自然石のステップ&おしゃれ砂利!セメント無し簡単施工③|横浜市

今回のメインである”自然石のステップ”
いよいよ施工します
今回の施工はちょっとチャレンジでもあります

横浜市の個人邸は”芝生と雑草のお庭”でした
芝生から自然石に作り変えるご希望ですが
前回で芝生を綺麗に撤去処分しました!

とにかくキレイにしておけば
今回の”自然石のステップ”の施工がとても楽です!

そしてその『自然石の設置の仕方』をご紹介します
予算を抑えることも出来て、自分たちでDIYで施工も可能
とても簡単に”ナチュラルガーデンの庭づくり”ができます

                

step.1 ”枠をつける”


まずは自然石を設置するための”枠”をつけます
それは石の設置するデザインにもよりますが
今回は細長い通路に自然石を設置するのです

そのため自然石を一列に並べるコトになります
石同士は連続して並べますが
石の横には固定するための”枠”が必要なのです

黒いプラスティック製のブロックやレンガの境目の仕切り材
リサイクルエッジング・ブロック見切り 1.8m×3本

細い通路の両サイドに、この枠を設置します
この枠は”仕切り材”といって、地面に固定して区切りとして使います
今回の場合だと、自然石と砂利の境目に使います

サイズは横に約6cm
高さが4.5cm、厚み約3mmぐらい
この枠の材質や柔らかいので、手でグニグニすれば少し動きます

切る場合、両断しようとするとかなり硬くて危険です!
ハサミで切るコトはできません!

ノコギリでカットするか
表面をカッターで傷つけて
折るように曲げれば”パキッ”と割れるように切れます

枠を固定するためのコの字ピン
コの字ピン10本同梱

固定するために”コの字ピン”を使います
枠板の隙間に差し込んで、そのまま地面に差し込みます
手で押しても入らないので、ハンマーや金槌で打ち込みます

途中で何かに当たって入っていかない場合
原因は地中の”石や砂利、水道管、排水管”などが考えられますので
少しずらしてとか違う場所に打ち込みましょう!

ブロック見切りを実際に施工した横浜市の個人邸のお庭

ストレートに使用します
少しは曲げられますが、基本的に直線で使うものです

この見切り材は1.8mで3本入っています
コの字ピンは10本なので、1.8m一本につき3本使えます
見切り材の連結するところは、2本一緒にコの字ピンで固定
またぐようにしてコの字ピンを差し込みます

ブロック見切り材を片方に施工した横浜市の個人邸のナチュラルガーデンの庭づくり

自然石のステップはこの細い通路の
ほぼ真ん中に施工します
右側のブロックから12.5cmのところに枠を設置します

まずは真っ直ぐ施工できる
寸法がキッチリとれる方から施工!

片方を施工してから
自然石を仮置きしてみて、実寸で寸法を取ります

            

step.2 ”自然石の仮置き”


横浜市のナチュラルガーデンの庭づくりのステップに使う自然石

今回、横浜市のナチュラルガーデンの庭づくりに使う自然石
”インド産アンティーク平板です、色はブラウン
自然の肌感が素敵な落ち着いた色合いで、お庭になじみます!

サイズは長方形のモノが30cm×60cm
そしてこれの2倍のモノがメインなんですが
それは60cm×60cmあります、厚みはどちらも3~4cm

今回の施工ではセメントは使いません
砂を下に敷いてその上自然石を置くのですが
石は厚みがあるか、もしくは面積が広い方が安定します

片側のブロック見切り材を設置してかた自然石を仮置きして実寸でもう片方の見切り材の位置を確認する

実際に置いてみます
そして反対側の枠の位置を決めます
できるだけ隙間が無いようにしたいですね!

そして高さも確認しておきましょう!
この自然石の平板を敷くのに、下に砂を2~3cm撒きます
その分仕上がりは高くなりますし、全体の高さが揃うようにします

高さは地面を削るか、砂で調整しましょう!
もし高さ調整が難しいな!って思われる方は
はじめから砂の厚みをたくさんとるか

または石を設置するそのときに地面を削って、少しだけ砂をいれるなど
自分が楽な方法で良いと思いますよ
それがDIYの醍醐味!自分でやってみるコトが素敵です

ブロック見切り材の枠を両側設置した横浜市の個人邸

自然石を仮置きして、両側にブロック見切り材の枠を設置
こんな感じにしておきます!
それから石の下に敷く砂を撒きますよ!

             

step.3 ”自然石ステップの設置”


自然石のステップの下に敷く山砂

簡単に言って砂は2種類!
山砂(やまずな)か、川砂(かわずな)
どちらもOK!

一般的にホームセンターで購入できるのは
川砂でしょうね
あまり山砂を販売してるのを見たことがありません

川砂はセメントに混ぜる用に販売しています
それを下に敷いて自然石を固定します
今回は約2~3cmの高さで敷きます

砂がいっぱい入っている方が
自然石の固定は楽です
砂が動いて安定しやすくなるからです!

ナチュラルガーデンの庭づくりで自然石の設置に使う山砂とプラコテ

自然石を設置するところに十分な砂を撒きます
さらに”プラゴテ”というプラスティック製のコテで
薄く砂を広げていきます

自然石を設置のために砂を撒いてコテでならしている場面

できるだけ平にしましょう!
滑らかにして、砂に大きな石が混じっていたら除去!
そして”仕上げの高さ”に調整していきます

ナチュラルガーデンの庭づくりの自然石をゴムハンマーで固定している場面

石の平板を置いたらゴムハンマーで安定させていきます!
あまりハードに叩き過ぎると、石の厚みが3cmだと割れますよ!
とはいえ恐々やると石が安定しません

これもコツがちょっといります
今度、”特集記事”で詳しく”石の平板の施工”について
ご説明しますね!

石の水平を確認しながら自然石の平板の設置を実施

水平や勾配も考えて
隣りの石との高さも合わせて
色々調整する部分がありますね!

石の平板の設置方法で最後の工程の目地に砂を詰める施工

ラストは目地に砂を詰めます
細い棒みたいなもので詰めなくてもいいです
どんどん砂を押し込んでいく感じです

あまり押し込みすぎると
石の下で砂が石を押し上げるので
ほどほどでOK!

石の平板の設置で最後は実際に乗って確認

実際に乗って確認しましょう!
この60cm×60cmの石の平板なら
きっちり施工出来ていれば、ほぼ動きませんよ!

動いてしまったらもう一度やり直しましょう!
やり直しているうちに、ドンドン上達しますしね
何度だってやり直し出来るのが良いところです!

            

まとめ


横浜市の個人邸で自然石の平板の設置が半分完成したところ

この連続でコツコツやると綺麗に”石の道”ができます
この先は曲がって、さらに同じくらい道が続きますよ!

DIYでやる際はケガに気を付けてください
刃物を扱う場面では、絶対に刃先を自分に向けない
相手にも向けないこと!

硬い素材をカッターなどで切る場合など
思いもよらない方向へ跳ねたり
刃が割れて飛んでいくこともあります

施工もだいぶ進んだようですが
この先は加工をたくさんやる必要があるので
またまた大変です!

石の平板はセメントを使わなくて出来ます!
予算を抑えることができますし
マンションの専用庭などでも施工可能ですね!

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