私達がとても多く施工を手掛けているモノに、日除けパーゴラがあります。多くは小さなお子さんのために、直射日光から守るために注文をいただくことが多いです。
そして施工が難しいと言われる屋上に設置することもあります。屋上のパーゴラは鉄骨を使う場合が多いのですが、自然素材をオススメしている私たちは、木材を使って施工しています。
自然木と言えど、ハードウッドと言われる硬い材木、種類によっては水に付けていても100年腐らないと言われています。
また新素材として杉に薬剤を注入した材木があります。人体には影響はありません。それも水に付けていても腐食することは無いと言われており、何度も施工に使用しています。
皆さんの状況や環境に合わせたご提案が出来るのも、私達の強さと言えます!
もくじ
施工前
![真夏の太陽が厳しい個人邸の屋上](https://grengren.com/wp-content/uploads/2022/08/1-2.png)
新築住宅の屋上です。まだとても綺麗でこれから色んな楽しみが出来る場所ですね!見晴らしも良く、とても気持ちが良い場所です。
見晴らしが良いということは、日光が直接当たるというコトです。屋上ですので、かなり日差しが厳しく温度も上がってしまいます。
![千葉県習志野市の新築個人邸の屋上](https://grengren.com/wp-content/uploads/2022/08/3-1.png)
アンテナがあります。パーゴラの支柱など電波を妨害しないよう、気を付けて設置しなければいけませんね。
設置の目的
![楽しそうに小さなプールで遊ぶ子供たち](https://grengren.com/wp-content/uploads/2022/08/26709763222995d6b2b0afc510a757c5.png)
今回、お客さんが日除けパーゴラを設置しようと思われたキッカケ。それは小さなお子さんが屋上で遊ぶのが”大好き!”だからでした。
しかし、屋上はかなり直射日光が厳しい!そのため日陰をつくろうと思われたワケです。とてもお子さん思いの考えですね。
素材は鉄骨やアルミなど、いろんな可能性を探りましたが。最後は”やっぱり自然素材”というポイントでご納得されました。
ハードウッドのセランガンバツという材木を使います。よく公共施設などでデッキ材として使われることが多く、材木の値段や規制のサイズも豊富なので、割と経済的でもあります。
また日本中で多く使われていますので、流通量が多く、素材的にも安定しているのです。オススメですよ!
施工途中
![屋上に材木を搬入、施工準備が出来た習志野市の新築住宅の屋上](https://grengren.com/wp-content/uploads/2022/08/18.png)
屋上なのでとにかく搬入が大変です!特に室内を通って階段で材木をあげる場合、壁紙など最大限の注意を払って作業しています。
今回は外から一本ずつ上げるコト出来たので、本当によかったです!怪我や外壁を壊すのが本当に怖いですからね。
そして屋上の半分の面積を占めるパーゴラのサイズ、そのため材木も長く、取り回しが大変でした!それでも私たちはみんなで協力して作り上げていきます。
![習志野市の日除けパーゴラの設置工事途中の様子](https://grengren.com/wp-content/uploads/2022/08/16.png)
初日で四本の支柱がなんとか立ちました!まずまずですね。支柱を垂直に立てるのが、ちょっと大変なのです。やっぱり自然素材ですからね、すべての材木が真っすぐでは無いのです。
それでも柱の重心や傾きを整えて支柱を立てていきます。
![パーゴラの基礎支柱を設置した習志野市の屋上パーゴラ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2022/08/15.png)
パーゴラは基本的には柱の骨組みである、と言ってもイイです。特に日除けパーゴラに関しては、余計な装飾は必要なく、ある程度機能的であって良いと思います。
それは予算を抑えて、万が一、日除けネットなどが絡んでしまった場合でも、すぐに対処しやすい意味合いでもあります。
もちろん装飾的なパーゴラを設置することも可能です。同じ材木でチェアや小屋とパーゴラを融合しても問題ありません!とっても素敵な場所になりそうですね。
施行後【完成!】
![習志野市で完成した日除けパーゴラ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2022/08/12-1.png)
二日目に完成しました!習志野市の日除けパーゴラです!とても夕日に映えていますね。今回はなんとか完成まで2日間でした。ちょっと人数は必要でしたが。
![完成した新築住宅の屋上日除けパーゴラ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2022/08/4-1.png)
パーゴラの支柱ですが、動かないよう固定するためにそれぞれの支柱と連結しています。コレが無くても施工は出来ますが、子供のためというなら安全性を重視するのも当然と言えます。
支柱同士を連結している材木が、ちょっと邪魔だな~と思われるなら、他にも対処の仕方はあります。それもご提案出来ます。
![パーゴラの支柱を固定するために筋交いを施工した屋上パーゴラ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2022/08/7.png)
もっとも重要なのがこの筋交いです。これが有るのと無いのとでは、まったく完成度が変わってきます。
近年では地震対策としてこの筋交いを付ける工事がありますが、それほど”揺れ”に強いのです。もっと長い筋交いを付ければ、より安全になるのです。
![揺れに対応するために施工した屋上パーゴラの筋交い](https://grengren.com/wp-content/uploads/2022/08/11-1.png)
筋交いは細くとも支える面積が広い方が効果的です。さらにお客さんの希望で、材木の繋ぎ目に、水が入らないようコーキングを施工しました。
コーキングとは皆さんの台所やお風呂の端っこ、繋ぎ目に施工されている白いゴムっぽいものです。隙間に水が浸入しないよう防いでいるのです。
あとは日除けネットのつなぎ方もご覧いただけると思います。金具をつけてフックで引っ掛ける仕様です。簡単に取り外しができますよ!
![水は通すが紫外線は90%防ぐ日除けネット](https://grengren.com/wp-content/uploads/2022/08/5-1.png)
この日除けネットは水は通します。風も通します。紫外線だけ90%防いでくれます。子供を見守るご両親にとっても強い味方となると思います!
しかし、台風など風が強い時は外した方が良いです。風に煽られるのと、風で飛んできたモノが引っかかると危険です。
![水や風は通すけど紫外線の90%は防ぐ日除けネット](https://grengren.com/wp-content/uploads/2022/08/6-1.png)
このパーゴラが動いてしまうには、かなり強いチカラが必要ですが、ネットに引っ張られて動く可能性だってあるかもしれません。
女性の方は、このネットを外して洗うというお考えもあるそうなので、必要ない時は外して管理してください。長持ちしますよ!
まとめ
![習志野市の日除けパーゴラの完成](https://grengren.com/wp-content/uploads/2022/08/9-1.png)
パーゴラの使い道は色々あります。もともとはヨーロッパでブドウを誘引して育てるものでした。日本には藤棚がありますよね。同じような使い方をされていたんですね。
今では日除けネットを張ったりして、簡易的な日除けを設けることも多く。お庭で快適に過ごすひとつのアイテムとしてよく使われています。
真夏を過ぎても紫外線は強いので、この遮光ネットを使うコトで紫外線の90%をカット出来ます。お子さんに限らず、皆さんに対してとても優しいお庭となります。
気温上昇を受けて、毎年お問い合わせが増えているのが実情。特に屋上で快適に過ごす方法として、皆さんに注目されています。オススメですね!
![造園会社ぐりんぐりんへのお問い合わせボタン](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/04/419366043c1873a5de349807e2506b67.jpg)
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