4月の『ぐりんち』玄関の植栽|府中市

4月に入り、植物たちの成長が活発になってきました。4月の初旬に植えた植物たちも、スクスクと勢力を伸ばしています。

『ぐりんち』はぐりんぐりんの事務所です。これからショップにもなっていく場所です。そんなぐりんちのお庭事情を、掲載していきます。

メインツリーは、白樺に入り、植物たちの成長が活発になってきました。4月の初旬に植えた植物たちも、スクスクと勢力を伸ばしています。

『ぐりんち』はぐりんぐりんの事務所です。これからショップにもなっていく場所です。そんなぐりんちのお庭事情を、掲載していきます。

メインツリーは、シラカバ ジャックモンティー(Betula utilis var. jacquemontii)カバノキ科の落葉高木。ヒマラヤ地域が原産です。本来暖地や幼い木のときは、白くならないのですがこの品種は、そこをクリアしたシラカバです。

白い幹の新緑、とても涼し気で、秋の黄色の葉もとても美しい!

もう1本は、レモン ビアフランカ!料理には欠かせないレモン。ぐりんぐりんでは、よくお客さまに、レモンの木をオススメしています。コンパクトに収まりながら、実がなる。

子供には、レモネード、大人には、サワーやハイボールにピッタリ!大人から子供まで楽しめる木。

そして、下草は、宿根草がメイン。グラス系と宿根草を組み合わせて、草原と妖精が飛んでいるかのようなファンタジーをイメージして植栽しています。

4月のお花が咲いた植物の紹介をしていきます。
ぐりんぐりんのメイン玄関です。これから、どのような姿に変化していくのか楽しみです。

全体像

4月の植物集

西洋オキナグサ

西洋オキナグサ

キンポウゲ科オキナグサ属。ヨーロッパ原産で、日本の在来種であるオキナグサと比べて、高温多湿に強いので選択しました。

年々株が大きくなっていきます。岩と岩の間でも元気に咲くくらいなので、湿潤な場所や日陰には向きません。やや乾燥気味の場所を好みます。

紫・赤・ピンク・白などの多彩な色があり、花は在来種のモノに比べると少し大きく、上を向いて咲くことが多いです。

在来種のオキナグサは、自然な草地や原野などの特定の場所にしか育ちにくいです。また冷涼な場所を好みます。

植える際は、風通しが良く、夏に日陰になる場所、他の草に覆われにくい環境が好ましいです。

バイカカラマツ(白と緑花)

梅花唐松

バイカカラマツ白花

梅花唐松 緑花

バイカカラマツ緑花

キンポウゲ科カラマツソウ属。北アメリカ原産で、園芸植物として日本でも栽培されています。背丈は、10~20㎝程度で横にこじんまりと伸びていきます。

半日陰~明るい日陰で腐植質に富む土を好みます。寒さには強いですが、高温多湿には、注意が必要です。適度な湿り気が必要です。

関東の気候でも育てやすい山野草のひとつです。夏越しだけ注意してあげましょう。ロックガーデンにも合うので、ここでは岩の近くへ植栽しています。

また、フウロソウやイカリソウ、フウチソウとの組み合わせも合います。

アリウム ギガンチウム

アリウムギガンチウム

ヒガンバナ科ネギ属の球根植物。巨大な球状花序が特徴の鑑賞用アリウムで、『ギガンチウム』は『巨大な』という意味で、その名の通り花径が20㎝前後にもなる紫のボール状の花が咲きます。

根元から出てくる葉は、花が咲くころには、枯れ始めます。

とてもインアクトがあり、点在させるとなお良いです。大体100㎝前後になります。夏に地上部が枯れて休眠に入ります。

10~11月までには植えられるようにしましょう。

完全日向を好みます。開花に光が必要なためです。土壌は、水はけの良い砂質土。湿気が多いと球根は腐ります。

関東以西なら、掘り上げずとも数年育てられます。長雨に雨には注意です。

花後に葉が黄色くなり、枯れるのが早いため、足元を覆う植物が必要です。ラムズイヤーやキャットミントなどオススメです。

シレネ ユニフローラ

シレネ ユニフローラ

ナデシコ科シレネ属耐寒性多年草の植物。ロックガーデンやグランドカバーにオススメな植物。ただ、高温多湿に気を付ける事と水のやりすぎには注意が必要です。

日当たり良く、やや乾燥気味が好ましいです。写真は、ジュエルと言う品種。ほのかにパステルピンクで花の付け根がふんわり丸く可愛らしい植物。

梅雨時期前に、バッサリとカットして蒸れを防ぎます。地植えだけでなく、鉢植えとしても人気です。

ぐりんちの玄関では、芝との境目に植えています。馴染んで葉っぱの形のグラデーションになると嬉しいです。

ゲラ二ウム サンギネウム’アルバ’

フウロソウ

フウロソウ科フウロソウ属の宿根草。白花のフウロソウです。5~7月まで花が咲く、花期の長い植物です。縦に20~30㎝前後、横に30~40㎝前後広がります。、他のゲラ二ウムに比べて乾燥と暑さに比較的強い品種です。

日向から半日陰で育ち、水はけの良い土壌が良いです。過湿には注意!花柄を摘みをこまめにすると、花期が長持ちします。

花壇の前面や、玄関前に植栽をしています。グランドカバーとしても優秀で、広がりながら自然にまとまります。

ヤグルマギク系やサルビアネモローサ、ネペタなどの青系の多年草との組み合わせ、半日陰なら、ギボウシとの組み合わせがオススメです。

チョウジソウ

チョウジソウ

キョウチクトウ科の宿根草。日本(本州から九州)に自生する在来種の山野草。星型の青花と秋の黄色い葉が美しく。自然風の庭づくりや山野草園、ナチュラルガーデンに人気があります。

背丈は、40~80㎝、日向から明るい日陰を好みます。乾燥しすぎずジメジメしない場所が理想です。花後は自然に種が出来て、こぼれ種で発芽することもあります。

フタリシズカ、ホタルカズラ、ヤマシャクヤクなどの山野草との組み合わせも合います。また、イネ科との組み合わせもオススメです。

タツナミソウ

タチツボスミレ

シソ科のタツナミソウ属の多年草。波のように一方向に並んだ花の姿が特徴的。控えめながらも、風情ある植物です。日本全国に分布する在来種で、和風庭園や自然風の植栽に人気があります。

明る日陰から、日向まで環境に順応な植物です。ですが、直射日光が強すぎると、葉焼け・乾燥しやすくなります。

夏の蒸れにはチュウが必要です。花がら摘みや切り戻して株を整えると、秋に繰り返し咲きます。地下茎や種でゆっくりと増えていきます。

タチツボスミレ、チョウジソウ、イカリソウとの組み合わせがオススメです。

ワーレンベルギア

ワーレンベルギア

キキョウ科ワーレンベルギア属の多年草。小さなベル形の花を多数咲かせます。可憐でナチュラルな印象。主にオーストラリアやニュージーランド、南アフリカ原産で、グランドカバーや花壇の縁取りがオススメです。

西日を避けた日向へ植えます。明るい半日陰なら耐えます。やや乾燥気味を好みます。高温多湿が苦手なので、夏に注意してください。

花がるをこまめに摘み、草姿が乱れたら切り戻します。種で増えることもあります。

ネメシアやバコパ、ブルーデージーとも組み合わせ。シレネ ユニフローラ、ラミウムとも相性が良いです。初夏咲きの宿根草と合わせることで軽やかな雰囲気にります。

ポスト下の組み合わせ

組み合わせ植栽

ポスト付近の植物たちは、背丈30㎝内外で、元気に動く植物を選んでいます。星咲きのアッツザクラやスティパ ポニーテール。手前には、キャットミント ファシー二アルバやエーデルワイスを植えています。

奥には、背の高いエリンジウム プラナム ホワイトグリッターやアガスタシェ’ブルーフォーチュン’

背の高い植物の前には、足元を隠すように地面を這う植物と、その間を取り持つ中間の植物が必要です。

最後に

4月は、色鮮やかな花が咲きだすシーズン!そして、株の大きさもグッと大きくなります。毎日見ている風景でも、1日で全然違うんです。

昨日は、レモンの葉が綺麗だったのに、一夜で葉がかじられていたり、複数の蕾から花が開いたり、また多肉は、長雨の次の日に葉が大きくなっていたりと、日に日に移り変わるお庭は面白く興味深いです。

これから、毎月ぐりんちの風景と植物情報を掲載していきます。

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