新しい年が始まって
はやくも13日が経ちました!
この早さでいきますと
またすぐに新しい年を迎えることに
なりそうな気分です~!
なんでそう感じるのかって!?
それはとてもワクワクするような
仕事をやらせていただいているからです!
今回の舞台は”幼稚園”です!
場所は川崎市
全国的に有名な幼稚園で
関係者の視察が絶えない状態らしいですよ
その理由は
『スーパーナチュラルな園庭』
にあるそうです!
園長先生の言葉をおかりするなら
”こうやって遊んで欲しい”っていうような遊具ではなく
”子供たちがどう感じ、どう遊ぶか”っていう園庭を
めざしていらっしゃるそうです!
もちろんブランコなどもありますが
それ以上に自然がとても多いのです!
石があって水が流れている
作り込まれた道ではなく
子供たちが歩いたところが道になる
そういった感覚の園庭なのです!
今回は園庭から新しい建物につながる”道”
その制作を行うことになりました!
そこから奥の新しい建物への”道”
を作ります!
傾斜があるので
上に上がっていく感じになります
クロガネモチもありますね
もとから有った大きな石
とても存在感があります!
その前は大きく凹んでいますね~
園長先生からその凹みも上手く使うようにと
お話しをいただいています
手前は枕木が土留めの役割をしています
今回の工事のため取ってしまいましょう~
このブログでは毎度おなじみ
”イギリス、コッツウォルズ地方の石”
これを上手く使って
階段とスロープをつくります!
この幼稚園では他の部分でも
コッツウォルズの石は使われています!
前回の植栽の仕事でも
花壇に使われていましたね
コッツウォルズの石です!
接着剤などを一切使わない
”ドライ・ストーン・ウォーリング”と言われる積み方
日本では空積みといいますが
イギリスではとても伝統的な積み方です!
街にはこのように石積みが残されています
この石積みにはイギリス国内で発行される
正式な講習が存在して
それをクリアーすると
免許的なものがいただけます
この伝統的な石積みは
イギリス国内では保存対象にされているため
その免許を取得した者だけが修復を行うことができる
とてもしっかりしたシステムになっています!
日本でその免許をもっている職人は
30人ぐらいとも言われています
お庭づくりはいつも整地から始まりますよ~
地面を整える作業です!
上手く利用したいですね
実は、この大きな石ですが
右側の上部から左側の下の方へ
穴が貫通しているのです
なので右から水を注ぐと
左の凹みのところに出て来る仕掛けになっているのです
園長先生はそれを潰さないようにって
おっしゃっていたんですね~
子供たちは勝手に
それを上手く遊びに取り込む事が出来るってことを
先生はご存知なんですね!
気付いたら真っ暗でした…
お庭づくりの一日目は整地から!
それが基礎、基準になりますので
きっちり手を抜かず行なっていきます
とても肉体労働ですし、大変な作業です
でもとても楽しい作業でもあります
土の中からデッカイ石がいっぱい出てきたり
みんなでアレコレ言い合って形にしていくのです
自分たちでもどんなのが出来るのかって
ワクワクしているんですよね!
この横では園児たちが普通に遊んでいるのです
ボールを投げたり、鬼ごっこ、土いじり
それを横目に大人の職人が
真面目にあーでもね~、こーでもね~って
土いじりをしているって
なんか面白いですね~
子供たちがワクワクする園庭は
自分たちもワクワクしてなきゃ作れないですよ!
まぁしばらくこの仕事は続いていきます~!
お楽しみに~
この幼稚園の仕事は
横浜市都筑区にあります
貝塚造園のもとで行なっています!
いつもお世話になっています~
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