今回世田谷にある総戸数30戸のマンション
の植栽管理のスケジュールと施工前・施工後
を紹介をします!
年間の植栽の管理ってどんなもん?
って思いますよね。
大体のスケジュールを紹介します!
もくじ
年間スケジュール
ざっとこのようなスケジュールを立ててみました。
スケジュールを立てるときは、マンション側
のスケジュールとすり合わせていきます。
ぐりんぐりんでは、施工月の前の月に
様子を見に行きます。
そこで、「これは必要」「これはやらなくても良さそう」
とマンション側の担当者様と打ち合わせをしていきます。
実際に、目で見て確かめる事でお互いが安心し
作業も気持ちよく出来ます。
スケジュール内の
草刈り・低木剪定・高木剪定・生垣
について少し深堀していきたいと思います!
草刈り
草刈りは範囲が広いと手では時間もお金も倍以上に
なってしまいます・・・。
ので、草刈り機を使い作業していきます。
機械が通らない所は基本手で除草します!
※画像タップで商品ページに飛びます!
草刈り前。
草刈り後。
根は取れませんが、光合成する葉っぱは
しっかりとカットして植物の成長をおさえます。
草刈りは年に2回である程度抑制されます。
プラスで除草剤など使うと雑草は生えにくく
なります。
除草剤を使うときは、樹木など他の植物が
近くにない所で使って下さい。
低木剪定
マンションなどの低木でよく選抜される植物は
サツキ・ツツジですね。
今回のマンションもサツキが植えられています。
サツキは5月頃に開花しますよね。
花後早めに剪定をしてあげると、来年の花数も
期待できます!
高木剪定
基本的な高木の剪定は図のように剪定する
時期が決まっています!
常緑樹(レッドロビン・アカシア・オリーブ)
などを強く剪定する時期は基本的に”新芽が出る前”
に樹形を作る事で夏・秋は気になる所を軽く
剪定するだけで樹形が整います。
落葉樹(桜・ハナミズキ・ヤマボウシ)
などを強く剪定する時期は”葉っぱが落ちてから”
極寒の時期を避けて樹形を整えます。
夏は葉っぱが混みあうので
すかして風通しを良くしてあげると良いです。
この樹木はいつ剪定していいの?
とお困りの方!
まずは、落葉樹・常緑樹を確かめて
上記の図を参考にしてみて下さい!
生垣
生垣は年に1回は形を整えないと、風通しが悪く
なったり、混みあった葉っぱに虫がついたり
といい事はありません。
強い植物として選抜されているものでも
ケアをしてあげないとです!
写真の様に、生垣用のバリカンを使って綺麗に
しました!
バリカンでカットするだけでなく
枝に引っかかった葉っぱや枯れた
葉も落とします。
でないと、2週間3週間経って緑の中に
茶色い葉が目立ってかっこ悪いです。
最後に薬剤散布について
薬剤散布
薬剤散布は年間で適宜に散布します。
殺虫剤は主に虫に散布すると効果があるものです。
殺菌剤は主に木の病気に散布します。
どちらも、予防で虫が来る前に。菌が付く前に。
散布すると良いです。
薬剤散布の時に雨が降っていると
薬が雨で流れてしまうので
できたら、晴れた日の午前中か夕方に散布
すると良いです。
薬剤散布すると、日の光で葉っぱが焼けてしまう
場合があるので午前中もしくは夕方が有効です。
まとめ
マンションの年間スケジュールと
スケジュール内容をご紹介しました。
内容につきましては、環境・状態によって様々な対処法
があります。
一例としてインプットしていただければと
思います!
次回のブログでは7月に行ったメンテナンスの
施工前・施工後を紹介します!