おしゃれなモダン花壇!オススメ!備長炭のようなレンガ|中野区

施工開始から3日目です!
備長炭のようなオシャレなレンガ花壇づくりをしています
2日目までで6段目まで積めました

6段目まで積めたレンガ花壇作成の二日目の様子

花壇のサイズは幅89cm、長さ3m70cmの大きさです
全部で7段のレンガを積むと、高さ50cmを超えます
ひとつの花壇としては大きい方ですね!

サイズが大きくて長さがあると
歪みやズレが起きやすいのでご注意!
少しづつ確認して、ゆっくり作業しましょう

中野区で施工した備長炭のようなおしゃれレンガ2種類

これまでは鉄筋が差し込める
右側の穴があいたレンガを使ってきました
穴はすべてモルタルで埋めましたね

最後のレンガは上部が見えます
そこで皆さんが知っている、左側のレンガを使います
穴が空いていない良く見かけるレンガのカタチですね!

こういった一番上の部分を”笠木(かさぎ)”と言います
自然木でのフェンスでも笠木を一番上にのせます
この場合は腐食から防ぐ効果があります

では3日目の施工をはじめましょう!
この日が最終日ですね

花壇づくり 3日目

レンガの笠木と目地

レンガの積み方は前回と一緒です
モルタルをのせてレンガを置く
高さを調整する!ですね

最後の一段の笠木の基準のレンガを積む

最後の笠木も基準として角のレンガから積みます
四つ角をしっかり決めましょう!

あとは目地のあまったモルタルを取り
目地コテで押します
職人さんの作業風景はコチラ

【作業風景】レンガ積み~目地入れ~

職人さんが使っている”目地コテ”は、短いタイプです
縦の目地を押すために短くカットしているのです
幅も10mmのコテですが、削って8mmぐらいにしています

一般的に販売されてないと思いますが
でも販売されている目地コテで十分作業できますよ!

花壇の内側も綺麗に目地と掃除をやる

内側もある程度、綺麗にしましょう!
見えない部分でもありますが
ある程度綺麗な方が達成感が高いです

特に上(縁)の方は土や植物を入れても
内側も見えますので、掃除も綺麗にしましょう!

オシャレなレンガ花壇が完成した中野区の個人邸

”完成”
こんな感じで仕上がりです!
目地も綺麗にしっかり入っていますね

このレンガはその風合いがとても素敵です
シックで高級感があるレンガをご希望の場合は
ぜひお選びください!

排水管

実は今回にメインは”ココ”にあるでしょうね
花壇の排水に関してです
なぜなら、今回の花壇の下はコンクリートです

鉢植えなどを移動させて整ったレンガ花壇をつくる土間

もとはこんな感じですからね
この上に花壇を作っても
水やりや雨水はどこに染み込むんでしょうか?

コンクリートに穴を開けるのか?
完全に土面に戻すのか?
いろんな方法があると思います

コンクリートの上のレンガの積み方はコチラから
おしゃれなモダン花壇!オススメ!備長炭のようなレンガ|中野区

今回の考え方は”大きな鉢植え”です
この花壇を大きな鉢植えと考えます
そうすると、一番下には鉢底石ですね

さらに効果的に排水させるため
”暗渠排水”の効果を狙います

暗渠排水とは
ガーデンリフォーム!芝生TM9と樹木の植え替え|横浜市青葉区01

この横浜市青葉区の事例のように
排水をつくります、水が通る道をつくるということです

花壇の排水をつくるための穴が空いた配水管

直径50cmの配水管に穴が空いています
これを花壇の下にいれて
上から落ちてきた水が、この配水管を通っていく仕組み

土は通さないが水は通す不燃布

これは不燃布です
土は通しますが水は通さない!
これを上手く使うことが大切です

【実験】本当に不燃布は水を通すのか?

私たちは鉢植えやプランターの植栽で
鉢底石と土の間に
この不燃布をつかっています

排水管の中に土が入らないように不燃布を巻く作業

やり方は簡単!
単純に排水管に不燃布を巻くだけです

花壇の排水を確保するために不燃布を使った事例

レンガ花壇全体にも不燃布を敷きます
すべてを不燃布で包み込む感じにします
花壇に不燃布を敷いたら、排水管を入れます

地面がコンクリートの場合のレンガ花壇の排水の仕組み

これでOK!
上から落ちてきた余分な水が、この排水管を通っていく
そんな道が出来ました

その水がどこから排出されるかというと
レンガを積む段階から仕込んでいた”穴”
その存在が大切になってきます

レンガ花壇の排水穴をしっかりつくってあるレンガ花壇

こちらが排水穴がある方です
レンガとコンクリートの間に穴が3個あるのが分かりますか?

3個つくったレンガ花壇の排水穴を示す

先ほどの排水管を水が通って
この穴から排水されます!
レンガを積むときに穴がつぶれないように注意が必要ですよ

そしてこの穴に土とか小石が詰まってしまうと
排水されなくなってしまいます
そのために花壇全体に不燃布を敷いたのです!

排水管を仕込んだら
その周りに”砕石”をいれます
砕石は大きさがある程度一定のサイズの砂利がいいですね!

レンガ花壇に排水層をつくるための砂利入れ

今回は”砂利”を入れています
これはホームセンターなどで販売している安い砂利で十分
粒が一定だと砂利同士の隙間がありますので、水が抜けていきますよ!

花壇の排水層を作るための砂利入れが終わったところ

排水管が埋まるぐらい入れてくださいね
写真ではちょっと上が見えていますが
それも見えないくらい入れましょう!

この砂利の隙間を水が通って
先ほどの排水管に入って流れていきます
そうすると花壇の底に水が溜まらなくなりますよ!

花壇の排水をとるための排水層づくりが終わったところ

最初に大きなサイズの不燃布を敷いたので
砂利を入れた後、あまった不燃布で包みました!
新たに不燃布を上から敷いてもいいですね

この上から土を入れていきますよ!
完成までもう少しです

レンガ花壇が出来たので赤黒土を入れる作業

土を入れていきます!
今回は”バラ”用に赤黒土を入れます

関東では、土は大きく分けて2種類あります
赤土、黒土です
どちらも植栽用として使うことが出来ます

赤土と黒土の写真と解説の画像

どちらも”使い方”を知る必要があります
しかし、一般的に販売されているのは”黒土”です
ホームセンターなどでも見かけますね!

でも黒土をそのまま使えませんよ
”改良材”と混ぜて使ってください
黒土のままだと田んぼの底みたいになってしまいます!

無肥料野菜作りに必要な土壌の種類

植物にとって良い土づくりは
コチラで詳しく説明しています!
『無肥料プランター家庭菜園』エピソード3 ~運命の出会い~

今回の中野区のレンガ花壇で使うのは
”赤黒土”ですよ
赤と黒、両方の良いところを持った土です

バラの植え込みのための赤黒土を入れていくレンガ花壇

不燃布がめくれちゃわないように
気をつけて入れていきます!
不燃布をちょっとだけ壁に”這わす”ような感じにしておくとイイですね

完成した赤黒土が入った中野区のレンガ花壇

赤黒土を半分まで入れました!
今回はこれで完成です
あとはお客さんが、ご自身でバラなどを植えこみます!

皆さんがご自分で作業する!
それも一つの楽しみですねよね!
メッシュをつけたり色々やるみたいですよ

まとめ

でも本当は”レンガ花壇づくり”はそれだけじゃないのです
レンガにこびりついた余分なモルタルを取る作業
現場を掃除する作業などあります

これがなかなか大変なんですが
キッチリ養生して作業すれば、あとあと楽ですね!
ご自宅でもやりすぎぐらい養生をしてみましょう!

この中野区の実例のように
お庭づくりのすべてを私たちが施工しなくてもいいのです

大変な部分だけお任せください
楽しい植え込みは皆さんが楽しんでやってもイイですよね!
もちろん、ぐりんぐりんスタイルでご提案も施工もしますよ

私たちは皆さんと共に存在する立場です
上下じゃなくて横に並ぶ存在です
お互い助け合ってお庭づくりを行う気持ちなのです

周囲の環境や近隣への配慮、予算やプラン、将来性や生活スタイル
いろんな条件の中でお庭づくりを実現します
私たちも皆さんに助けてもらって施工出来ています

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