オススメの多年草|植えれば、何年も成長し続けるお庭に欠かせない植物

多年草は、1年草とは異なり、複数の年にわたって成長・生育する植物です。1年草のように華やかな花は少ないですが、名わき役として春夏秋冬、お庭の雰囲気を変えてくれる存在です。今回は、多年草の良さとオススメの多年草をご紹介します。

多年草を植えるメリット

多年草は花だけではなく、葉っぱがメインのものもたくさんあります。なので、花が終わって悲しむのではなく、たくさんの葉っぱがお庭に生えていると思うとすがすがしい気持ちになりますね。

多年草の良さ

1.長期的な繁殖力:1年草と比べて長期的な繁殖力を持っています。

2.地面の保護:多年草の茂みや葉は、地面を覆い、保護する働きをします。土壌の浸食を防いだり、水分の蒸発を抑えたりすることができます。また、根は地中に広がり、土壌を固定すり役割を果たすこともあります

3.長期的にわたる美しい景観:多年草は、継続的に成長します。花や葉を楽しめます。多年草は季節によって異なる花色を楽しむことができ、四季折々な風景を見せてくれます。

4.低メンテナンス:1年草に比べて比較的低いメンテナンスです。1度根を張れば、定期的な種まきや苗の植え替えは必要ありません。水やりの頻度も少なな場合があります。

オススメの多年草

クリンソウ

クリンソウ

日本を代表する高山植物
高さ:30~100㎝
花期:4月から6月にかけて赤や紫、黄色の花が咲きます。

特徴;水辺や湿地などに自生しているので、湿った環境を好みます。寒冷な環境にも耐えることが出来ます。植える環境は、春から秋までの花が咲き終わるまでは、日当たりの良い場所で育て夏は直射日光の当たらない半日陰が良いです。東向きのお庭や広葉樹の足元などの木陰が良好に成長します。

アルケミラモリス

アルケミラモリス

ヨーロッパ原産の多年草
高さ:30から45㎝
花期:5月から6月にライトグリーンの小さな星型の花

特徴:日陰や半日陰の湿った場所を好むみます。地下茎を伸ばして増えるので、グランドカバープランツとしても利用できます。画像は斑入りのアルケミラモリスですが、単色もあります。住宅の建物で囲まれた日陰の庭や木々の足元に植えても繁茂してくれる多年草です。
冬は葉を落とし休眠するので、枯れたわけではないのでご注意を!春に新芽がでてきてくれます。

シュウメイギク

昔中国から伝来した伝統的な菊の花
高さ:30㎝から150㎝
花期:9月から11月にかけて白やピンク、赤や黄色の花

特徴:9月9日には「菊の節句」と呼ばれる行事があり、昔はシュウメイギクを中心とした菊の花を飾ることが習慣がありました。寒さに強くシュウメイギクは日陰でも成長してくれます。半日陰の湿り気のある場所が適しています。冬は休眠期に入るので地上部は枯れますが土の中には根があるので、また春に新芽が出てきます。

最後に

どうでしょうか、多年草について興味がわいてくれたり、自分の庭に植えてみたいという気持ちになっていただけたらとてもうれしいです。根付いて生い茂るまでは手がかかりますが、面倒を見た分だけかわいくなってくるので、一度トライしてみてください!

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