素敵なレンガで花壇!モダンな小さな庭づくり|横浜市の個人邸

多くのお庭づくりを行ってきました
自然素材も色んな種類を見て、触ってきましたが
素材は本当にいっぱいあって、全部を知っているわけではありません

今回の横浜市の個人邸ですが
また、新しい素材をつかってみました!

     

備長炭のようなレンガ


備長炭のようなつや消しの反射が素晴らしいレンガ

ご自宅の雰囲気と色合いにマッチした
灰色のレンガ

ご用意したのは備長炭のような風合いがある
シルバー系のレンガです
その触り心地、見た目、風合い、まさに備長炭!

特に光の反射がとても魅力的なレンガです
ツヤ消しっぽい表面、色合いなんですが
その上で太陽光に反射する、マットな光沢が素敵です

    

気泡などすべてが備長炭のようなレンガ

ちょっとした気泡があったりするのですが
それがまた、備長炭っぽい感じになっています!

音は高めのキンキンした感じ!
金属っぽい甲高い響きがあります

         

施工前〈現場確認〉


まず行うのは現場の確認ですね!

どんな場所なのか?
地面は土なのか、コンクリートなのか、傾斜は?環境は?
何はともあれ、場所を見ることからお庭づくりは始まります!

        

レンガを設置する道路沿いのちょっとしたスペース

現場はスッキリとした新築です
写真の右側の階段を上がっていくと、玄関があります
横浜はとにかく坂道が多い印象があります

地面はコンクリート
仕上げ材を使って綺麗になっていました

ご自宅も、モノトーンを基調とした色合いで
クール、シンプルな家です

灰色のレンガは高級感、シックさ、クールさがあります
強い強調せず、他と相まって植物が映えそうな印象です

      

レンガを設置する地面は勾配あり

右上から左下に向かって勾配があります
勾配とは斜めに地面を傾けることで
雨水などが溜まりにくくするためにつくります

手前は道路なんですが、そこも少し勾配があるのです
場所が山の傾斜にある住宅地なので、街全体的に少しだけ傾斜があるのです
1mに3センチほど左に下がっていくぐらいです

それでもレンガの花壇は水平に施工します
それは住宅や壁が水平に作られているので
それも合わせて水平に作った方が生理的にしっくりします!

        

施工様子〈鉄筋を使おう〉


水平を考えながら鉄筋をいれて施工するレンガ花壇

途中まで施工した様子です
レンガの上に乗っているシルバーの道具は、水平器
地球に対して傾きを確認する道具です!

        

レンガの上に乗った水平器

予定では8段、レンガを積み上げて花壇にしますので
高さは60センチを超えます

      

鉄筋をしっかりいれて施工するレンガ花壇

中に土も入りますし、花壇に子供が乗るかもしれませんので
しっかりとした強度を持たせるために、中に鉄筋をいれます
私たちはどんなレンガでも強度を大切にしています

それは近年の地震の多さ、ささやかれる危険性など
そのご家族、近隣さんの安心のためです
鉄筋をいれるのはひと手間かかりますが、きっと良いものが出来ます!

他のレンガで鉄筋を使っている様子はコチラ
曲線のレンガ花壇と植物|人工芝で楽しむドックラン|江東区の個人邸

       

施工後〈完成したレンガ花壇〉


完成したレンガの花壇

完成しました!

右下の一部欠けているところは
隣地との境界線の印があるので、埋めないように
レンガを加工して施工しています

     

コの字になったレンガ花壇

境界線が隣りの壁から5センチのところにあるので
少しだけ壁との隙間ができます
後ろの壁に固定するように施工するので、後ろはレンガがありません

レンガの一番上は穴が空いていない”笠木(かさぎ)”という種類のレンガです
下のほとんどのレンガは穴が空いていて、中に鉄筋が入るようになっています
その隙間はモルタルを詰めて強度をしっかりとるようにします

      

レンガの種類、基本と笠木

左が”笠木”、右の穴が空いているのが”基本”といいます
穴が空いてるのはモルタルをしっかり詰めます!
そういう前提で作られていますので、注意ですね

        

横から見た壁に接したレンガ花壇

背中側の壁も斜めになっています
右の階段を上がって住宅があります、土留めの意味合いもある壁です
強度を得るために斜めになっています、全体的には台形になっているのですね

      

壁の傾斜に合わせてレンガをカットして施工しているレンガ花壇

壁の傾斜に合わせて、レンガを一個一個カットします
その角度に合わせるのですが、これは寸法とともに実際に測ってカットします
ちょっとしたことで綺麗な収まりがある花壇になりますね!

       

モダンな素敵な風合いのレンガ

目地も綺麗に入れておきます
奥までモルタルを詰めることで、全体として強度が得られます
しっかり施工するというコトは、綺麗に仕上がるということにもなります!

レンガの種類によってはまったく違う目地の施工を行います
アンティークレンガの場合はもっとラフな目地がオススメです!
初心者でもアンティークレンガで簡単DIY!おしゃれ花壇を作る!

         

まとめ


今回は”レンガの花壇”の施工でしたが
新しいレンガとの出会いもありました

これはお客さんごとに合った、プランを一から考える
そしてそれに使える自然素材を探す
そういった手間をかけると、どんどん懐も広がりますし、いいモノづくりが出来ます

とても風合いが素敵なグレーのレンガ

      

皆さんはどんなお庭がご希望でしょうか?
イメージはハッキリしていなくても大丈夫!
それをカタチに実現するのが、私たちの役割ですので

お庭づくりのご相談は無料で行っています
皆さんに合ったプラン、お見積りは何回作っても無料です
お気軽にご相談ください!

       

      

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