人工芝でも本物の芝生でも大切なのは”どんなお庭にするか”というイメージです。人工芝の場合、やっぱり人工ですから施工に関しての制約はあります。それは『こうした方が長持ちする』とか管理やその後に関するコトです。
ですので人工芝で『より自然にする』ためには、やっぱり植物のチカラを借りる方がナチュラルにキマっていきます。植物は自然素材ですので人工のモノも”より自然に”してくれるのです。
前回、人工芝と植栽帯を隔てる”枠”を設置しました。
⇒植栽と人工芝の庭づくり!洋と和の植物のチカラ|品川区の新築住宅②
この枠は厳しい急カーブを描くことは難しいのですが、強度がかなりありますので芝生や人工芝と、植栽帯や砂利を隔てることが楽にできます。設置も簡単ですので予算を抑えるコトもできますし、オススメですよ!
もくじ
三日目
山砂と植栽
人工芝の施工と植栽は同時に進んでいきます。人工芝は山砂を敷いて地面を平らにする作業へ、植栽は樹木と大き目の植物の配置を決め、植えこんでいく作業へ。
植物なども配置が決まってきました、徐々にですが全体的な姿も見えてきました。この段階でも『ちょっと場所が違うな~』って思うものはドンドン配置を変えてきます。それぞれの植物にはより的確な配置場所があるものです。
モノづくりってやっぱり時間はかかります、もちろんすんなりと進むこともありますが、アレコレと思案したり手をかけることもあります。それはより良いモノをつくるってコトでは当然なコトだと思っています。
今回もプレートをいう重機を使って地面を固めていきます。これはあくまで地面を引き締める効果がある機械であって、地面を平らにするものでは無いのです。地面は手作業で平らにしてきます。
部活などで”とんぼ”って使ったことありませんか?地面を平らにする作業は今も昔も”とんぼ”を使って行っています。もちろんもっと広い場所などになると他の方法もありますが、個人邸では”とんぼ”が有効ですね。
さらに細かい部分はコテを使っての作業です、人工芝は地面の凸凹を全部ひろってしまいます。綺麗な地面にすれば綺麗な人工芝の庭になるということです。
特に小石は拾っておきましょう!あとあと除去するものできませんので、地面の表面だけでも綺麗に整えることをオススメしておきます。ちょっとした作業が8年以上の生活を豊かにしてくれます!8年とはこの人工芝の耐久年数です。
洋風なお庭の方はさらにちょっとひと手間、人工芝の中に樹木を植え込んで奥行を出していきます。これから目隠しや季節の移ろいなど、いろんな楽しみを私達にくれることになります。
ただ単純に人工芝が手前、樹木や植物が後ろというだけではもったいない。一本だけでも樹木を手前に植え込むことでお庭が狭く感じると思いきや、奥行が演出されるので敷地全体が広く感じます。
まとめ
品川区の庭づくりも終盤を迎えています、あとは防草シート設置して人工芝をはる。植栽の方は小さい植物を植え込んで枯れた葉っぱや傷んだ枝を剪定して、完成に向かっています。
お庭づくりを行うのは特別なことではありません、ちょっとしたスペースでも自然のモノを置くだけで住環境や心の豊かさ、癒しを感じるコトができます。大きさや量ではなく、皆さんにとってどのくらいが必要なのか知ることです。
無理して大きくお庭スペースをとると、今度は管理が義務になって辛い気持ちになってしまうかもしれません。。私達は管理も行っていますのでより充実したスペースにすることが出来ますが、ご自身で管理を考えているのであれば、あくまで”楽しめる範囲”での植栽をオススメします!
次回はこの品川区のお庭づくりの完成をご紹介します。広く開放感がってスッキリ整ったお庭づくりの実例として参考にしてみてください。
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