少しづつ今日という日に向かってきました
本日、”世田谷ローズガーデン”が完工します!
職人さんやお手伝いの方のおかげで、予定より早く終わりそうですね
またお客さんにも色々とご協力いただき
スムーズに作業が進みました!
お庭づくりはひとりでは出来ませんね
多くの方々のおかげですし
また、みんなで頑張って作るのが楽しいのです!
私たちは”好き”を仕事にしています
好きなことは”集中して没頭”できることです
損得以上に、皆さんに貢献できるという事が価値なのです
また、私たちは信用を大切にしています
皆さんにメリット、デメリットもお伝えします
そしてお互いに信頼関係を築いてから、お庭づくりを行っています!
もくじ
6日目【完工】
最終確認
最後は植物の名札をつけて完工です!
バラはその名前や種類など、多くあります
今後のメンテナンスを考えると、きっちり確認したいところです
今後は月に一度などの管理作業があります
その時期によって肥料、剪定、防虫、水やりなど
いろんな管理が必要です
特にバラは”肥料食い”と言われるほど
多くの肥料が必要ですね
お客さんもバラでいっぱいになることを
楽しみになさっています!
他の植物は管理が簡単な種類です
乾燥に強く、強健に育ってくれます
お客さんがご自分で管理できるように考えました
牡丹
こちらはたくさんの”牡丹”です
元からあったモノ、新しく入れたモノなど
いろんな種類を用意しました
12月なのでご覧の状態です
まだ寂しいですね~
ですのでお庭の端っこで養生をしています!
また春になったら鉢植えを移動させて
良く観えて、楽しめる場所へ移します
牡丹は主人公になれる、そんな素敵な花ですよね!
エントランス
そして他にも作業があります
玄関へのアプローチです
今までも鉢植えなどが置いてある状態です
お客さんのご希望では
『ブーゲンビリアのアーチを作りたい!』
というご希望をいただいていました
以前、海外で見られた風景
それをコチラでも再現したいとのこと!
今の時代、とても重要なご希望ですね
イメージではこんな感じですね!
コチラはフランスの観光地にあります
初夏には素晴らしい風景ですね~
またはギリシャの観光地の風景ですね!
一度、こんな景色を観てしまったら
憧れで忘れられないでしょうね~
私たちも以前、マンションの”シンボルガーデン”で
同じようなご提案を行った事があります
詳しくは⇒ナチュラルガーデンの庭づくり|世田谷区マンションの挑戦!01
その時の提案はまさに”憧れの南仏への旅”
新型コロナの時代に、南仏のお庭を再現しよう!
そんな提案でした
『水鉢がある、プロヴァンスの丘』
美術館のようなマンションに、一枚の絵画
そんなイメージからスタートしています
今回エントランスに設置したのはコチラ!
12月にしてはなかなか立派です
大型のテラコッタの鉢植えに、巨大なブーゲンビリアです!
樹高は2.5~3mぐらいですね
たまたまなんですが2020年の夏、市場で発見したものです
これが今の時期まで残っていた!
ツイてますね~ラッキーです
このサイズはなかなか発見出来ないでしょう
川崎では葉っぱが全部落ちます
世田谷の他のブーゲンは落ちていないところが多い
葉っぱが全部落ちてしまっても、春には元に戻ります!
先端には、色づいたガクが少しだけ残っています
夏には紫の葉っぱで美しく蘇って欲しい!
頼みますね!植物のチカラ!
世田谷ローズガーデン
完工しました!ローズガーデン!
バラが全部咲き誇れば、素敵なお庭になります
皆さんも楽しみにしてくれています!
ハードウッドの鉢植えカバーは
頂き物の植物を入れることが出来る
”入れ替え可能”な仕掛け
テラコッタの鉢植えは移動が出来ます
バラの成長に合わせて、置き場所を変える
そうするとお庭の雰囲気も変わる!
”変化を楽しむ”そんな仕掛け
また冬の今の時期でも
テラコッタの鉢植えには常緑の植物たち
寂しくならない様、お庭を色づけてくれます!
そしてガーデンライトが設置してある
ハードウッドの鉢植えカバーですね
この場所はアイアンアーチがあるので、バラは入っています!
この場所の”主役”は、やっぱりアイアンアーチなんですね
バラを両側から誘引していきます
右からはつる性バラ、左はシュラブ系です
今はバラが枝だけになっていますので
鉢植えを配置して、寂しくない様にしています
動かせるのがいいですね!
トレリスがあるところはバラを誘引するところです
オベリスクには、半つる性のバラが入っています
長い鉢植えカバーは、元からあった大型プランター用ですね!
基本的にスッキリしたお庭になっています
元はいろんなモノが置いてあって
プラスティックの鉢植えがたくさんありました!
片付けをして綺麗になってスッキリ!
スッキリすると管理がやり易くなりますよね
片付け分、新しいモノも入ってきますよ~
ピンクの花が咲いているのは”ギョリュウバイ”
一般的には4~6月ごろ咲くのですが
この品種は11~2月まで咲いてくれます!
今の時期、バラも少なく寂しいので
こういう植物があると嬉しいですよね!
バラの隙間に配置しておくといいですよ
一番奥には、パネル的な存在の鉢植えカバーが!
その後ろにあるゴミ箱とか、物入れの目隠しにしています
さらに電源もあるので、そこから電気を引っ張っています
常緑の植物を配置しました
緑の背が高いのが”エリカ”
手前の赤いのが”ロフォミルタス”
一回りも二回りも成長しますので
目隠しとしては良さそうですね!
エリカは花を咲かせるので、それも楽しみです
逆方向には”女神像”があります
その前に、前の造園屋さんがレンガを積んだようですが
そこにも鉢植えを置いて飾りました!
高さがあるので、鉢植えを使うしかありませんね
実際、その高さに合わせるとイイ感じで飾れました
ただ!このあたりの植物は成長が著しいので
管理が必須です!
こまめに剪定しないと、つまらない樹形、カタチになりますよ
ポイントとなる場所ですからね
管理をしっかり行って、素敵な場所にしていきたいですね!
女神像を挟んで反対側
このハードウッドの鉢植えカバーの後ろに階段があります
外階段があって、道路から直接のお庭へ入ってこれます
階段を上がってきて、バラが咲き誇っている
バラの壁がある感じにしたいのです
後ろのツゲが見えなくなるくらいにですね!
そうなるとリビングからの景色が
今とガラっと変わります!
素敵な風景を楽しめますよ~
コチラ側はリビングに近い位置です
そのためバラを多く配置しています
その間に、常緑の植物を少しだけ!
なんと言っても”ガーデンライト”
今回のオススメポイントかもしれません
植物が映えて、美しい場所になりますよ!
設置してしまえば、あとはそれほど予算もかからず
これからの生活を考えて、心の豊かさを得ましょう!
お庭は生活の一部になる、そんな時代になります
こちらの角には”テラコッタの庭”です
常緑の植物や、シュラブ系のバラを配置しています
ココだけで小さなお庭を表現します
シュラブ系のバラは半つる性です
品種によりますが1m50cmぐらいで成長が止まるモノも
立性のバラとしても楽しむことが出来ますよ!
全体的に考えると、この場所に植物があると
リビングから観たときに、全体が植物に埋もれている感じがします
また出っ張った角は、威圧感があるので消します
そうすることでお庭が優しい場所になります
お客さんの最初の希望で、ここで読書出来る空間を!
そのために包まれた空間づくりを実現できるのです
まとめ
私たちの仕事は皆さんの手伝いです
希望や願い、不便やお困りの事、生活や趣味
そういったお庭に関することを、解決する仕事です
どんなお庭でも皆さんにとっては、特別であるはずです
その方にとってはとても大切なコトであるはずです
実現のためのお手伝いが出来る、素敵な仕事です
皆さんの話しを聞き、同じ目線で理解する
自分の問題であるように考え、答えを提案します
それがそのお庭を使う方にとって、ベストの答えであると信じて
私たちは常に進化します、過去にとらわれず、未来を見据えています
5年後、10年後の皆さんの豊な生活のために
そして少しだけ、皆さんにとってお庭が特別であるよう願っています
ちょっと純粋過ぎて、稚拙な願いかもしれませんが
素直な気持ちで皆さんを幸せにしたいと思っています
かつて私が植物に癒されたように
2020年、多くの皆さんに出会い、支えられ
助けられて過ごしてきました
本当にありがとうございました
この現場が2020年の最後の庭づくりです
そして2021年の仕事も次々決まっています
本当に感謝します
2021年、造園会社ぐりんぐりんは初心に戻り
私たちが今まで学んできたすべてを注ぎ込んで
全力をもって、皆さんのお庭づくりに貢献します