もうすっかり定番のお庭として定着しているロックガーデン、街中のいろんなカフェで見かける事でしょう。15~20年前から新しいお庭のスタイルとして流行ってきました。今でももちろん素敵なお庭として皆さんに愛されています。
カフェや商業施設でよく見かけるけど、実際どんな感じなのか?自分のお庭でも出来るのか?いろんな疑問や分からないってことがあると思います。でも自分たちのお庭や花壇をカフェっぽく楽しくしてみませんか?
今回は世田谷区の個人邸の花壇をロックガーデン風に仕上げてみました。お客さんの希望もあってスッキリとした定番の植物をつかった、良い事例として皆さんにご紹介します。
もくじ
施工前
世田谷区の新築住宅の花壇です。お客さんのお話だと建築会社の方々が植えられた植物らしいです。お花や樹木、植物の名前が分からず愛着を持てなかったらしいです。また人にはそれぞれ好みがありますから、もっと他にイメージがあったことが今回のご相談につながっています。
これらの植物はこの一帯の新築住宅、全部の花壇に植えこまれており、また皆さん管理の仕方も分からずで他の花壇も伸び放題っていう感じでした。しっかりと管理方法まで分かればもっと違ったのかもしれませんが、なかなかそれも難しそうですね。
私たちは”植物は管理”だとおもっていますので、メンテナンスやお世話の仕方をしっかりお伝えしています。また事前にお客さんから植物に時間をかけられるのか?興味はあるのか?というヒアリングを行っていますので、皆さんの好みや生活に合ったご提案をさせてもらっています。
施工の様子
葉っぱや樹形が素敵なのはもちろんのこと、メインの植物は根っこがしっかりしたモノを選びます。ユッカ、サボテン、アガベなどこの花壇の主役になっていきます。どれも上手くその環境に定着してくれると成長が著しく、見栄えも豊かになってきます。
サボテンやアガベはトゲが少ないものを選択しています。周囲のお子さんたちに気遣っての事、でも『トゲって痛い』っていう経験や体験も大切にしたいですね。ユッカも色んな種類がありますので、かなり痛々しいものから柔らかい葉っぱのものまで、皆さんの生活環境や考え方に合った植物をご提案しています。
ロックガーデンの石は特に高価なモノを使う必要はありません。関東の石ではありませんが、日本の石材を使っていますので比較的安価で収まります。
色合いも明るめでスッキリとした爽やかな感じですので、石材と言えど軽い印象もあります。そのため全体が石材に覆われようとシンプルな花壇として、現代の住宅にマッチします。
はじめに植物を植え込んで植物がしっかり定着、育つように植栽します。植物が詳しいスタッフが植栽を行っていますので、安心してお任せ出来ますよ!
植栽が決まったら石材を設置していきます。石材も適当に置くのでは仕上がりが良くなりません。”石の顔”をしっかり見せる方向に設置して、地面が見えにくいように考えて設置していきます。なおかつ整いすぎても面白くないですから、より自然を感じるようにランダムに設置する必要もあります。その辺が”センス”なのかもしれませんね。
私達もロックガーデンが好きですから、職人さんやスタッフも楽しんで仕事出来ています!きっと素敵な花壇になりますよ。
施行後
世田谷区のローズガーデンが完成しました!シンプルな花壇ですし、花壇枠のピンコロ石もちょうど素敵な色合いですから、今回のローズガーデンの花壇植栽が良くマッチします。背面の目隠しフェンスがキャンパスみたいに良い背景となって、よりグリーンが際立った花壇植栽になりました。
場所的に良い太陽の光が入ってきますので、壁に影が映ってより立体的に魅せてくれますね!これも自然の恩恵です、植物と太陽、切っても切り離せない関係がより豊かな表情を見せてくれています。
ユッカが二本入っていますが、お客さんがちょっと前に購入されたものらしいです。そのまま双子として植えこみました。いずれ剪定管理で高さに違いをつけて、お互いに活きるようにしていきます!
まとめ
今回は世田谷区でロックガーデンの花壇植栽を行いました。流行のカフェにあるようなどこか無骨だけどセンスを感じような住宅の顔となりました。お好きなサボテンとアガベ、そして気に入ったユッカにいろんなオージープランツを植え込んで”観て楽しい花壇”へ生まれ変わりました。
家の花壇はいつも見る場所です、お住まいの方々が思わず見てしまうような植栽を提供しています。毎日見るところですから、ちょっと予算をかけて素敵な花壇がある生活を始めてみましょう!オシャレなカフェのような風景が皆さんのご自宅にも出来ます。
サボテンやアガベ、ローズマリーやユッカのような植物は管理も簡単!あまり手をかけたくない方にもオススメです。水やりもほとんどいりませんので、年に一回二回枝を切るだけでOK!素敵な花壇はメンテナンスも楽なのです。
環境は半日陰から日向までOK、意外に寒さにも強い植物を使ってカフェのような花壇やお庭づくりをしましょう!
LINEですとちょっとした確認からイメージの共有、資料のやり取りが楽々です。おすすめしますよ!