駐車場と庭づくり|車が停められるナチュラルガーデン|杉並区 vo.3
DIYで出来る!アンティークレンガの花壇はこうして作る!
■アンティークレンガ
今回は駐車場の両端にアンティークレンガで花壇をつくります!
これは個人的にも感じるのですが、アンティークレンガの花壇はDIY向きだと思っています!
それは完成のイメージと施工方法によりますが
思い切り”ラフ”でもオシャレにキマるのです!
今回使う”アンティークレンガ”です!
いわゆる中古なのです、アンティークと言うとオシャレに聞こえるから素敵!
特徴は色んな表情があるってこと
こういった自然素材でつくられたモノは
経年劣化で”味”が生まれるのです!
それを人工的に演出することもできますが
やっぱり”時間”という加工方法はお金では買えないのです!
ちょっとした欠け、曲がり、削られてカタチもまばら
塗装がかかってたり黒く変色しちゃってたり
それぞれに個性的な表情になってますよね!
これが”味”だと思うんです、そのレンガだけの歴史
世界で一つだけのレンガ
これを使って花壇をつくりましょう!
■DIYでも作ってみよう!レンガの花壇の作り方
まずDIYとは”チャレンジ”なんです
自分でつくった!っていう価値観なんです
上手い、下手はどうでもいいのです
Do it yourself(自分でやる!)ってコトです
言語の発祥は第二次大戦後のロンドン、がれきと化した街の復興のスローガンでした
『自分たちの手で復興を!』
私達がフェンスを施工したあるご家庭の話しですが
もともとウッドデッキがあって、凄い塗装がモコモコしているんです
どうやら毎年ペンキを塗りなおししてるみたいなんです
本当は2,3年に一回でも十分なんです
なぜか?
毎年”息子さんと一緒に塗りなおす時間が過ごせる”と教えてくれたのです
コミュニケーションのためのDIY
それぞれに”意味”や”理由”があるんですね!
この写真に施工のすべてがあります!
手前に砂利みたいなのが敷いてありますが、これが”砕石”
ホームセンターでは”路盤材”として販売されています!
レンガを置く下に、5センチぐらいの厚みで敷きます
そしてパンパン叩くと、硬く締まってきます!
世の中のすべての基礎には、この砕石が敷いて叩いて固めてあります
その上に建物、道路、レンガの花壇が施工されているのです!
その砕石の上にセメントを敷いてレンガを載せる!
それだけなんです、レンガの花壇
より真っ直ぐ並べたいなら、写真にあるように糸を張ります
ピンっと張った糸でレンガの並びを揃えます!
より真っ平にレンガを並べたいなら
写真の左側にある”水平器”をつかってレンガが平行か
確認しながら並べていくのです!
そうやってレンガ花壇の1段目が出来るのです!
レンガ同士の間は1センチの隙間
その隙間のことを”目地(めじ)”といいます
そこにセメントを詰めて、はじめてレンガが固定されるのです!
1段目が出来たらあとはその繰り返し!
3段ぐらいは簡単に積めますよ!
細かいことは気にしない!
だってアンティークなんですから
ちょっと曲がったって、歪んだって、ズレたって
それが”味”になるんですから!
レンガとレンガの隙間もザックリとセメントをつめましょう!
綺麗にする必要はないです
だって、アンティークレンガがすでに歪んでるんですから!
今回はこれで完成です!
レンガの表情を大切に、目地にセメントを詰めましょう!
もっと細かいポイントはあるんですが
それはもう職人の領域!
気にすると難しく感じるので、まずは気軽に積んでみましょう!
■アンティークレンガの花壇
アンティークレンガの花壇の良さはいろいろありますが
私がこれをオススメするのは”植物との相性”です!
植物は季節で急速に変化していきます
アンティークレンガはそこに100年前から存在していたような雰囲気を演出してくれます!
その時間のスピード感の違いがいいのです
ちなみにセメントですが灰色ですよね?
それを白いセメントで施工することもできますよ!
それはもう童話の世界観の演出ですね!
お好みでお庭づくりを楽しみましょう!