芝生の上で、日向ぼっこしたり、バーベキュー！楽しいですよね。土がむき出しのお庭よりも、ミドリで覆われている方が良いのは間違いないです。
いざ、芝を敷いたとき、その一瞬は綺麗だったかもしれません。ですが、そのままが続くことはありません。やはり、どんな植物も日々の管理が無ければ、綺麗にかつ気持ちよく保っていかないんです。
特に、芝は1年を通して管理をしていかなくては、後々取り返しがつかなくなります。事例とともに、管理の大切さを理解していきましょう。
こうなったら手遅れかも①
芝生は、蒸れた夏場の湿度にとても弱いです。また、梅雨のジメジメとした気候も得意ではありません。秋の多い時期も病気が発生しやすいです。
その季節が来る前に、しっかり刈って対策を施しておかないと、写真のような枯れ方をすることがあります。急に、全ての芝が枯れるということはありません。ですが、管理をしていないと小さな初期症状をも見過ごしてしまいます。
最初は、小さな箇所の枯れから始まり、どんどん大きくなり点々と広がります。「少し枯れてるな」「色がおかしいな」と思ったら、しっかり対処をしてあげて欲しいです。
知らないうちに、ほとんどの芝が無い、、そんな場合もよくあります。
病気の場合、菌が綺麗な芝に広がってしまうまでには、少し猶予があります。そのため、治療をすれば、来春に回復する見込みはあります。
こうなったら手遅れかも②
芝(日本芝）の休眠に入る時期は、去年2024年、東京都内外でだいたい
12月くらいから徐々に地上部が枯れ始めました。
11月から、地上部が綺麗に枯れた状態になってしまったときは、枯れていないか疑いましょう。熊手で、枯れ芝を集めてみると土面がむき出しに、、そんな場合は枯れているかもしれません。
また、雑草が急に繁茂してきたときも、要注意！！芝が枯れたから、雑草たちが出てきたのかもしれないですよね。地中は、普段の管理でも、よくわかりません。そのため見落としがちになります。
ですが、急に枯れだした！というときは大体芝の根っこに異常があるときなんです。虫が大半の仕業です。鳥が早朝、芝に降りていたり、所々に土を掘ったかのような小さな穴があれば、地中に虫が入り証拠です。
虫被害を見落とすと、全ての芝が枯れるのは時間の問題です。菌よりも瞬殺で茶色い葉にしていきます。日ごろから、外に出る習慣がないとあっという間、、一度被害にあうと春になっても戻りません。
これなら大丈夫！
ちょっと端の芝が、土むき出しになってますね。でも、これなら大丈夫！表面に土を入れてあげる。元気な芝が生え広がり緑にしてくれます。6月くらいまでには、やってあげると夏場に綺麗に戻ります。（暖地型の場合、寒地型は、秋頃に行いましょう）
他の植物や建物で日陰になる場所は、写真のようになりやすいです。そのため、『春には土を入れてあげる』と覚えておくといいですね。
後悔する前に、日ごろからの観察と管理
自分たちで芝をお庭に敷くのはかなり大変。お庭の環境が粘土質な土だったり、石ころばっかりでは手に負えません。やっとの思いで芝生が完成！しかし管理が疎かになってしまうと、すぐに異常がでてきます。
植物は、生き物です。そのため、植えたときからが始まり！最初、1年間管理をすると思ったとき、大変だ、、忙しいのに、、と考えてしまいますよね。
芝生の管理には、大事な刈る時期、目土、サッチングの時期などがそれぞれあります。その時期さえクリアできれば、後に後悔することはありません。
管理方法は、こちらに掲載中！
最後に
幼いころ、わざわざ遠くの芝生のある公園に行き、裸足になり走り回ったことを今でも覚えています。夏休みには、芝生の庭でバーベキューもしました。そんな楽しい記憶があるから、芝生のお庭にしたと考えますよね。
今年も、芝生で楽しむぞ！と想像しながら、たまに、チラっと芝生の状態もチェックできると良いですね。それが、長く楽しむコツです。
