多くのお庭づくりを行ってきました
自然素材も色んな種類を見て、触ってきましたが
素材は本当にいっぱいあって、全部を知っているわけではありません
今回の横浜市の個人邸ですが
また、新しい素材をつかってみました!
もくじ
備長炭のようなレンガ
![備長炭のようなつや消しの反射が素晴らしいレンガ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_3767.jpg)
ご自宅の雰囲気と色合いにマッチした
灰色のレンガ
ご用意したのは備長炭のような風合いがある
シルバー系のレンガです
その触り心地、見た目、風合い、まさに備長炭!
特に光の反射がとても魅力的なレンガです
ツヤ消しっぽい表面、色合いなんですが
その上で太陽光に反射する、マットな光沢が素敵です
![気泡などすべてが備長炭のようなレンガ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/501b78951472b6d5465bc77c0d6d1132.jpg)
ちょっとした気泡があったりするのですが
それがまた、備長炭っぽい感じになっています!
音は高めのキンキンした感じ!
金属っぽい甲高い響きがあります
施工前〈現場確認〉
まず行うのは現場の確認ですね!
どんな場所なのか?
地面は土なのか、コンクリートなのか、傾斜は?環境は?
何はともあれ、場所を見ることからお庭づくりは始まります!
![レンガを設置する道路沿いのちょっとしたスペース](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_3657.jpg)
現場はスッキリとした新築です
写真の右側の階段を上がっていくと、玄関があります
横浜はとにかく坂道が多い印象があります
地面はコンクリート
仕上げ材を使って綺麗になっていました
ご自宅も、モノトーンを基調とした色合いで
クール、シンプルな家です
灰色のレンガは高級感、シックさ、クールさがあります
強い強調せず、他と相まって植物が映えそうな印象です
![レンガを設置する地面は勾配あり](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_3658.jpg)
右上から左下に向かって勾配があります
勾配とは斜めに地面を傾けることで
雨水などが溜まりにくくするためにつくります
手前は道路なんですが、そこも少し勾配があるのです
場所が山の傾斜にある住宅地なので、街全体的に少しだけ傾斜があるのです
1mに3センチほど左に下がっていくぐらいです
それでもレンガの花壇は水平に施工します
それは住宅や壁が水平に作られているので
それも合わせて水平に作った方が生理的にしっくりします!
施工様子〈鉄筋を使おう〉
![水平を考えながら鉄筋をいれて施工するレンガ花壇](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_3755.jpg)
途中まで施工した様子です
レンガの上に乗っているシルバーの道具は、水平器
地球に対して傾きを確認する道具です!
![レンガの上に乗った水平器](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_3754.jpg)
予定では8段、レンガを積み上げて花壇にしますので
高さは60センチを超えます
![鉄筋をしっかりいれて施工するレンガ花壇](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_3756.jpg)
中に土も入りますし、花壇に子供が乗るかもしれませんので
しっかりとした強度を持たせるために、中に鉄筋をいれます
私たちはどんなレンガでも強度を大切にしています
それは近年の地震の多さ、ささやかれる危険性など
そのご家族、近隣さんの安心のためです
鉄筋をいれるのはひと手間かかりますが、きっと良いものが出来ます!
他のレンガで鉄筋を使っている様子はコチラ
⇒曲線のレンガ花壇と植物|人工芝で楽しむドックラン|江東区の個人邸
施工後〈完成したレンガ花壇〉
![完成したレンガの花壇](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_3759.jpg)
完成しました!
右下の一部欠けているところは
隣地との境界線の印があるので、埋めないように
レンガを加工して施工しています
![コの字になったレンガ花壇](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_3760.jpg)
境界線が隣りの壁から5センチのところにあるので
少しだけ壁との隙間ができます
後ろの壁に固定するように施工するので、後ろはレンガがありません
レンガの一番上は穴が空いていない”笠木(かさぎ)”という種類のレンガです
下のほとんどのレンガは穴が空いていて、中に鉄筋が入るようになっています
その隙間はモルタルを詰めて強度をしっかりとるようにします
![レンガの種類、基本と笠木](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_3766.jpg)
左が”笠木”、右の穴が空いているのが”基本”といいます
穴が空いてるのはモルタルをしっかり詰めます!
そういう前提で作られていますので、注意ですね
![横から見た壁に接したレンガ花壇](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_3764.jpg)
背中側の壁も斜めになっています
右の階段を上がって住宅があります、土留めの意味合いもある壁です
強度を得るために斜めになっています、全体的には台形になっているのですね
![壁の傾斜に合わせてレンガをカットして施工しているレンガ花壇](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_3763.jpg)
壁の傾斜に合わせて、レンガを一個一個カットします
その角度に合わせるのですが、これは寸法とともに実際に測ってカットします
ちょっとしたことで綺麗な収まりがある花壇になりますね!
![モダンな素敵な風合いのレンガ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_3762.jpg)
目地も綺麗に入れておきます
奥までモルタルを詰めることで、全体として強度が得られます
しっかり施工するというコトは、綺麗に仕上がるということにもなります!
レンガの種類によってはまったく違う目地の施工を行います
アンティークレンガの場合はもっとラフな目地がオススメです!
⇒初心者でもアンティークレンガで簡単DIY!おしゃれ花壇を作る!
まとめ
今回は”レンガの花壇”の施工でしたが
新しいレンガとの出会いもありました
これはお客さんごとに合った、プランを一から考える
そしてそれに使える自然素材を探す
そういった手間をかけると、どんどん懐も広がりますし、いいモノづくりが出来ます
![とても風合いが素敵なグレーのレンガ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/IMG_3768.jpg)
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