レモンの実を付ける‼管理方法

レモンの苗を買ったけれど、実が何年も付かない。花はどうやってつけるの?と困っている方がいるのではないでしょうか。

実際、お客さまからもご相談を受けることが良くあります。少しでも、お力添えできるようにレモンの管理方法を掲載します。自分たちで、育てた木に果実が実り料理に使う!

暮らしが豊かになること間違いなし。参考にしてみてください。

レモンってどんな木?

  • インド北部や西部ヒマラヤが原産地
  • 暑さよりも寒さに弱い(-3度以下のときは、注意)
  • 黄色いレモンは甘みが強く果汁が多い、緑色のレモンはさわやかな香りで酸味が強く果汁は少ない
  • 100gあたりのビタミンⅭの含有量が約100㎎(柑橘類の中ではトップクラス!)
  • 免疫力を高める効果や疲労回復効果のあるクエン酸も多く含まれている

レモンのオススメ品種

レモンの木のオススメ品種は、マイヤーレモンとリスボンレモンです。

【マイヤーレモン】

  • レモンとオレンジの自然交雑種
  • 糖度が高く、酸味が少ない
  • 苦みが少なく、香りは強くない
  • 皮が薄く、皮ごと使用できる
  • 果汁が豊富

【リスボンレモン】

  • ポルトガル原産の品種
  • 樹勢が強く、耐寒性がある(-5度前後)
  • 枝が直立に伸びやすい
  • 酸味と香りが強く、果汁も多い

レモンの実を付ける年間管理表

レモンメンテカレンダー

3月:植え付けにピッタリな季節

レモンは、鉢植えでも地植えでも育てられる果樹。日当たりの良い場所がなく、限られている場合は鉢植えがオススメ。半日以上日が当たる、水はけの良い場所に植えましょう。北風の当たる場所は避けましょう。

土は、市販の培養土で構いません。荒めのバーミキュライトを混ぜて、通気性を良くするがオススメです。古い土は落として、根っこをほぐす。長い根っこや腐った根っこは除去してしまいましょう。

3~4月は、剪定も行いましょう

レモンは、内側に葉が混みあいやすいです。また、大きくなった木は、剪定をしないと収穫量が少なくなります。そのため、剪定は必須です。

3月は、レモンが完全に動き出す前なので、根からの水の吸い上げが少ないです。そのため、レモンにとってもダメージの少ない時期に剪定をしましょう。

4月に、剪定しても構いません。新芽はなるべく残しましょう。

レモンの剪定方法

レモンの剪定前に、知っておきたいことは、今年実のなる枝は、去年花が付かなった枝のみです。去年葉だけの枝が成長して、今年先端に実を付けます。

そして、今年花が付いた枝は、来年お休みです。そのため、去年花が咲いた枝を長めに切り戻し、葉しかなかった枝は、込み合っているところを切る程度で抑えてあげましょう。

  • 手の届く範囲の高さに切り戻しましょう
  • 上に伸びようとする力が強いので、上に勢い良く伸びた枝は、高さを抑えます
  • 枯れた枝や内に向かって伸びた枝、込み合った枝葉は根元から切ります
混みあった枝
ピンク線の枝は、ぶつかり合っているため1本にします。特に、外に向かって成長している枝を残しましょう。
  • 横枝の途中から真上に伸びる枝は、根元から切ります
混みあった枝2
  • 1本の枝から複数出ている場合は、真ん中の枝を切ります
  • 下に垂れた枝は、地面に付いている場合や、他の枝とぶつかり合っていれば、根元から切ります
去年実がなった枝
  • 去年実がなった、花が付いた枝には今年は花は付きません。ぎりぎりまで切り戻してしまいましょう。

芽かきをしよう

レモンは、4~5月の春枝、6~8月の夏枝、8~10月の秋枝が発生します。その中でも、春枝が最も重要で、花を多く付けるのが春枝だからです。夏枝や秋枝は、あまり開花しないので、太い枝になる前の芽の時点で取ってしまいます。

  • 春枝(4月)
    神経質にならずに、1カ所から2,3個芽がでていたときに、取りましょう。
  • 夏・秋枝(6~10月)
    春枝と違うところは、弱々しい枝や逆に太い枝が見られます。なるべく春芽を残すつもりで取り除いてしまって構いません。

摘花・摘果をしよう

蕾や花、実が付いたときに、綺麗なものや大きなものを残して、数を減らす作業です。せっかく咲いたのにもったいないですが、不作の年と豊作の年が出来てしまうので行いましょう。とても実がなった次の年、木が弱ってしまい不作が続いてしまう場合もあります。

レモンの花

レモンは、同じ株に雌蕊と雄蕊があります。そのため、1株での自家受粉ができる木です。ですが、花をよく見ると雌しべのない不完全花があります。その花は、実が付かないので取ってしまっても良いですし、授粉用の花としてそのままでも構いません。

実りを良くするために、筆や柔らかい布で人工授粉させると良いです。

防寒対策は大事!

収穫終わりのレモンの木は、果実にエネルギーを注いだため寒さで弱る可能性があります。気温が0度以下になる前に寒冷紗や不燃布で多い防寒対策をしましょう。

今年買ったばかりの苗木、若い苗木は防寒対策は必須。寒風で葉が無くなる場合もあります。5年以上のレモンの木なら必要ありません。

冬の水やりは、10日雨が降らなければ与えましょう。5年以上のレモンならお水の事は考えなくて大丈夫です。鉢植えの場合、お水は土面が乾いたらあげる。常緑樹も、見た目では判断しにくいですが、冬は樹液が回っていない休眠期。真夏程の水は必要ありませんが、乾燥しすぎると葉を落としてしまうので要注意!

肥料

レモンは、柑橘の中でも、肥料が大好きな果樹。化成肥料や果実用の肥料を与えましょう。ただ、肥料を入れすぎると虫を呼びやすくするため、入れすぎずほど良い量にしましょう。

3月、6月、9月に肥料を散布。※弱っているレモンには与えないでください。

最後に

レモン

木を育ててみると、案外上手くいかない、実がならない・花が付かない。ましてや枯れてしまった。いろいろと失敗も多くあります。ですが、木も生き物なので絶対に園芸本やネットのようにはいかないものです。植えられている環境、買う前の苗木環境いろいろ違います。

そこを踏まえたうえで、大らかな気持ちで育ててみてはいかがでしょうか。人と同じように、下草のお花や果樹の実を付けるのは当たり前ではなく、とてつもないエネルギーを使って命がけで子孫を残そうとしているのです。

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