現代はとても忙しいご家庭が多いみたいです
そんな日々だからこそ!癒やしの観葉植物が欲しい~
でも毎日の子育てに追われて、植物も育てるなんて大変!
そうしたら丈夫で育てやすい!こんな観葉植物がいいですよね
しかも個性的な葉っぱがとてもカッコイイ~!!
おまけに通称”愛の木”なのです
セロームはサトイモ科フィロデンドロン属の植物です
この属名の「フィロデンドロン」はギリシャ語で
「愛する」という意味の「フィレオ」と
「樹木」という意味の「デンドロン」を合わせたもの
種類によっては、他の植物に寄り添うように育ちます
その姿から”愛の木”と呼ばれるそうです!
しかしフィロデンドロン属は500種近くあり
全てが寄り添うように育つわけではありません
たまたま『セローム』が我々に一番メジャーな植物だったため
セローム=愛の木と認知されることになったみたいです
ちなみにセロームの和名はヒトデカズラ
ヒトデは葉っぱが海のヒトデに似ているから
カズラはつる性の植物のことです
つるが他の植物に寄り添って生息するのかなぁ~
と、思いきや…
直立性で、しかも極太系です~
『セローム』
別名 | ヒトデカズラ |
種類 | サトイモ科 フィロデンドロン属 |
タイプ | 常緑多年草 |
原産地 | 熱帯アメリカ ブラジル |
特徴 | 半耐寒性(0~5℃) 耐暑性 明るい日陰 乾いたら水やり(冬は少なめ) 葉水 根っこの成長は早い |
剪定 | 仕立てによるが脇芽は摘む 大きな葉っぱを根本から切る |
開花 | 仏炎苞(ぶつえんほう) 春 原産地の環境が必要とされる(東京で開花は難しいとされる) |
果実 | ー |
植え・植替え | 3~5月 根っこはよく伸びる、または硬くなる(植え替えの際、根っこの切りすぎに注意) |
水やり | 土の表面が乾いたら 冬は20日に一回でもOK 熱帯の植物なので葉水は多めにあげる |
肥料 | 基本不要 液体でも固形でも少量ならOK(ただ大きく成長しすぎると扱いが大変!) |
土壌 | 市販の観葉植物の土 赤玉を下に入れてもOK |
セロームで注意するのは”根っこ”
早く成長するし、切りすぎは枯れる
植え替えの際、根っこを切ったら少し乾かして植える
水のやりすぎは根腐れの原因
蒸れすぎ、高温多湿は軟化病になるので注意です!
特に根っこに傷があるとなりやすい
冬に室内で育てるときは
暖房の風を直接当てないこと
徒長や乾燥、枯れの原因になりますので!
東京都の南部では、春から秋は外でOK!
明るい日陰がベスト、葉焼けに注意です
子供の時期、冬は室内に入れてください
大人は冬も外で育つ場合があります
それは十分に育って元気な状態、ですので注意を!
地植えでもいけます!
ただ、育ちすぎると大きくなって
スペースをとりますし、葉っぱが暴れるので気をつけて下さい
東京都目黒区では
2メートル級のセロームが
鉢植え、直射日光、水やりで絶好調なのを
目撃したことがあります!けっこう強いんですね~
仕立て方としては!
気根(きこん、茎の部分から生えた根っこ)が
沢山出てきますので
不要なのはカット!
残す物は木質化する前に誘導してあげます
すると中心に一本、幹が出来て
周りに支えの支柱のような、固くなった根っこが数本できます
もしくは幹を半分ぐらい
土にうめてあげると気根が出やすいですね
もしくはある程度大きくなったセロームを
上に引っ張って、根っこを半分くらい露出
根っこの空間が出来るので、土や石でもいれて
露出した部分に水苔を巻く(乾燥対策)
すると幹がない、根っこの支柱だけの仕立てになります
”ニンジンガジュマル”ような感じですね~
セロームの根っこを盆栽と思って
コントロールすることができますので
それぞれの仕立てで楽しむことが可能です
また大きくなると
子株が出ますので
小さく管理したい方は
子株を残して
親をカットしてしまっても
いいですね
実際に仕立てを含めて
色々やってみましょう~
結果はこの”ぐりんぐりん成長記”でご報告します!
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