簡単DIY!ナチュラルガーデンの庭づくり!石とレンガと枕木の道
ナチュラルガーデンというとすぐに思いつくのが
植物と共存するような”小道”ですね!
人工的なものは一切使わずに
本当に自然素材だけでつくりたい!
・自分たちのお庭に植物となじむ”道”をつくりたい!
・セメントとかは使いたくない!
・予算がない!
そういったときには、自分たちで作ってしまいましょう!
上手、器用とかは関係なし!
意外と出来てしまうものです!
目次
■まとめ
自然素材だけでつくる道!
自然素材でつくる、セメントで固定しない道ってどんなものか?
施工が簡単であると共に
隙間に植物が定着しやすいってこともあります!
まずは目指すところを考えてみましょう!
■レンガ
こちらはしっかり管理された公園の様子です
レンガを2個づつ互い違いに組み合わせた道です
これもラフに並べてあるだけですが
とても自然との調和があります!
キッチリ真っ直ぐな道を作ることが
いかに”自然の中では不自然なこと”か理解できると思ます!
■石
石はそれぞれ大きさもカタチも同じものがありません!
ですので真っ直ぐ綺麗に並べてもラフな感じになります
もちろん真っ平に加工して使うこともできます
石も色んな素材や色がありますので
お庭のイメージに近いものを選びたいですね!
■枕木
枕木をステップにしたお庭です
枕木の良さは大きさと硬さ、平である、厚みにあります!
ちょっと重さがあるので女性一人ではなかなか難しいかもしれませんが
DIYで設置するにはオススメではあります!
どんな道にするかイメージ図を描いてみよう!
設計図でもいいですし、簡単な図面でもいいです!
簡単なお庭の絵をかいてみてそこにレンガとか枕木の道を描いてみよう!
ポイント!
なぜ、描いた方がいいのか?
- それは素材の置いてみたときのサイズを確認する(大きさ、幅、など)
- 素材の数を確認する(少しだけ予備も欲しい)
- 全体のバランスを確認する(お庭の雰囲気、テイスト、など)
特に必要な材料を数えるために描いてみましょう!
ムダを省くことも大切です
素材が少しだけ余っても、なかなか使う場面が無いのです!
どんな種類を選んだらいいの?
レンガ、石、枕木のどんな種類を選んだらいいのでしょうか?
レンガと言っても世の中にはいろんな種類が存在します!
安心してください!
どんな種類かって事も大事ですが
選んだものがどんなモノか”使いやすい素材の特徴が分かれば、それでOK!”です
■レンガ
レンガには色んな種類があります
全部をご紹介することは出来ませんが
特徴で理解できればそれでOKです!
レンガについて詳しく知りたい方は
⇒レンガでナチュラルガーデンの庭づくり!|オシャレな使い方7選!
どんなレンガを選ぶべきかは”厚み”で考えましょう!
地面にレンガを置いて、その上を歩いたりするわけですが
レンガが薄いと割れたりします、または安定感がありません
ですのである程度、しっかりした”厚み”が欲しいのです!
一般的なレンガは厚みが6センチほどはあります
それであれば大丈夫!
現在ではネット販売でもオシャレなレンガが販売されいます
例えば、楽天で販売されている、厚みがあって白いレンガ!
とても可愛くておしゃれです!
ちなみに40個で¥16,756円(税込み、送料込み)
白いレンガが1個¥419円
ホームセンターでは買えないモノですね!
価格が安いレンガの中には
厚みが3センチほどしかないものがあります
それは上に乗ったら割れてしまいますし、安定感にも欠けます
場合によってはケガの危険性もありますのでご注意を!
これもホームセンターでは販売されていないことがあります
ネット販売では1個¥131円(税込み、送料別)でした
今回は使えませんが、使いようですので
知っておくだけでOKです!
こういったレンガは下に”砕石とセメント”で固定しましょう!
または重ねてレンガの花壇にするとかアクセントにするとか
楽しんで使ってみましょう!
花壇とかセメントについて詳しく知りたい方は
⇒初心者でもアンティークレンガで簡単DIY!おしゃれ花壇を作る!
詳しく書いてあるので参考にしてみてください!
■石
石こそ本当にいっぱいの種類があります!
それはその土地で取れる石ごとに名前があるからです
その土地で石を良く取れれば産地になりますし
最近ではかなりの数の種類が
世界中から輸入されてくるのです!
ちなみに上が画像の石は
中国産の石灰石です!
施工するとこんな感じです
この石も厚みが6センチのモノと
8センチのモノがあります!
レンガと一緒で地面にそのまま固定して、人が歩く程度なら
6センチでOKですし
もし車が乗るならやっぱり8センチの石にした方が
しっかりした安定感があると思います!
日本には昔から”飛び石”というものがあります
これも意味合いは一緒です
ただ石の種類が違うだけなのです!
この御影石の飛び石は
ネット販売で1個¥4,000円(税込み、送料込み)でした
直径は40センチ、厚みも5センチあります
みなさんがイメージする石の道はどういった雰囲気でしょうか?
お好きな石を探してみましょう!
ただ施工するのに石の搬入をしますが割と大変です!
飛び石ぐらいなら問題ないと思いますが
長い道をつくろうとして大量の石を購入して
設置するのはなかなか大変です!
広い敷地があるとか、時間がある場合はDIYにチャレンジしましょう!
■枕木
最後に枕木をご紹介します!
一般的に出回っている枕木は幅が21センチ、長さ2メートル、厚み14センチが主です
レンガと石と同様に厚みが重要ですので、14センチあれば問題なしです!
そういったところで枕木には迷うことが少ないのです!
注意点としてはホームセンターで売られているような枕木は”枕木風”なのです!
しかし本物の枕木を手に入れるにしても
なかなかネットでは販売もしていません
さらに本物の枕木は固い材木を使っています!
つまりカットするのにかなり大変なのです!
みなさんにオススメするのは
はじめからカットしてある、厚みが10センチある、防腐処理してある
そんな枕木がオススメです!
例えばネット販売されてるコチラは
サイズと厚みが選べるので安心にして購入できそうです
もし購入する場合は長さは使うサイズ、厚みがあるもの
当然長く厚みがあるモノはお値段もあがりますので
ご予算と相談してきめてください!
私たちがいつも使っているモノに近い枕木はコチラ
長さの種類が2メートルと1メートルあります
1メートルの枕木、1本¥4,000円(税込み、送料別)
本物だけに硬い木をつかっています
カットするときは大変ですから、その辺も考えて選んでください!
そして重いですよ!
道のつくり方!セメントいらず、簡単DIY!
では実際に地面にレンガや石、枕木で道をつくる方法をご紹介します
セメントなどは一切つかわず自然素材だけの道をつくってみましょう!
これは基本的にはレンガでも石でも枕木でも一緒の方法で設置が出来ます
部分的にポイントもご紹介します!
今回は施工例として”杉並区の個人邸”で行った”自然石の道”です!
使用する石は先ほど”素材”のところでご紹介した
中国産の自然石を使っています
杉並区の個人邸の詳しい施工はコチラ
⇒駐車場と庭づくり|車が停められるナチュラルガーデン|杉並区 vo.1
こちらの杉並区の個人邸のお庭は
普段は歩きと自転車置き場です
たまに車が停まることがある場所です
そこで”車が乗っても大丈夫な自然石の道”をつくることにしました!
そこで用意した石は厚み8センチのモノです
そしてプランが決まって材料が揃ったら
実際につくってみましょう!
1.地面を少し掘る
まずは完成したときの高さを決めます
そこから石の厚み8センチを引いて
さらに”砂”を敷きますので、さらにマイナス3センチします
つまり完成したときの石の高さから11センチ下まで、地面を掘ります
ポイント!
土を掘ったあとは踏み固めて、平にしておく!
石を置く地面が柔らかいと、石を置いてから乗ったりすると
沈んでしまうことがあります
しっかり踏み固めて地面は固くしておきましょう!
2.砂を撒く
次に3センチほど砂を撒きます!
平らにしておきます、平にすることで砂は締った感じになります
ポイント!
- 5ミリ~1センチほど予定より高めに砂を盛っておきます!
- 石を置く真ん中に、少しくぼみを作っておきます!
あとで石を置いて上から叩きながら、高さを合わせるのです!
その際、石は下にさがりますので
その下がる分の5ミリ~1センチです
くぼみは砂が逃げる場所です、あった方が石が下がりやすいです
くぼみが無くても出来ますが、下がりにくく石が割れてしまうことがありますのでご注意を!
この砂は何でもいいのですが
ホームセンターなどでも販売している”川砂”でOKです!
川砂の多くはセメントに混ぜるために販売していることが多いです
そういったものだと1袋¥300円ぐらいでしょうか!
関東では川砂が一般的で灰色です
地方によっては違う色だったりしますのでご注意を!
安いものでOKです!
ネット販売でこんなものを見つけました
川砂を土のうに詰めたものです!
18Lで¥1,650円(税込み、送料無料)
かなり重いので送料無料を考えるなら使ってもイイです!
3.石を置いて高さを合わせる
石を置いたら動かないように抑えながら
上から石を叩いて高さを合わせます!
石をその場所に置きます
ちょっとだけ高くするのがポイントです!
上から叩いて高さを合わせます
水平を確認しながら設置すると
全体が平にすることができます!
今回は画像の下に少し傾けて設置してあります
これはお庭全体が傾いているのと
雨水が流れるように”水勾配”を付けてあるからです!
ただDIYでつくるならここまで精密にしなくてもOK!
ちょっと歪んでいることが”味や魅力”になりますので!
今回はキッチリ設置しています
こうやってもいずれ歪みは出てきます
セメントで固定しない限り、それは避けようがないのです!
ゴムハンマーはしっかりした商品を選んだ方がいいです!
ある程度重さも必要ですし、ゴムの固まりみたなハンマーは使えません!
叩いても跳ね返されちゃいます、ゴムだけに!
ショックレスで重さがある、そういったゴムハンマーは使いやすいです!
ネットでも見つけました!¥1,220円(税込み、送料込み)
同じ高さになって、ちょっとグイグイ押しても動かなかったらOKです!
カタカタ動く場合は砂を敷きなおして、もう一回チャレンジです!
何度でもやり直しが出来るので動かなくなるまでやりましょう!
ポイント!
何回も叩いても石が下がらなかった場合は、もう一回くぼみを作ってチャレンジしましょう!
力任せに叩いたら石が割れますよ!
ご注意ください!
このあとで石同士の間に土や砂をいれて完成です!
間に土や砂をいれることでさらに動きにくくなりますので
棒を使って間にしっかり詰めましょう!
そして完成へ!
全ての石を同じように固定していきます
全体的なバランスも考えて置いていきましょう!
これでOK!って思った場所から隙間に土を詰めましょう!
まだ不安なら隙間は後で詰めてOKです!
その時に、植物を詰めて行ってもOKですよ!
最後に水をかけると奥まで砂や土が入っていくのでシャワーをかけましょう!
へこんだ場所は土をいれて平にしておきます!
まとめ
いかがでしたか?
思ったより簡単ではないでしょうか?
単純に考えて、土の上に置いて固定するだけですから!
砂が無くたってOK!
地面を掘ってレンガを埋めただけでもOK!
それがDIYの醍醐味ですから!
キッチリ施工しても後々に傾いたりへこんだりするものです
それがそのお庭の魅力となっていくのです!
ポイントをまとめると!
- 素材は厚みがあるモノがイイです!
- 砂を敷くと安定しやすいです
- しっかり棒などでつっついて土や砂で固定します
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自然素材をつかった庭づくりをコンセプトに、お庭づくりの提案を行っています!
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