家族でつくろう!四季咲きのバラが咲く、オシャレな『日陰の花壇』

梅雨真っ盛りって感じで

雨が降ったりやんだり

合間をぬって庭づくりをする感じですが。

 

東京都江東区のお客さまから

”ほぼ日陰の花壇”についてご相談をいただきまして

植栽工事を行ることになりました!

 

 

江東区はよく行くことがあります。

それは木場と言うところに『東京都現代美術館』

さらに清澄白河に『清澄庭園』があるからなんです。

 

 

都内でも屈指の美術館と庭園ですので

遊びにいくにもいいところですよ!

美味しいカフェもありますので。

 

 

 

 

今回の植栽についてご要望は

①バラ

②蜂が来ない

③日陰

④ご自宅にマッチしてる

 

とだけご要望を頂きました!

どの植物を使うかはお任せいただけたので

まずは日陰でも育つような植物のピックアップからはじめました!

 

 

 

 

  日陰の花壇  

 


ポイント.1 除草

全く手つかずのドクダミでいっぱいの花壇

放置されたお庭の日陰部分に、よくみられる光景です!

”ドクダミの原っぱ”ですね。

 

こちらのお宅では、こちらに引っ越されるときには

すでにこの状態に…

どうしたものか、と言う感じでした。

 

 

 

6メートルのドクダミでいっぱいの花壇

花壇のサイズは長さ6メートル、幅60センチ

なかなかの大きさなので、お庭の印象を決めてしまうような花壇ですね。

 

 

 

 

ドクダミのような”地下茎”の植物の除草は

とても大変ですし、気を付けなくてはなりません!

 

なぜなら地下で全て繋がってるからです。

 

地上部の葉っぱだけ除草しても

地下の根っこが残ったままだと、そこからすぐに成長して生えてくるのです!

 

 

 

地面の30センチしたに入り込んでいる雑草のドクダミの根っこ

地面から30センチ下まで掘ってみました。

やっぱりって感じですが”ドクダミの根っこ”が入り込んでいるのですね…

 

 

 

 

 

一般的にドクダミを完全に除去するには

”土を30センチ交換しないといけない”とまで言われています!

根っこを完全に取り除く必要があるんです。

 

 

 

雑草のドクダミを完全に除去した花壇

完全に”雑草のドクダミ”を除去した花壇です!

 

 

じつに3時間かかりました!

しかし、頑張ってキッチリと除草しておけば後々楽ですからね!

適当に除草したのでは、またすぐに雑草のドクダミが成長してきますから大変ですよ。

 

 

”除草は根っこまでしっかり行う”

 

 

 

 


ちなみに以前お住まいだった方は、花壇に色々手入れをされていたのでしょうね

土がこんもりと溢れんばかりでした!

 

鉢物を購入してそのまま植えられた、それを繰り返して土が増えた。

 

場所によっては鉢底石も入っていました

きっと購入した植物の根っこが成長しきっていて

鉢底石まで巻き込んでいたんでしょうね!

 

そしてそのまま植えた。

 

 

”土の分量は調整する、根っこに絡んだ鉢底石は除去する!”

 

土が増えて花壇が高くなると雨などで土が流出します!

排水溝が詰まったりします。

しかも古い土は栄養がないので、出来るだけ入れ替えたいですね!

 

鉢底石とか水耕栽培(ハイドロカルチャー)の粒の大きい土は出来るだけ除去したです!

後日移植するってなっても根っこに土が定着しないので

根鉢が崩れて枯れてしまう危険性が高まります!

 

良い季節なら絡んだ根っこは切っても大丈夫ですよ!

 

 

 

 

 


ポイント.2 植物

日陰用に準備した植物だち

今回、用意した主な植物です!

 

 

四季咲き(木立ち)ローズうらら(京成)ピンク、アセビ、サルココッカ、千両(ダークショコラ)、アメリカシモツケ

ヒューケラ、マホニアコンヒューサ、コクリュウ、ツルニチニチソウ、リシマキア、アカンサス、カレックス、セダム、ロニセラ、フッキソウ(斑入り)、ホスタ

日本の植物と西洋の植物と混在させたほぼ日陰の花壇の植栽工事

ご自宅にマッチしているかは写真でお伝えすることが出来ませんが

ちょっと昔のモダン・ジャパニーズ・ハウス、リノベーション済みって感じで

とても綺麗にされています!

 

 

 

完全に和風の植栽でもマッチしますが

活発なお子さんがいらっしゃり、バラがお好みなので

ちょっと和洋折衷な植栽にしました!

 

これは”チャレンジ”なのです!

和洋折衷の新しいコンセプトの花壇植栽、ぐりんぐりん

 

 

 

新しい事をするってことより

”このお客さんのことを考える”ことが大切です

 

結果的に今までにない植栽プランになりましたが

それは前者と後者では考え方が真反対なのです!

 

 

 

 

もう一つ

お客さんのことを考えるのは無限ですが

新しいことを追いかけるのは有限ですよ。

 

 

 

ちなみに…

植物を植栽する場所に関して

大まかには私がやらせていただきましたが

少しお子さんにも手伝ってもらいました!

 

植物にとても”興味”があるお子さんで

一緒に作業させていただき、その集中力や観察力、好奇心に関心!

あらためて”植物、庭づくりを通じてツナガル・チカラ”

大切にしたいなと感じました

 

 

 

 

 


 

蜂が寄りにくい和洋折衷の植物を植栽したほぼ日陰花壇

残りのご希望…”蜂が来ない植物”ってコトですが

隣りが荒れた空き地でして、現場調査に伺った5月にはもうすでに蜂が飛んでいた…

 

 

以前、お子さんが蜂に刺されたコトがあり

さらにお友達がいっぱい来るからって言う”大切な理由”があるんですね

 

 

 

そこで夏の花は少なめに、あっても蜂が寄らなそうな植物!

ってことで考慮しました。

 

蜂が嫌がる植物なんてあるんでしょうか…

もっと勉強が必要ですね!

 

 

 

 

 

造園会社ぐりんぐりんは世田谷区にありますゆえ、世田谷区、目黒区を中心とした

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県で植栽工事を行っています!

 

   お問合せはコチラ!   

 

今回は江東区での植栽をご紹介しましたが

皆さんのご自宅では、また全く別の植物をつかった植栽工事をご提案することと思います。

それは皆さんの家族構成、環境、土壌など

総合的に判断するからです。

 

そして、もしよければ…少し”チャレンジ”しましょう!

何でもいいです。

少しだけ”チャレンジした植物、植栽、お庭づくり”をやってみませんか?

 

 

 

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