石の小道、砂利、石積み、畑があるナチュラルガーデン|目黒区 1/2

石の小道、砂利、石積み、畑があるナチュラルガーデン|目黒区 1/2

 

ちょっとづつを綺麗に整える庭づくり!復活する駐車場!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■今までのお庭(before)

 

荒れた使いづらい目黒区の庭

以前お住まいの方が色々をお庭をいじって

まとまりが無くなったお庭です

 

新しくお住まいになられるお客さんは

ここをとにかく予算を抑え

綺麗にしたいとお考えです!

 

しかし上の写真を見てお気づきの方もいらっしゃいますね

車が入りそうな門がありますが

ど真ん中で”通路”と”庭”が区切られています!

 

もともと駐車場だった場所を改装

お庭の土の部分を広げたカタチ!でした

 

 

 

 

 

 

雑草であらた目黒区のお庭

パッと見の印象は”緑が多い”でした!

 

通路とお庭の区切りは”自然石”

セメントで固めであるのですが

ハッキリ言って強度がない! 

 

何か所かは石が取れてしまっていました

 

 

 

 

 

 

雑草と畑の野菜の区切りがなくなった目黒のお庭

手前には、お住まいのお客さんがお試しで設置した”人工芝”

 

最初のご希望は”綺麗な人工芝”でした

雑草でいっぱいになった部分を人工芝で緑を増やしたい!

そういったお庭づくりのイメージでした

 

それでいて右側の植物の部分は

お客さんがご自分で育てている”野菜たち”

畑として活用されている部分です

 

正直言って雑草との区切り、違いが

分からなくなっています

 

 

 

 

 

 

雑草と緑でいっぱになって目黒区の庭

 

壁側のコデマリ、アベリア、ユキヤナギが凄い盛りですね!

とても季節感を感じますが

はじめて現場を拝見したのは10月でした

 

実はこちらのお庭は全体の一部でして

他にもリフォームしたい場所があったので

訪問から施工まで少しお時間がかかりましたね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■お庭づくり(after)

 

何はともあれ”お庭のリフォーム”は解体から!

低木や不必要な樹木を抜根した目黒区のお庭

必要のなくなった樹木などは抜根します!

 

あとはかなり土が多くなっていましたので

必要ない土は残土として破棄します!

 

そして抜根した後

空間が出来ちゃいますので

そこにはヒメシャラを移植します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●移植(ヒメシャラ)

 

以前も移植についてこのブログで公開しましたが

移植は樹木にとって命がけの行為です、大手術って感じでしょうか

季節や移植したあとの管理に気を付けて行ってくださいね!

 

 

 

 

 

ヒメシャラ

・落葉高木(12~15m) 環境によって違いますがお庭でも10mぐらいになります

・花期:6,7月 小さな白いツバキに似た花が咲きます

・日本全土で育ちます、赤褐色の樹皮がとても綺麗です

 

 

 

 

 

今回は12月に移植します!

ヒメシャラみたいな落葉樹は葉っぱが落ちる時期

秋から冬に移植すると施工率が上がります!

 

落葉樹は葉っぱが落ちると休眠状態になります

樹木が成長を止めて眠っている、その間に移植します!

 

また春になって葉っぱが芽吹いてくると

根っこも成長して地中の水分を吸収するようになります!

 

 

ポイント!!  もし葉っぱがある時期に移植するときは、葉っぱをむしって落葉した状態にします!

 

 

 

 

 

 

目黒区で移植のため掘り出したヒメシャラの株

まずはヒメシャラの株を掘り取ります!

この株の大きさは、幹の太さから地中の根っこの状態を探ります

 

幹の円周×2倍が根鉢(堀っとった時の株の大きさ)と言われています

 

その周りからザクザクとシャベルで土を切るようにして

根っこの土を崩さないようにして写真のように掘り取ります!

 

 

 

ポイント! 根っこがスコップに引っかかったら、剪定バサミで根っこを切ります!

 

少しづつね!少しづつ掘り取った方がいいです!

根鉢の土はちゃんと残してください

それが移植したときに樹木が生き残るポイントです

 

 

 

 

 

 

ヒメシャラの移植のため根巻きテープを設置した画像

まずは樹木を寝かします

地面との間に”根巻きテープ”を敷きます

その後ろ側に”麻ヒモ”を上から下に仕込みます

 

 

 

 

 

 

ヒメシャラ移植のため根巻きテープを根鉢に撒いた状態

根巻きテープを根鉢に巻きます!

 

重なりは5センチぐらいでOKです

なれたらギリギリにしても大丈夫ですね

 

麻ヒモは樹木の根元に結んでおきます

この麻ヒモは結び目に摩擦がかなりかかりますので

取れなければOK程度ですよ!

 

 

 

 

 

 

麻ヒモを十字に巻いていきヒメシャラの移植のための根巻きを行う

根巻きテープを折り曲げながら

麻ヒモを十字に巻いていきます

 

このとき根鉢と根巻きテープに隙間ができないように

木槌で軽くたたきながら麻ヒモを引っ張ります!

 

木槌で叩くと余計な土がポロポロ落ちていきますので

除去しておきます

あとあと根鉢の土が崩れて崩壊しないようにするためです!

 

 

 

 

 

目黒区で移植したヒメシャラの様子

最後は樹木の根元で麻ヒモを結んで

完成です!

 

多少不格好でもOK!

心配だったら麻ヒモをもっと巻いてもOK!

根鉢が崩れなければOK!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

移植したヒメシャラに支柱をつけた目黒区の庭

移植したら地面に植えるわけですが

本来なら”水キメ”という方法で施工するのですが

それは次回の特集で!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車が通るところに基礎のコンクリートを打つ

基本的にこの場所は車が停まる”駐車場”になります

 

以前も駐車場だったのですが

その形跡は全くなくなっていたので

下地からキッチリつくります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駐車場の入り口にあった腐食した枕木を撤去してコンクリートを打つ

入り口にあった腐食した枕木も撤去!

コンクリートを流し込んで固めます!

 

これは施工中ですので

綺麗に整えますよ!

 

 

 

 

 

 

 

石の平板を設置して駐車場を施工する目黒区のお庭

そして”石の平板”を設置します!

これは弊社でよく使っているデコボコが少ない石の平板です

 

歩くためでも、駐車場でもOKですね!

これは色でいうと”イエロー”なんですが

最近は濃いイエローの石の平板が取れなくなっているそうです

 

取る場所によって変わってくるそうなので

今後も提供できるのか、掘ってみないと分からないということです!

 

 

 

 

 

 

 

石の平板を設置した目黒区の庭づくり

石の平板は土との境目は別の石を設置しますので

ラフにカットしてあります

 

土の部分は砂利を敷きますので

防草シートを設置します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次回、土面との境目に石を設置します

目地にモルタルをつめて、砂利を敷いて完成になりますよ!

 

次回へ続く!

 

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