いつも思うのですが
丁寧な仕事が”細かい”ところまで
綺麗に仕上げてくれます
その連続がお庭全体を素敵な空間にしてくれる
その決め手は材料でも環境でもなく
その”作り手”によります
職人さんによって出来上がりは全く違います!
私たちは、そのちょっとした細かいところに
こだわってお庭づくりを行っています
それは”気配り”ってことです!
人を思いやる、モノづくりが楽しい
その気持ちがすべての原動力と言っていいですね
もくじ
施工【三日目】
![一枚づつ高さや方向性、角度を確認して石材を設置する職人さん](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/07/6-1.jpg)
こういった”綺麗にカットされた石材”は
真っすぐは真っ直ぐ設置しないと
とても目立ちます
そのため出来るだけ真っ直ぐは真っ直ぐ
整ったように施工します
DIYで皆さんが施工するときは
曲がってもそれも魅力ですし
愛嬌でもあります
私たちは美しく施工出来れば嬉しい
皆さんは完成したら嬉しい
お庭づくりの意味、価値が違いますからね
どちらもとても戴せるで意味があることです
石材の加工
![石材の和モダン玄関アプローチの施工の一日](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/07/5-1.jpg)
お庭づくりをやっていると
どうしても材料をカットする場面が出てきます
石材をカットするには
ちょっとしたコツと道具が必要になってきます
真四角、直線の石材の加工
![石材をカットする方法の説明と意味、そして種類](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/07/10-3.jpg)
石材は真四角や、綺麗に直線が出ているものがあります
それは”機械でカット”されたモノなのです
大きな刃がついた機械で
石材を切断、研磨していることもあります
またはカットしないいけない場所
例えば”壁に沿わす”ときなど
綺麗な直線でカットしたい
そういった場合は出来るだけ真っすぐカット!
したくなりますよね
その場合は”ディスクグラインダー”という
電動工具を使いましょう!
使い方を間違わなければ
とても便利な道具で
使う場面が多くあります
自然石
![自然石をナチュラルに加工する職人の手仕事](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/07/3-6.jpg)
”自然石”の場合です
自然というだけあって
石の無骨な風合いを残す加工方法です
そうなってくると
電動工具では加工できません
やはり手仕事が一番ですね!
石材を加工するハンマーで
コツコツ石を割っていくのです
もちろん割りたい部分を割るのですよ
理想とするサイズやカタチに
どんどん加工するのですが
これはやはり、ちょっとしたコツがあります
それが出来るのが職人さんってことですね!
![町田市の個人邸のコンクリートから和モダンの玄関アプローチへのリメイク](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/07/1-8.jpg)
綺麗に石材が設置出来れば
次の工程ですね!
今度は石材同士の隙間を埋めます
隙間を”目地(めじ)”といいます
目地が空いていると
左右に揺れやすく
石が外れる原因になります
そのため石材同士の隙間を
何かで詰めて、隙間をゼロにする作業
それが”目地入れ”です
目地入れ
今回、目地の隙間を埋める材料は
”固まる土”です
私たちもたまに使うことがありますが
とても頼りになる材料です
![さらさらとした普通の砂っぽい風合いの固まる土](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/07/2-8.jpg)
袋に入っているのは
一見すると”ただの砂”
でも砂を綺麗に均して
上からシャワーで水を十分かけてあげる
するとカッチカチに固まってくれます
厚みは3cmほどあれば十分です
一袋が25kgなので、1㎡で2.5袋あれば十分!
![固まった後の固まる土の効果](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/07/1-9.jpg)
表面は砂っぽいのですが
まったく動かない砂地になります
これは砂の粒子にセメントの膜が出来て
お互いくっついている状態になるのです
表面をこすると
ポロポロと砂が剥がれますが
普通に歩く程度なら全く問題ありません!
![石材の隙間に固まる土を入れる作業](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/07/9-2.jpg)
今回は自然石同士の隙間に
固まる土を入れていきます
隙間に砂を入れたら
細い棒みたいなもので
何度も突っついて奥まで入れ込みます
![石材の目地の隙間に固まる土を入れ込んだ和モダンの玄関アプローチ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/07/8-5.jpg)
気を付けたいのは
”必要な部分だけ”入れるってことです
入れたくない場所へ
固まる土を入れてしまって
固まると、取れません!
また、水を十分かけた後
石の表面に残った固まる土も
同様に固まって残ってしまうので
濡れタオルなどで拭い取りましょう!
![目地入れが出来た町田市の個人邸の和モダンの玄関アプローチ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/07/5-7.jpg)
こういった細かい丁寧な作業が
綺麗な気持ちの良いお庭をつくるのです
まとめ
![目地入れも出来て完成に近づいた町田市の和モダンの玄関アプローチ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/07/4-5.jpg)
作業は順調に進んでいます!
とても完成度が高い玄関アプローチになってきました!
石材をカットするなら
どんなカットをするかによって
必要な道具が違います!
石材の設置には
セメントと砂を混ぜた
”モルタル”を使いましょう!
モルタルの作り方はコチラ
⇒初心者でもアンティークレンガで簡単DIY!おしゃれ花壇を作る!
目地入れにはどんなモノがいいでしょうか
- 固まる土
- モルタル
- 珪砂
固まる土とモルタルは
もうお分かりですね
では”珪砂”とは?
人工芝の施工のときに最後に撒く
白っぽい砂みたいなものです
![人工芝の施工のための珪砂を撒く作業](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/01/14-2.jpg)
これ自体は固まる成分はありません
石の目地に入っても固まることはありません
石材の隙間がかなり”狭い”場合
この砂を隙間に入れることで
石材の隙間をゼロにする役割があるのです
目地に砂を入れる意味は
石材が動かなくするためなので
ただの砂でも、隙間に入っていればOK!
![和モダンの玄関アプローチのための和の植物](https://grengren.com/wp-content/uploads/2021/07/grengren.-2.jpg)
次回は出来上がった玄関アプローチに
和の植物たちを植栽していきます!
いっきに生命力が増して
雰囲気が生まれてきますよ!
楽しみですね
![造園会社ぐりんぐりんへのお問合せアイコン](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/08/1-7.jpg)
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