玄関が西向きで、何か気を植えたいけれども西日に耐えられる植物って何だろう。お庭や花壇が西向きや南向きで直射日光を受ける場所に植物を植えようと考えている方必見!!
西日に強い樹木を3種類をご紹介します。真夏の西日が当たる場所は、植物にとってとても弱ってしまう原因になります。しっかりその環境に合う木を植えてあげることが大事です。
西向きは、地面の乾燥とじりじりとした高温が特徴です。乾燥や直射日光に強い植物は地中海性気候の植物が適しています。じめじめした土壌は嫌うので注意が必要です。
もくじ
タイワンツバキ
タイワンツバキ 写真は1.2mほどですが、成長は早いです。
ツバキ科ゴードニア属:花期10月~4月
目玉焼きのような花を咲かせることから「fried egg tree」=目玉焼きの木とも呼ばれています。
寒さに少し弱いですが、台湾や中国南部・ベトナム・インドネシア原産なので日本の暑さはへっちゃら。常緑高木なので何もしないと8mくらい高くなります。広い敷地に向いています。
丈夫なので西日だけでなく、日陰や半日陰にも植えられます。チャドクガが付きやすいので、葉が込み合わないように定期的に風通し良く剪定してあげましょう。
タイワンツバキの葉っぱと蕾です。
腋性といって、花が葉の付け根から出てきます。葉っぱは厚みがあり、観葉植物のような光沢があります。土は、培養土で十分!適湿で肥沃な土を入れてあげましょう。
フェイジョア
フェイジョア
フトモモ科アッカ属:花期5~6月
亜熱帯性の常緑果樹!でも寒さにも意外と強いのが特徴‐10℃くらいまで耐えます。
自然に放任すると5mくらいになりますが、しっかり管理すると2mほどで抑えられる。成長速度は遅く1年で20~30㎝伸びます。
半日陰にも植えられる丈夫さ。10月~11月に実がなる。自家不結実性で、1本では実がならない。そのため、フェイジョアと別の品種の樹木を植えることで実りを良くする。
品種:アポロは1本でも実がなりやすい。
フェイジョアの花は中央に濃いピンクの雄しべがあり、花弁は薄ピンクのカワイイ花、葉っぱは裏側がオリーブのように白く、表面は光沢がある。ブラジルやアルゼンチンでは自然に自生している!
植えるときは、過湿を嫌うので、水はけの良い土が最適!
メラレウカ
メラレウカ 写真は品種スノーインサマー
フトモモ科コバノブラシノキ属:花期4月~6月中旬
オーストラリア原産の常緑樹で100を超えるたくさんの品種があります。オススメは、白い綿毛のような花を咲かせるスノーインサマーや黄色の葉が美しく、良い香りのブラクテアタ’レボリューション・ゴールド’耐寒性もある
’アルテニフォリア’がオススメ
若い木の場合寒さには少し弱いので、霜よけが必要。
真夏に風に揺れる葉っぱは、とても涼し気です。オーストラリアでは、10mくらいまで育ちますが、日本の過程で育てると、2~4mくらいです。何もせず放任すると、4年で3mほどの成長速度を持っています。定期的な剪定をしましょう。水はけの良い土を好みます。横風に弱いので、支柱を付けましょう。
真夏の水切れに注意してあげれば、西日でも楽しくガーデニングが出来ます!
環境に合う樹木を選択して、育ててあげて下さい。
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