台風が接近し、庭がどれだけ荒れてしまったか心配していましたが、実際に確認してみると思っていたよりもダメージは少なく、ひと安心。とはいえ、倒れたり垂れ下がったりした植物も多く、今月は「整える」作業が中心になりました。
今回は、台風後のメンテナンスを中心に、8月のパークガーデンの様子をお届けします。
台風後の全体の様子

台風接近後、庭の状態を確認しました。思っていたよりも荒れておらず、大きな被害は見られませんでしたが、垂れ下がったり倒れたりした植物もあったため、掃除と植物の整理を行いました。
今回のメンテナンスでは、セダムのカットバック、ベロニカ・ヘリオプシスの花芽摘み、倒れた植物の支柱固定、7月に切り戻したユーパトリウムの様子確認などを行いました。順番にご紹介していきます。
セダム’マトロナ’のカットバック

セダム’マトロナ’がうどんこ病にかかっていましたが、株の足元から新たな新芽が出てきているのを発見しました。

そこで、今まで成長していた枝葉を株元までカットバックし、新しい枝葉の成長を促す対処を行いました。うどんこ病にかかった部分を取り除くことで、これから健康な株へと生まれ変わってくれることを期待しています。
ベロニカ・ヘリオプシスの花芽摘み

ベロニカは、5月に初めての花が咲いてから今回で4回目の花芽摘みです。花芽を摘んだあとも、まだ花芽がついているので、これからも花を咲かせてくれます。
あわせて、垂れ下がったり横に広がったりしていた株を整理し、コンパクトな姿に整えました。
Before

After

花芽を摘みながら、垂れ下がった株を一つひとつ整えていきます。この作業を経て、株がすっきりとまとまり、見た目にも整った印象になりました。
倒れた植物の固定
ヘリオプシスの支柱固定

倒れかけていたヘリオプシスを例に、支柱での固定を行いました。今回使用したのはなまし線です。なまし線(なまし鉄線)とは、鉄線を加熱してゆっくり冷やすことで柔らかく加工した、曲げやすく結びやすい針金のことです。

支柱で固定したあと、花芽も摘みました。なまし線を使うことで、しっかりと支えながらも植物を傷めずに固定できました。
アガパンサス・アリウムも木の枝で固定

ヘリオプシス以外にも、倒れたり傾いたりした植物がありました。アガパンサスやアリウムは、木の枝を使って固定しています。身近にあるものでも、支柱代わりに活用できます。
ユーパトリウム’ベイビージョー’の花芽の成長

7月下旬に切り戻しを行ったユーパトリウム’ベイビージョー’は、花芽がしっかり上がってきました。
切り戻しによって、この時期からもう一度花を楽しめる状態に育っています。

トリトマのシードヘッド、挑戦の結果

トリトマは、花が終わったあとも切らずに残し、シードヘッドとして楽しめないかチャレンジしてみました。結果は、残念ながら失敗という形になりました。
よく見ると、下から新たな花芽が上がってきていました。早めに花芽を切っていれば、もっと綺麗に咲かせられたかもしれません。次回への反省点として記録しておきます。
まとめ

8月のパークガーデンは、台風後のメンテナンスを中心に、整える一ヶ月になりました。心配していたほどの被害はなく、掃除や花芽摘み、支柱での固定など、地道な作業で庭を整えることができました。
トリトマのシードヘッドのように、うまくいかないこともありましたが、それも含めて庭の記録です。ユーパトリウムのように、切り戻しから新しい花芽が育つ姿を見られたのは嬉しい発見でした。
次はファイナル審査の11月。どんな表情を見せてくれるか、引き続き記録していきます 🌿
8月の主なポイント
- ✓ 台風後の被害は思ったより少なく、掃除と整理で対応した
- ✓ うどんこ病のセダム’マトロナ’を株元までカットバック
- ✓ ベロニカは4回目の花芽摘み、まだ花芽ありで咲き続ける
- ✓ ヘリオプシスはなまし線の支柱で固定し、花芽を摘んだ
- ✓ アガパンサス・アリウムは木の枝で固定
- ✓ ユーパトリウム’ベイビージョー’は切り戻し後、花芽が順調に成長
- ✓ トリトマのシードヘッド挑戦は失敗、早めの花芽カットが今後の課題
審査日程
- ショーアップ審査:2026年4月8日(水)〜4月15日(水)
- サステナブル審査:2026年7月8日(水)〜7月15日(水)
- ファイナル審査:2026年11月6日(金)
第4回 東京パークガーデンアワードについて

ぐりんぐりんは、東京都・NHKが主催する「第4回 東京パークガーデンアワード」のファイナリストとして、夢の島公園で「Stewardship Garden: The Way」を管理しています。
庭の成長記録は、東京パークガーデン公式サイトやガーデンストーリーにて月1〜2回のペースで公開されています。ぜひあわせてご覧ください。

