世田谷区の新築住宅にお住まいのお客様から
玄関とバルコニーの目隠しの植栽について
お問い合わせをいただきました!
閑静な住宅街ですが
表の道路は細くて
向かいの住宅の窓がちょうどの高さなのです
そこでバルコニー全面ではなく
リビングのご家族が過ごされる場所からの
目隠しを植物で行うことになりました!
もくじ
シンプルな植栽プラン
住宅はとても現代的なシンプルさ
白基調で、ポイントでブラックとブラウンがあります
住宅づくりの経験もある私たちは、住宅との関係も大切にします!
大切なのは住宅の何が主張しているのか?
住宅のポイントとなっているのは何か?
住宅にもテーマがあるのです
そのテーマと共存することが大切なのです
どうしてもお庭づくりは住宅の後になります
そのため私たちは住宅を知って、共存するプランを考えるのです
玄関前のウェルカムガーデン
施工前(before)
植栽帯の後ろが白バックで
さらに平面ですので
植栽が映える感じです、キャンパスみたいに!
土壌はいつもどうり
建築ガラが下に入っており
その上に15cmほど新しい土が入れられていました
まずは地面を掘り起こして
建築ガラを取り除くことから始めます
施工後(after)
目指したのは”そっと、そこにある植物”
何も主張することなく、でもそこにしっかりと存在するような
始めから設計されていたような、自然な存在の植栽
植物が成長して高さとボリュームも出てきます
そうして初めて、玄関の扉のインパクトに負けない
存在感がある、バランスの取れた植栽帯になります
その頃には、樹木メラレウカも
十分な高さに成長してくれるでしょう!
メラレウカの足元には
それぞれがボリューム感が出てくる植物たち
そのため、1m四方の中に、4つの植物だけ!
キレイに四角に植えるだけではなく
すこしだけ角度をつけて4つの植物を植える
これでどこからみても、すべての植物を観ることが出来ます!
私たちは最近では、植物の色合いも大切にしています
ホワイト、ブラウンなどを主役に据えて
緑、グリーンをポイントにします
こういった植物たちを植えています
手前に白系と薄目の色合いの植物
それらが透ける位置にカラーリーフ
そして場所的に一番日陰になりやすく
奥まった位置には”アカンサスモリス”を植えます
ちょっとしたツヤ感が存在をアピールします!
アカンサスモリスはとても素敵な植物なのです
葉っぱが大型で魅力的な形状
そしてちょっとしたツヤ感が日陰で目立ちます
表向きは薄目のグリーンですが
奥にはハッキリとした色合いが透けるので
立体感と奥行きを持たせることが出来ます
バルコニーの目隠し植栽
施工前(before)
2階の南側バルコニーです
向かいは道路を挟んでいますので
日当たりは最高です!
しかし低めのフェンスは
お向かいさんとの目隠しの役割はありません
リビングからの目線が気になります
そこで”目隠しの植栽”をすることに!
施工方法はプランターを設置して
軽めの培養土と低木で目隠しをつくります
施工後(after)
あまり大きすぎないプランターサイズをご希望
ギリギリですかね、40cm角の軽めのプランターを使用
成長を制限できる”マホニアコンヒューサ”を目隠しに!
下草類も植えてリビングからも楽しめるようにしました
バルコニーは重さも気になりますが
プランターはこういった環境で使えるような軽量プランター
土壌も比較的軽めなモノを選択しました
単なる目線を隠すだけの植栽では無く
観て楽しめるコトで、お向かいさんが気にならなくなります!
管理しやすい下草類ですし、楽しめますよ
とにかく目隠しのための植栽ですが
楽しめることが大切だと思います
カラーリーフを使ってシンプルな住宅の小さなアクセントに!
明るめの植物の色合いと
暗めの植物の色合いの対比が
楽しくなるよう演出してくれます!
マホニアコンヒューサがしっかりしたモノなので
枝数も多く、結果的に下草は日陰になります
そのため、日陰でも育つ植物でもOK!
使用した植物はコチラ!
今時期の植物で、ボリュームとカラーリーフで楽しめます
ヒューケラは色んな色合いがありますが
そこはこだわって種類を選びましょう!
今回はダークな色合いで、玄関前と繋がりを持たせます!
低木の下は日光が少なくなります
そのため、日光が好きな下草類は南側(奥側)に植えます
そして手前は這性の植物であれば
プランターとの関係性もアップしますね!
まとめ
植物を植えるときには
植物だけのコトを考えても楽しいですが
建築や景色、環境との関係性も考えるとイイですね!
その限られた植物の種類の中で
どんな植栽プランがつくれるか、考えてもいいかもしれません
私たちは白を基調にして、緑の葉っぱがポイントとなるように考えます
自分だけのポリシーを大切にして
プランを立てて、植栽してみましょう!
しっかり考えて、実際に試すのです
そうすると”植栽のチカラ”が養われ
植物の使い方、選び方が上手になりますよ!
結果として植物に詳しくなりますし、管理も出来るようになります!
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