選びます。その方が管理が楽ですし、植物の成長のことも考えないといけません。
コンクリートの駐車場でも良いですが、お庭と両方の役割を持たすことも出来ます。自然なお庭や駐車場づくりはご相談してみてください。
新築住宅の場合、建築屋さんが手を付ける前にお声掛けください。施工によっては2度手間になってしまい無駄が出てしまうこともあります。
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