ガーデンリフォーム!移植、抜根、植栽、芝生の張替え!|武蔵野市 ①
窮屈になったお庭を大リフォーム!TM9とゆとりのあるお庭へ!
武蔵野市の個人邸にお邪魔しました
弊社のホームページで”芝生の真実”の記事を読んでご連絡ください
傷んだ芝生の張替えをご希望でした
もともとは定番の”高麗芝”があるお庭でしたが
なかなか手入れが出来ていなく、雑草やハゲが出来ていたので
気分一新!張り替えることになりました!
そしてご希望として”傷んだ樹木を何とかしたい”
お庭にギュウギュウに重なり合っている樹木を
抜根や移植、剪定などで”ゆとりあるお庭”へ手を入れることに!
■もともとのお庭(before)
樹木がかなり密集しているのが分かります!
葉っぱ同士が重なり合って、目隠しにはいいのかもしれませんが
必要な日光が地面の芝生まで届いていません
そのため芝生は一部剥げてしまっています
日光不足で枯れてしまったんですね
シマトネリコは育ちも良く元気そうですが
樹形が壊れてしまっています
下草も植栽した当初は小さかったんでしょうね
今では育ちすぎてしまって、十分なメンテナンスを受けていないことが分かります!
植物はその環境に合っていれば、あとはメンテナンスが大切!
植物は日光、水、土壌、風などが大切ですが
その環境にあっていれば育ってくれます
あとはメンテナンスがとても大切です!
はじめは樹木にしても小さいので
育っていくと風景が変わります
植物同士、”成長範囲争い”が起こるのです!
それを剪定や間引きを行って
お互いが共存していく、お手伝いをしてあげる必要があると思います!
りっぱなキンモクセイですね!
目隠しの役割としては十分ですが
芝生を日陰にしてしまっています
今回はこれら”芝生が育っていない原因”を取り除きながら
いっぱいになってしまった樹木の整理を行っていきます!
残念ながらこのキンモクセイも撤去することになりました
芝生にとっては脅威ですから
”この場所には合わない”ってことになります!
■移植、抜根、剪定(途中)
先ほどのキンモクセイを抜根して撤去したお庭です
背の高いエゴノキの樹形がハッキリ見える程度になりました!
そして代わりに下の方の目隠しが無くなり
外から見えてしまう状態になりました
この”隙間、抜け”を抑えるため
背の低い樹木だったり、背の高い植物を植えてあげるのです!
その奥の緑が濃いい樹木は常緑ヤマボウシなんですが
移植する予定で、すでに一部掘ってありますね!
こちらもモッコクを抜根して隙間ができたところです!
モッコクは横に広がっていきますし
葉っぱも密集します
そして”和”の印象が強い樹木でもあります!
この隙間に先ほどの常緑ヤマボウシを移植します
他にも移植や抜根を行って
お庭の”整理整頓”をすすめます!
■問題点!これは良くない!
ある樹木を抜根したときの画像ですが
下の方にツルツルした袋みたいな部分が見えます
これは”ルートバック(ルートコントロールバック)”といいまして
樹木を出荷目的で根っこを調整しながら育てる
布製の鉢植えみたいなものです
この布の部分からは根っこが育っていきません!
ですのでバックの上の方から根っこが成長しているのが
分かりますでしょうか?
これはヤマボウシなんですが
ここでも同じように根っこが生えてこない
ルートバックをつけたまま植栽されたようです
バックを根っこが突き破れないため
バックの上側から根っこが成長してきて、異様な根っこになっています
当然成長に影響がありますし、強い風などで倒木する可能性もかなり高まります!
これを植栽したのは大手造園会社さんらしいですが
いわゆる”ずさん工事”と言うことですね
知らなかったのか、知ってて植えたのか!
何はともあれ”危険”ってことですよ!
よく見かけるのが黒いルートバックです
これは根っこが突き破れないものです
ぜんぶ除去して植えましょう!
逆に言えば鉢植えとして使えるってコトですよ!
プラスティックの鉢植えとは違って
側面など全体から水が排出されるので、根腐れしにくいですね!
上手く使えばインテイリアとしてはオシャレにできます!
■樹木移植(after)
お客様のご希望で、まだ育ってくれる樹木は移植することに!
常緑ヤマボウシがあったエゴノキとハナミズキの間には
斑入りプリペットを移植しました!
プリペットはまだ低木なので
これから数年、しっかり管理すれば
大切な目隠しの役割を担ってくれます!
モッコクがあった場所には常緑ヤマボウシを!
背の高さもあるし、枝ぶりもしっかりして葉っぱも豊富なので
目隠しにはもってこい!ですね
以前、エゴノキや他の樹木と重なって
枝が無くなっていた部分ありますが
定着してくれればもっと元気に育ってくれます!
■次回!
もともとのお問合せは”芝生の張替え”でしたが
その芝生に着手します!
既存の高麗芝を撤去!
そして弊社が”芝生の真実”としてオススメしている、TM9を植栽します!
TM9とは? ”高麗芝の改良品種” 芝刈りの回数が減り、育ちがゆっくり!そして美しい緑の葉っぱ!
芝生は年中張れますが
植栽してすぐは水やりなどが大変です!
それに定着までに時間がかかってしまうことがありますので
その場所にとって一番良い時期をご提案します!
では次回、実際にTM9を植栽しましょう!