建売住宅の限られたお庭の芝生が上手く育たなく、お子さんが遊ぶスペースとしてもっと効率的にできないか?お客さんのご希望はウッドデッキとウッドフェンスでした。建売住宅のお庭は時として過剰な本数の樹木が植えられていたり、環境に適していない芝生が敷かれていたり、厳しい状態にあることが多いです。
今回は必要な樹木を残し、そして活かす、それが自然と共存する第二のリビングとしてのウッドデッキとフェンスにすることにしました。限られた予算の中で出来る限り広く面積を確保して、プライベートな空間としてしっかり目隠しする。実用性と自然が一体化したお庭づくりです。
四人家族がゆったり使える空間としての広さ、住宅からの段差なしでアクセスできる負担のないアプローチ。お庭からウッドデッキの階段は小さなお子さんでの安心して上り下りできる低めの段差。こういったちょっとしたことがウッドデッキの使い勝手を良くしてくれます。
これはどなたでも参考になる”素敵な空間づくり”です、ウッドデッキをつくることでお庭を広く使うことが出来ますし、ウッドフェンスと樹木でうまく目隠しすることが出来ます。実用性と自然がうまく共存した都会のお庭、ぜひ参考にしてください。
- 家族:4人家族
- 住宅:建売
- 予算:110万円
- 面積:30㎡
- 期間:1週間程度
皆さんはどんなお庭を希望されますか?BBQが遊びの空間としてでしょうか?休日を木漏れ日の中でくつろぐ癒しの空間としてでしょうか?どんな理由であれ、それは皆さんにとってとても価値があることだと思います。
今回は東京都狛江市で”子供のため”の空間づくりのためにご依頼をいただきました!子供と過ごす今しかない時間を大切にしようというお気持ちから、私達にご相談をいただきました。
東西に開けた約40㎡のお庭は枯れた芝生で覆われていました。半日陰という環境で部分的に剥げてしまっていたのです。その場所に子供と安心して遊べる空間を作りたいというご希望で、ウッドデッキと目隠しフェンスを作ることになりました。
もとからある樹木をシンボルツリーとしてウッドデッキに取り入れ、自然の中にあるような木陰でお庭とうまく一体化したようです。無駄に樹木を伐採せず活かす方向で取り入れた、とても良い実例です。
厳しい西日が素敵な木漏れ日をお庭にもたらしてくれています!ご自宅のリビングからつながるウッドデッキはまさに第二の憩いの空間に!ほぼ段差無しで外に出るコトができます。また駐車場へと続く階段は子供でも使いやすい高さの低い段差。
材木は耐久性があるハードウッドのセランガンバツ、公共でもよく使われる種類で信頼と実績があります。そして長い間使っていただくためにクリア塗装を行うことで、いつまでも綺麗な材木の木目と色合い、空間をキープ出来ます。
お部屋のリビングからの目隠しのために、ウッドフェンスを長めに設置しました。駐車場側は樹木がしっかり目隠してくれていますので、完全なプライベート空間が出来上がりました!
最後にこのお庭とご家族にふさわしいフラッグを付けて完成です!お子さんがこのウッドデッキでどんな遊びをしてくれるのか?どんな家族の時間がうまれるのか?これからの新しいお庭生活が楽しみですね。
限られたお庭がとても豊かで広く感じる『第二のリビング』もうひと部屋増えたように使う事ができる、とても素敵な実例となりました!ないよりお子さんがさっそく遊んでくれたことが何よりのご褒美です!
◆幸せ家族のウッドデッキ&ウッドフェンス