暖かい日が続いたと思ったら、雨!
天候が安定しない今の季節ですが
横浜の公園で自然素材の花壇をつくらせていただきました
自然素材で花壇と言えば
レンガ、石材が主だったのですが
今回は材木です、ハードウッドの王様、イペです
イペとは簡単に言いますと、硬い材木です
年輪や木目が分かりにくく、水に沈むぐらい蜜になった樹木です
ラバコールという成分を含んでおり、防虫、防腐効果が高いのです
材木が蜜なので反りや変化が少ないのが特徴です
さらに水に強いので、公共の場所で使われることが多いのです
- 海ほたる(東京アクアライン)
- なんばパークス(大阪)
- 六本木ヒルズ
- 神戸空港
- 横浜大桟橋
- その他、多数
またそのラバコールはアレルギー反応の原因にもなりえますので
DIYなどで加工するときは対処をした方がいいですね
最近では希少性が高まっており、イペに代わる材木に
アマゾンジャラなど新しいハードウッドが登場しています!
しかし、その中でもやっぱりイペがベストですね
施工前
今回の現場は神奈川県横浜市の公園です
茶っけた芝生の公園なんですが、斜面が強い場所ですね
本当に横浜は坂が多い町ですよね!
東側の斜面で夕方近くまで、日が当たりやすい環境です
芝生もしっかり蜜に育っているようです
墨出し、寸法
墨出しと言われる、寸法や位置だしを行いました
簡単に安い材木を杭として立てて、水糸を付けます
そして花壇のつくる場所や位置を確認します!
地面がボコボコしてる上にガタガタしており
さらに左右にも傾斜があるので
どの位置に配置するのかが悩ましいところです!
基本的に”コの字”に花壇、枠を設置するので
一番下の板を地面に少し埋めないと
花壇内の土が出てきちゃいます
ですので凹みの一番低いところを基準に
花壇の高さや位置を決定します!
施工
杭を立てて3段に板をつけて、花壇を制作しました
板幅は10cm5mm、3段なので31cm5mmの高さです!
とは言っても一番下の板は、地面に少し埋めてあります
下に隙間があると土が漏れてきます
今回は内側に防草シートを入れて、土が漏れないようにもしてあります
防草シートでもいいですし
”防根シート”でもOKです
防根シートは根っこの広がりを、限定するためのシートです
シートがズレないように内側にピン、釘またはボンドで留めとくと楽です!
季節の植物の植栽!
公共の植栽はいろいろと条件が難しい場合がありますよね
水やりとか、管理や予算など考えないといけません
公園などの広い場所では、明るめの色合いで考えないと
人目を引きませんし、惹きません!
さらに季節感があると、皆さんの心を動かします
このイペ、ハードウッドの花壇はとてもナチュラル感があります
環境にマッチしますし、異物感もありません!
自然素材と植物は相性がいいのです、当然かもしれませんね
また花壇じゃなくても、プランターの製作も出来ます
箱状に作って普通に使うことができます!
ベランダやバルコニーに並べて、ナチュラルガーデンの庭づくりが出来ますよ!
まとめ
3月の中旬になろうとしてます
春の植物が市場に並びだす時期ですね!
お庭づくりを初めてみませんか?
イペはとても良い素材ですが
予算が気になる場合でも、お気軽にご相談ください!
もっと手軽なハードウッドがあります!
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