■植物が育つ!固定されたアンティークストーンの石畳
ナチュラルガーデンというと、どんなイメージでしょうか?
土にレンガを敷いて、ちょっとボコボコしてもそれが味。
朽ちかけた枕木を敷いて歩道に。
そして自然に近い状態の植物を!
そうなってくるとちょっとした山のコテージみたいな感じですね!
それも素敵です!
今回お伺いしたのは神奈川県川崎市です。
近くに学校があり、車もバンバンすれ違うような住宅地。
いわゆる忙しい都会の方が住む個人邸ですね。
私たちぐりんぐりんの会社は世田谷区ですから
車で1時間ぐらいでしょうか
よく行く場所のひとつですね!
ご希望は”歩きやすい、安定感のある石畳”
しかしナチュラルが欲しいので、植物を!
エントランスから入って
まずは枕木!
これも安定感をご希望なので
薄く砕石とセメントで固定しています。
もともと枕木は厚みがあって重さもあるので、安定しやすいです
セメントは薄く、最低限しか使っていません!
両サイドは後日、植物を植えます!
枕木から石畳へ変わります!
枕木同士の隙間には植物が入らないので
連続して詰めておいてありますけど
アンティークストーンの隙間は
植物が入る予定なので何センチか空けてあります!
そこに培養土を詰めて
植栽帯にしてあります!
この隙間をどのくらいあければいいのか?
ちょっと悩むところでもあるのですが
植物を植える場合は4~5センチ
隙間がないと植物の根っこが育たないと言われています!
それは絶対、根っこが育たない!ってワケじゃなくて
育ちにくいってことなので
生えたり生えなかったり
まばらになりますよ~ってことです
でも歩きやすさを求めると
今回も場合はですが
2~3センチの隙間しかないのです!
歩きやすさとは個人で違うと思うのですが
こちらのお客さんの感覚で施工してあります!
こういった場合はどうしますかね…
植物がその場所に定着するかしないかは
やってみないと分からないって事もあります!
石の横の植栽帯につる性の植物でもいいかもしれませんね!
つるが伸びて、石の隙間に根っこが定着すれば
バンザーイって感じですね!
アンティークストーンの大きさは約15センチ×15センチ
高さも5センチから8センチほど
表面も裏側もゴツゴツしています!
歩きやすさも欲しいので
下地は砕石5センチにセメントで固定してあります。
平らな面を上にして
正確な寸法で設置するのではなくて
歩きやすさを考えて据えるってことが大切ですね
石の路盤とは
正確に設置すると面白みにかける仕上がりになります
それは公共性だったり、面白さよりも安心感とか
限りない歩きやすさが欲しい場合
確実に正確な寸法、リズムで設置するとその良さがでてきます!
言うならばナチュラルさ20パーセント、安定感(歩きやすさ)80パーセント!
今回の場合は言うならば
ナチュラルさ50パーセント、歩きやすさ50パーセントなのです。
それをどうやって実現するの?
それはセンス、そして経験です!
そこに職人のチカラがあるのですね!
もしどこかで石畳をご覧になったら
少し注目してみてください!
みなさんは、どんな石がお好きですか?
私たち造園会社ぐりんぐりんは自然素材で庭づくりをおこなっています!
それぞれの生活環境、ご希望にあって施工方法で
皆さんの『そんな感じ!』をカタチにします!
まずは皆さんのお話しを聞かせて欲しいです
お気軽にお問合せください!