種を受け取った皆さん!植えられましたか??今からだという人も、もう植えたという人も一緒に見ていただけたら幸いです。管理方法が詳しく記載されているので、少しでも植物に愛着が沸いていただければ、コチラもハッピーな気持ちです。
私たちは、お庭は愛でるだけではもったいないと考えています。植物に近づいて、実やハーブを収穫。野菜の苗を植えて大きく育てて収穫!そして食卓に運び調理をして家族で食べる
庭と暮らしが密接になるような、お庭づくりを心がけています。私たちは『食べられる庭』とも呼んでいます。
そんなことで、皆さんには、種から食べられる野菜やハーブを育てていただき
是非『食べる』までを実践して楽しんで欲しいと思いこのような取り組みをしています。
また、子供が喜びそうな植物もお配りをしています。例えばオジギソウ!小さいころに葉っぱが動くっと驚いたことを今でも覚えています。
2025年3月20日開催イベント『たまいま』の種について

植物の種類は、ネームプレートに刺さった種袋の色が目印!さあ、何が当たりましたか?
スイートバジル

シソ科のハーブ!イタリア料理にか欠かせない、よくマルゲリータの上に盛られていますね。地植えで何もしないと、1mくらいにまで達します。

スイートバジルの種、2㎜内外。
バジルの育て方
日当たりの良い場所で、風通しの良い場所へ植えましょう。乾燥地は苦手なので注意。夏の暑さには強いですが、冬は苦手。1年で終える植物と覚えておきましょう。
種付けは、4下旬~5月。直で撒いても、鉢でもかまいません。発芽は、20℃と暖かい状態で5~7日で発芽します。気温が低いと発芽までに日数が必要です。
葉が3~4枚出て、葉が混みあってきたら、貧弱な茎や黄色くなった葉は取り除きます。
【摘芯】
高さが20~30㎝くらいまで成長した後、茎を半分くらいの場所で切りましょう。枝数を増やす作業です。茎が増えることで、葉をより収穫できます。
花は、7~9月に咲いてきます。葉を楽しみたい場合は、早めに花芽を取ります。花が咲きた後は、急に元気がなくなります。花を楽しみたい場合は、摘芯は1回程にします。花も食べることが出来ます。
オジギソウ

絶対、触りたくなるマメ科のオジギソウ!少し横に這うようにして成長します。夏にはピンク色の花が咲いてくれます。寒さに弱いので、日本では1年草扱いです。そのため、花後にできる種をしっかり採取して、来春に植えましょう。

オジギソウの種。4㎜内外で真ん中がぷっくり膨らんでいます。
オジギソウの育て方
日当たりが良く、水はけの良い場所。バジルと同じく乾燥には注意が必要。
植え付けは、4月下旬~5月までに植える。気温が25℃と暖かくなるころに植えた場合、10日くらいで発芽します。鉢植えの場合、3号ポットくらいから始めます。葉が2~3枚出てきたら7号鉢~8号鉢くらいの鉢に移し替えます。1度植え替えたら1年を通してその鉢を使用してください。
オキナグサは、根が深く伸び移植を嫌うので、植え替えると弱ってしまったり、枯れる場合があります。
剪定は、ほとんど必要ありません。自由に伸びていくのを見守ります。地面についてしまった枝葉を取る程度でかまいません。
オジギソウが、触ると動く仕組み
葉を触ると、、
- 葉や茎の根元にある膨らんだ部分『葉沈』に刺激が伝達される
- 葉沈内の細胞から水分が葉の上部へ流出
- 上部が重くなり、葉っぱ全体を支えきれずにお辞儀する
鳥や虫などの外敵や天候(雨風)からのがれるため、また日の光を調節するために葉が折れ曲がります。
刺激を受けたときに折れ曲がるよりも、戻るためのエネルギーが必要なので、時間がかかります。触り過ぎは、弱ってしまうので注意しましょう!
ルッコラ

サラダに良く入っているルッコラ!ピリッとした味わいで良いアクセントになりますね。そんなルッコラは、真夏以外ならいつ植えても元気に育ちます。

ルッコラの種、赤茶色で2㎜内外
ルッコラの育て方
日当たりが良く、水はけの良い場所。砂利が入ったやや乾燥した場所は、成長はゆっくりだがピリ辛の美味しいルッコラが出来ます。春~夏撒きの場合は、直射日光を避けます。冬は、南側や直射日光が当たっても大丈夫です。
種は、春撒きの3~6月、秋撒き9~11月に植えましょう。植え方は、綺麗に一粒ずつ・もしくはばら撒きどちらでも良いです。ばら撒きの場合は、葉が混みあって来たら間引きをします。15㎝の深さはある鉢へ植えましょう。4日内外で発芽します。
お水は、ほとんど必要ありません。少し乾いているくらいがちょうどいいです。土面がパサパサしていれば朝にあげます。
ジャーマンカモミール

カモミールティーやヨーロッパ(ドイツ)では薬草にされているキク科の1年草のハーブ、花期が長く、3~6月までも咲いてくれます。りんごのような甘い香りが特徴的。
こちらも、日本の寒さには弱いので、1年で終わかれです。そのため、3~6月の花期後の種を採取し、秋に種を植えておきましょう。
同種で、ローマンカモミールがあります。こちらは、多年草です。フローラルな香りが特徴的です。

ジャーマンカモミールの種は、とても小さく1㎜程度。薄っぺらく、すぐに飛んで行ってしまうので、繁殖能力は高いですが、植えるときには、丁寧に扱いましょう。
ジャーマンカモミールの育て方
日当たりが良く、水はけの良い場所。乾いた土壌は注意。ひょろっとした弱弱しい姿になってしまうので、鉢やお目の少ない時期は、水をしっかりあげましょう。ジメジメした6月や猛暑の時期は蒸れやすくなるので、乾燥気味の土壌を作ります。鉢の場合は、培養土と赤玉(中粒~大粒)とバーミュキュライト(粗目)を混ぜ合わせることをオススメします。
種まきは、3~4月が良いです。また、9月からの秋も可能ですが、雨の多い秋は根腐れしてしまう事があるので、水はけはの良い土での栽培が最重要です。
気温が15~20℃で、7~10日程で発芽します。
草丈が、10~15㎝程になったら、半分くらいの葉の上で切りましょう。枝数が増えます。
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