施工開始から3日目です!
備長炭のようなオシャレなレンガ花壇づくりをしています
2日目までで6段目まで積めました
![6段目まで積めたレンガ花壇作成の二日目の様子](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/12-1.jpg)
花壇のサイズは幅89cm、長さ3m70cmの大きさです
全部で7段のレンガを積むと、高さ50cmを超えます
ひとつの花壇としては大きい方ですね!
サイズが大きくて長さがあると
歪みやズレが起きやすいのでご注意!
少しづつ確認して、ゆっくり作業しましょう
![中野区で施工した備長炭のようなおしゃれレンガ2種類](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg)
これまでは鉄筋が差し込める
右側の穴があいたレンガを使ってきました
穴はすべてモルタルで埋めましたね
最後のレンガは上部が見えます
そこで皆さんが知っている、左側のレンガを使います
穴が空いていない良く見かけるレンガのカタチですね!
こういった一番上の部分を”笠木(かさぎ)”と言います
自然木でのフェンスでも笠木を一番上にのせます
この場合は腐食から防ぐ効果があります
では3日目の施工をはじめましょう!
この日が最終日ですね
もくじ
花壇づくり 3日目
レンガの笠木と目地
レンガの積み方は前回と一緒です
モルタルをのせてレンガを置く
高さを調整する!ですね
![最後の一段の笠木の基準のレンガを積む](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/1-6.jpg)
最後の笠木も基準として角のレンガから積みます
四つ角をしっかり決めましょう!
あとは目地のあまったモルタルを取り
目地コテで押します
職人さんの作業風景はコチラ
職人さんが使っている”目地コテ”は、短いタイプです
縦の目地を押すために短くカットしているのです
幅も10mmのコテですが、削って8mmぐらいにしています
一般的に販売されてないと思いますが
でも販売されている目地コテで十分作業できますよ!
![花壇の内側も綺麗に目地と掃除をやる](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/3-5.jpg)
内側もある程度、綺麗にしましょう!
見えない部分でもありますが
ある程度綺麗な方が達成感が高いです
特に上(縁)の方は土や植物を入れても
内側も見えますので、掃除も綺麗にしましょう!
![オシャレなレンガ花壇が完成した中野区の個人邸](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/15-1.jpg)
”完成”
こんな感じで仕上がりです!
目地も綺麗にしっかり入っていますね
このレンガはその風合いがとても素敵です
シックで高級感があるレンガをご希望の場合は
ぜひお選びください!
排水管
実は今回にメインは”ココ”にあるでしょうね
花壇の排水に関してです
なぜなら、今回の花壇の下はコンクリートです
![鉢植えなどを移動させて整ったレンガ花壇をつくる土間](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/3-2.jpg)
もとはこんな感じですからね
この上に花壇を作っても
水やりや雨水はどこに染み込むんでしょうか?
コンクリートに穴を開けるのか?
完全に土面に戻すのか?
いろんな方法があると思います
コンクリートの上のレンガの積み方はコチラから
⇒おしゃれなモダン花壇!オススメ!備長炭のようなレンガ|中野区
今回の考え方は”大きな鉢植え”です
この花壇を大きな鉢植えと考えます
そうすると、一番下には鉢底石ですね
さらに効果的に排水させるため
”暗渠排水”の効果を狙います
暗渠排水とは
⇒ガーデンリフォーム!芝生TM9と樹木の植え替え|横浜市青葉区01
この横浜市青葉区の事例のように
排水をつくります、水が通る道をつくるということです
![花壇の排水をつくるための穴が空いた配水管](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/4-4.jpg)
直径50cmの配水管に穴が空いています
これを花壇の下にいれて
上から落ちてきた水が、この配水管を通っていく仕組み
![土は通さないが水は通す不燃布](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/5-3.jpg)
これは不燃布です
土は通しますが水は通さない!
これを上手く使うことが大切です
私たちは鉢植えやプランターの植栽で
鉢底石と土の間に
この不燃布をつかっています
![排水管の中に土が入らないように不燃布を巻く作業](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/6-3.jpg)
やり方は簡単!
単純に排水管に不燃布を巻くだけです
![花壇の排水を確保するために不燃布を使った事例](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/7-2.jpg)
レンガ花壇全体にも不燃布を敷きます
すべてを不燃布で包み込む感じにします
花壇に不燃布を敷いたら、排水管を入れます
![地面がコンクリートの場合のレンガ花壇の排水の仕組み](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/8-2.jpg)
これでOK!
上から落ちてきた余分な水が、この排水管を通っていく
そんな道が出来ました
その水がどこから排出されるかというと
レンガを積む段階から仕込んでいた”穴”
その存在が大切になってきます
![レンガ花壇の排水穴をしっかりつくってあるレンガ花壇](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/17-1.jpg)
こちらが排水穴がある方です
レンガとコンクリートの間に穴が3個あるのが分かりますか?
![3個つくったレンガ花壇の排水穴を示す](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/16-1.jpg)
先ほどの排水管を水が通って
この穴から排水されます!
レンガを積むときに穴がつぶれないように注意が必要ですよ
そしてこの穴に土とか小石が詰まってしまうと
排水されなくなってしまいます
そのために花壇全体に不燃布を敷いたのです!
排水管を仕込んだら
その周りに”砕石”をいれます
砕石は大きさがある程度一定のサイズの砂利がいいですね!
![レンガ花壇に排水層をつくるための砂利入れ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/9-2.jpg)
今回は”砂利”を入れています
これはホームセンターなどで販売している安い砂利で十分
粒が一定だと砂利同士の隙間がありますので、水が抜けていきますよ!
![花壇の排水層を作るための砂利入れが終わったところ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/10-2.jpg)
排水管が埋まるぐらい入れてくださいね
写真ではちょっと上が見えていますが
それも見えないくらい入れましょう!
この砂利の隙間を水が通って
先ほどの排水管に入って流れていきます
そうすると花壇の底に水が溜まらなくなりますよ!
![花壇の排水をとるための排水層づくりが終わったところ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/11-2.jpg)
最初に大きなサイズの不燃布を敷いたので
砂利を入れた後、あまった不燃布で包みました!
新たに不燃布を上から敷いてもいいですね
この上から土を入れていきますよ!
完成までもう少しです
![レンガ花壇が出来たので赤黒土を入れる作業](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/12-2.jpg)
土を入れていきます!
今回は”バラ”用に赤黒土を入れます
関東では、土は大きく分けて2種類あります
赤土、黒土です
どちらも植栽用として使うことが出来ます
![赤土と黒土の写真と解説の画像](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/2674fadb22ae26013bfc761ef2d0a4d1.jpg)
どちらも”使い方”を知る必要があります
しかし、一般的に販売されているのは”黒土”です
ホームセンターなどでも見かけますね!
でも黒土をそのまま使えませんよ
”改良材”と混ぜて使ってください
黒土のままだと田んぼの底みたいになってしまいます!
![無肥料野菜作りに必要な土壌の種類](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/23.jpg)
植物にとって良い土づくりは
コチラで詳しく説明しています!
⇒『無肥料プランター家庭菜園』エピソード3 ~運命の出会い~
今回の中野区のレンガ花壇で使うのは
”赤黒土”ですよ
赤と黒、両方の良いところを持った土です
![バラの植え込みのための赤黒土を入れていくレンガ花壇](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/13-2.jpg)
不燃布がめくれちゃわないように
気をつけて入れていきます!
不燃布をちょっとだけ壁に”這わす”ような感じにしておくとイイですね
![完成した赤黒土が入った中野区のレンガ花壇](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/19-1.jpg)
赤黒土を半分まで入れました!
今回はこれで完成です
あとはお客さんが、ご自身でバラなどを植えこみます!
皆さんがご自分で作業する!
それも一つの楽しみですねよね!
メッシュをつけたり色々やるみたいですよ
まとめ
でも本当は”レンガ花壇づくり”はそれだけじゃないのです
レンガにこびりついた余分なモルタルを取る作業
現場を掃除する作業などあります
これがなかなか大変なんですが
キッチリ養生して作業すれば、あとあと楽ですね!
ご自宅でもやりすぎぐらい養生をしてみましょう!
この中野区の実例のように
お庭づくりのすべてを私たちが施工しなくてもいいのです
大変な部分だけお任せください
楽しい植え込みは皆さんが楽しんでやってもイイですよね!
もちろん、ぐりんぐりんスタイルでご提案も施工もしますよ
私たちは皆さんと共に存在する立場です
上下じゃなくて横に並ぶ存在です
お互い助け合ってお庭づくりを行う気持ちなのです
周囲の環境や近隣への配慮、予算やプラン、将来性や生活スタイル
いろんな条件の中でお庭づくりを実現します
私たちも皆さんに助けてもらって施工出来ています
![造園会社ぐりんぐりんへのお問合せアイコン](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/08/1-7.jpg)
どんなことでもご相談していただけます
まずはお話ください
それからどうするか?相談していきましょう!
![造園会社ぐりんぐりんのLINE公式アカウントの画像](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/09/6e5a30e0cc5cfaa1a21794a132e7db75.jpg)
今はLINEで資料をやり取りも出来ますので
見落とすことが少ないかもしれませんね!
ぜひご活用ください