古い昔からある広い敷地の大きなお屋敷
それが解体されると、今度は敷地を数個に分けて
縦長の住宅と小さな花壇が作られます
土地の値段は上がり
とても都市部に住もうとする若い方々には
購入することが困難な予算な状態です
土地を細かく分配し
3階建ての住宅を数件建てる
そして少しだけの植栽スペースが出来上がります
そして建売として販売され
買い手がつくまで枯れずに頑張ってくれる
乾燥に強い植物が植えられます
もくじ
今までの花壇植物
![住宅地の小さな花壇と乾燥に強い植物](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/09/1-6.jpg)
今までの植物ですが
建売の定番と言っていいでしょう
ツゲとコニファーです
枯れに強く、強固に育ってくれます
ただ今の住宅や生活にマッチしているか
それはちょっと疑問です
どちらの植物も
私たちは新たに植えたことがほとんどありません
それは今の感性や住宅に合っていないからです
![花壇の大きさとガーデンライトの大きさがミスマッチ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/09/2-6.jpg)
小さな花壇と大きなガーデンライト
とてもバランスがとれたデザインとは言えません
しかし地面に埋められガーデンライトは
交換も困難ですし
まだ使えるガーデンライトを交換する気にはなれません
そして植物は、またツゲ
あとは昔流行した、赤い樹皮が特徴のヒメシャラです
今ではチャドクガが発生する可能性が高いので
あえてオススメすることはありません
年間を通じて、防虫剤を撒かないといけないからです
以前は樹木の管理を、植木屋さんにお願いすることが多く
ごく一般的な感覚でした
当然、防虫剤の散布などもきっちり行います
しかし、今はそこに予算を使うことは減り
自分たちで出来る範囲で、また規模を小さく
といった感じで、植木屋さんが入ることも減少
当然、防虫剤の散布もなかなか定期的に行えません
その結果、ヒメシャラはチャドクガの住処に!
それなら別の樹木の方がいいですね、って事になります
植え替え後
![既存の植物を使って小さな花壇の植え替え植栽作業](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/09/5-5.jpg)
まずはツゲとコニファーを撤去しました
やぱり根っこはそれほど育っておらず
すぐに抜けてしまいました
お客さんがプランターで育てていた植物
それをすべて花壇に入れました!
小さなプランターより
地面につながっている花壇の方が
植物にとっては、理想的な環境に近いです
手持ちの植物だけでは足りなく、面白みもないので
新たにハツユキカズラ、マホニアコンヒューサを植え込み
色どりと高さを出して、ボリュームある花壇にしました
シンボルツリーは常緑ヤマボウシ!
花を楽しめて、管理が簡単な樹木を選択
見ても楽しい、育てて楽しい花壇へ!
![手持ちの万年青で下草植え込み作業](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/09/3-6.jpg)
コチラの花壇の方も
ツゲやヒメシャラを伐根しました
地面につながっているので
根っこが細長く入り込んでいますし
ガーデンライトの電線に絡んで、伐根が困難に!
お客さんが手持ちだった万年青(おもと)を下草に!
万年青は名前の通り、いつも緑が見られる縁起の良い植物とされ
繁栄、長寿、開運など贈り物などで使われることも!
室町時代からの園芸植物として改良もされ
実はとても人気がある植物のひとつです!
まとめ
![玄関前の小さな花壇の植栽](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/09/6-1.jpg)
もし、プランターに入った植物を植え替え時を迎えたら
花壇に植えませんか?
成長ぶりが全く違います!
お庭を綺麗にするのは
全部交換、まっさらにする必要はありません!
ちょっとしたことで生まれ変わり、気分も変わります
皆さんのお庭に、いっぱい植物があったら
ぜひご相談してください!
上手に生かすコトで、新しいお庭づくりが出来ますよ!
![造園会社ぐりんぐりんへのお問合せアイコン](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/08/1-7.jpg)
ちょっとしたお庭づくりから、作り替えまで!
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