おしゃれなモダン花壇!オススメ!備長炭のようなレンガ|中野区

皆さんが私たちへお問合せしていただくとき
おおよその庭づくりの内容をお伝えしてくださると
はじめての訪問の時に、サンプルをお持ち出来ることがあります

今回の中野区のお客さんからとは
メールのお問合せで、”シックな花壇”というご希望を聞いていました
コンクリート打ちっぱなし、落ち着いたレンガ、そういったイメージでした

そこで私たちは、実際にお会いする前に
おおよそのイメージを共有でき、オススメのレンガをお持ちしました!
とても素敵なレンガですので、自信をもってお持ちしました

備長炭のようなつや消しの反射が素晴らしいレンガ

以前も使った、グレー色のレンガ
まるで”備長炭”のような風合い!
高級感がありシック、見方によって少しツヤあります

今回の中野区のお客さんも
このレンガに一目惚れ!

とても気に入ってくださって
予算の問題を解決して、決めていただきました!
このレンガの花壇を想像するとワクワクしますね

現場の現状

中野区のバラを楽しんでいる個人邸の駐車場

場所は中野区の旗竿地にある個人邸
駐車場のための土間に、植物がたくさんありました!
おもに”バラ”を楽しまれている様でした

なかなか日が当たりにくい場所ですが
それでもキッチリとお世話されている様子が見られます
こういったお客さんにお会いできるのは嬉しいですし
私たちも刺激になりますね!

中野区でおしゃれな備長炭のようなレンガを使った花壇づくりをする予定地

コンクリートの長さは6メートルほど
横幅は2m50cmぐらいでしょうか
この土間の場所に花壇をつくります!

ご希望は出来るだけ大きく!
そして植物が元気に育つような花壇!
そういったご希望でした

こちらの場合
土間がコンクリートです
水が吸収できない場所に花壇をつくることになります

バラを楽しまれる予定ですので
出来るだけ排水が良い方がいいですね
そのため排水をどうするか、考えなくてはなりませんね

こういった問題はこれまでも遭遇していますので
今回もベストな方法で排水を考えたいです

他の施工例⇒曲線のレンガ花壇と植物|人工芝で楽しむドックラン|江東区の個人邸

花壇づくり 1日目

下準備

鉢植えなどを移動させて整ったレンガ花壇をつくる土間

工事当日、お客さんが綺麗に整えてくださっていました!
ありがとうございます!
たくさんあった鉢植え、プランターはどこへ…?

お車を停められることは無い
ということなので
この土間、左半分を使って”レンガ花壇”をつくります

左のお隣さんとの間は
掃除ができるように、また植物が飛び出さないように
白いメッシュフェンスから30cm離す予定です

花壇づくりの下準備として仮置きで位置と大きさを確認する

まずは仮置きです
実際にレンガを置いてみて
実寸で位置や大きさを確認します

もちろん図面上で位置やレンガの数など
カウントして予定していますが
それでも実際に現場で確認する必要はあります

レーザーで土間の勾配を確認する作業

左の緑色の機械は”レーザー”です
土間の勾配を確認して、どのようにレンガを設置するか決めます
土間は水はけのための斜めに傾いています、その高低差を確認!

レンガ花壇の位置の決定

こうしてレンガ花壇の位置やバランスを決定します!
基本的に長方形につくりますので
それぞれの角度もキッチリ90度にします

そして土間に”アンカー”を打ち込み
レンガに強度を持たせます!

アンカーを打ち込みレンガ花壇づくり

コンクリート土間に穴をあけて
アンカーを打ち込みます!
差し込んでハンマーで打てば固定されますよ

この鉄筋にレンガを固定していく感じで施工します
そのため横ブレに強いレンガ花壇が出来上がります!
地震や花壇の中にいれる土圧に強くなります

乾燥したレンガを水につけて水分を吸わせる工程

そうやっている間
レンガを水につけておきます!
とても大切なことなので説明します

レンガはモルタルで固定していきます
モルタルはセメントと砂を混ぜて
水を加えて”モルタル”と言います

レンガ花壇をつくるためのモルタルの作り方

まずは砂を入れます
砂の量だけモルタルが出来上がりますよ

レンガ花壇をつくるためのモルタルづくりで砂とセメント

続いて”セメント”を入れます
砂の1/3の量です
後でも調整出来ますよ!

レンガ花壇をつくるためのモルタルづくりの混ぜる工程

よく混ぜます!
私たちは”ミキサー”という機械を使いますが
コテなどで混ぜてOKですよ!

これに適量の水を加えて
さらに良く混ぜます

モルタルをつくるために砂とセメントと水をコテで混ぜる

こうして”モルタル”が出来ます
これに砂利をいれると”コンクリート”になります

レンガは通常、乾燥しているのです
乾燥したレンガにモルタルをつけると
モルタルの水分がレンガに吸われてしまいます

そうなるとモルタルの水分が足りなくなり
”固まらない”ことが発生します!
もうそのモルタルは使えず、やり直しになります!

DIYでも、ひと手間キッチリやりましょう!
このひと手間で綺麗なレンガ花壇が出来ますよ

水につけたレンガから
気泡が出なくなったらOK!

コンクリートにレンガを固定するためのプライマーを塗る工程

これは”塗った方がいい”程度でよろしいと思いますが
コンクリートとモルタルがくっつくように
下地として”プライマー”と塗ります

水に溶かしてモルタルをのせるところに塗ります
それが乾いてからモルタルをのせると
何をしないより、よりしっかり固定出来ます!

DIYなどの場合はなくてもイイかなと思います
それよりもコンクリートの上をしっかり掃除して
モルタルをのせるところは、水でぬらしてレンガを積みましょう!

水はけのための水抜き穴のための鉄筋を設置する

さらに、コンクリートの上ですので”水はけ”が良くない花壇になります
そのため花壇の端っこに”水抜き穴”をつくります
モルタルに鉄筋を差し込み、穴をつくるのです!

さぁここまで準備が出来たら
レンガをどんどん積んでいきましょう!

レンガ積み

レンガ花壇づくりの第一歩は角のレンガ積みから

今回は四つ角から積んでいきます
サイズが決まっているからです
角を全部積んだら、その間のレンガを積んでいきます

もしサイズに余裕があるなら
角からスタートして、順番に並べていってもいいですね
その方が楽ですし、レンガ同士の間隔も好きに調整できます

レンガの向きや傾きなど
気をつけて置いてみてください
水平器をつかってもいいですね!

バラのためのレンガ花壇の一段目が積めた状態

一段目が積めたらこのような感じです
このレンガはブロックと同じように、穴が開いています
鉄筋を差し込めるようになっているのです

その穴にもモルタルを詰めましょう!
強度が増しますよ!

中野区で花壇作成のために段目のレンガを積む作業

どんどん積んでいきますよ!
これはに段目を積んでいるところです
レンガは”ちどり”に積みます

気泡などすべてが備長炭のようなレンガ

これが”ちどり”です
半分づつずらして積んでいきます
これも強度を増すためです!

職人さんがレンガを積んでいる作業

モルタルを敷いて、レンガを置く

ゴムハンマーでレンガを綺麗に積む

ゴムハンマーなどでコンコンと軽く叩いて
高さ調整します!
その方が少しづつ、細かい調整が出来ますよ

一日で100個以上詰めるレンガ積み作業

本日は三段目まで詰めました!
慌てずキッチリ積んでいくことをオススメします
とくに冬はモルタルは乾きにくいです

夏は乾くのが早いので注意が必要ですが
慌てず作業できるのは冬です
ただ”凍結”には気を付けてください!

モルタルの中の水分が凍結してしまうと
いつまでもモルタルは固まりません
またやり直しになってしまいますよ!

レンガの花壇の目地を綺麗に整える作業

レンガ同士の間を”目地”といいますが
今回は綺麗に整えました
目地ごてでしっかり押していきます

この作業はモルタルが乾き気味で
作業した方が楽ですよ!
余分なモルタルを落として、足りないところに詰めます

ラフにしても面白いですし
今回みたいに目地コテで何度か撫でて
整っているけど、綺麗過ぎない感じがイイですね!

基本的にレンガは表面が荒れていますから
あまり綺麗にしすぎない方が相性がいいでしょう!

そしてレンガの表面にくっついたモルタルを
濡れたスポンジなどで拭い取ってください!
あとあとモルタルが固まってしまうと取れませんよ

モルタルが残っているとレンガの表面が
白っぽく濁ってしまいます
綺麗に掃除すれば気分も上々ですよ!

中野区のレンガ花壇づくりで一日目の最後の様子

最後は凍結防止のため
シートをきっちりかけて終了します
これだけでも凍結が防げますのでやってみてください

水道も凍ることがありますが
同様に、何か掛けておけば凍結は防げます

東京でも川の近くなどは凍結します
注意が必要ですね!

まとめ

レンガを積む作業で一番気になるのは
”モルタルの硬さ”なのではないでしょうか?
混ぜて水を入れるだけですが、どのくらいの硬さがいいの?

自分たちが作業しやすい硬さでいいのですが
またに作業するぐらいでは
思い出したころにレンガが積み終わってしまう感じでしょうか

またモルタルを使う場所によっても
硬めがいいとか柔らかい方がいいとか
お好みもあるでしょう

自分のやり易いようにすることが大切です
庭づくりの作業は危険もありますから
安全が確保できれば、あとは楽しんでやることが一番です!

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