世田谷区の個人邸の屋上ガーデンで
施工中のパーゴラとウッドデッキ
順調に進んでおります!
まずは図面から実際に寸法を起こしました!
”墨出し”言って、現場に実寸で基準線を書き出しました
それからウッドデッキの支柱を加工!
次の工程は”根太設置”です
根太は”ねだ”と読みます
支柱同士を連結して
根太の上に床板を貼っていく手順になります
もくじ
施工四日目
【根太取り付け】
根太は支柱同士を連結させます
施工方法は色々とあるのですが
今回は40×70幅の長い材木を乗せていきます
これはかなり施工工程が多いやり方です
かなりしっかりしたウッドデッキが出来上がります!
良く施工されているのは
厚み20mm、幅120mmの長い板を
支柱に抱かせる、打ち付けるように施工します
それを支柱の両側に施工するのです
そうすると床板がかなり安定して施工可能
デッキの上を歩いた時に、ギシギシなど音もしません!
ベテラン職人さんは、かなり厳密に合わせていきます
本来は住宅の床などを作っている方ですから
ずば抜けた緻密さをもって作ってくれます!
少しづつ作業は進んでいきます
白っぽい材木は、支柱の位置が動かないように
お互いを固定するために、仮で連結しています
根太で連結した支柱が
動いてしまうと、それぞれの平行がズレてしまいます
もうこの段階では
出来るだけ支柱の位置は動かしたくないのです!
白い材は仮付けなので
根太と支柱が動かなければOK!
床板を取り付ける時に外します
画像の奥の方に床板がおいてありますが
根太に床板を直接固定していくのです
根太が曲がっていると、床板も曲がるのです
屋上の床に置かれている材は
支柱同士を連結していく材料です
根太で支柱を横長に固定していき
根太同士を縦に連結していくのが
”根太がらみ”と言われる部分です
この部分は直接、床板に触れないので
ある程度アバウトでも大丈夫です
でも根太同士が動かないように気を付けましょうね!
こうなってくると職人さんは孤独です
コツコツと材木をカットしては取り付けです
ものづくりはコツコツの連続です
集中していると会話すら忘れてしまいます
それが楽しくも気持ちいいのですがね!
【幕板の取り付け】
根太の延長で今度は”幕板(まくいた)”を
根太の端っこに取り付けます
これはウッドデッキの側面に取り付け
目立つ部分です
支柱にビスを打ち込んでいきます
角の部分は45°にカットして取り付け
職人さん、こだわりの精密さです!
角がこんな感じで、キッチリ!
仕上がっていると、気持ちイイですね!
そして目立つ部分でもあります
短い板は”床板”を想定したものです
根太の上に設置されます
床板の側面に幕板が付く感じです!
そして幕板は床と同じ高さに施工します
今回はデッキが広いので
幕板は30mmの厚みの板を使います!
重厚感と高級感が生まれるので
広い場所で広いウッドデッキを作るときには
30mmの厚みがあると素敵です!
一般的には20mmの厚みで十分です
経済的ですし、役割はキッチリ果たしてくれます!
幕板はウッドデッキの側面の部分です
目立ちますので傷がつかないようにですね!
根太同士を動かないように
固定するために
根太を取り付けたあと、幕板を設置していきます
まとめ
材木は出来るだけ真っすぐなモノを!
曲がっていたら材木屋さんで交換してもらえます
特に根太、幕板は長い材木を使う方が良いです
施工も楽ですし、ウッドデッキの床も歪みなく仕上がります
もちろん自然素材ですので
たしょうの曲がりやねじりはあります
それをカバーして真っすぐ仕上げるのが
私たち、職人の役割でもあります
そのための技術と経験です!
ベテラン職人はいつも余裕があります
『こうして欲しい』と要望を出すと
ちょっと考えて『分かった』と言って施工してくれます
経験と実績がものをいう業界です
安心して任せられる信頼があります
ウッドデッキやパーゴラの施工
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