『無肥料プランター家庭菜園』エピソード3 ~運命の出会い~

プランターを使って野菜づくりを行う
トマトを中心としたコンパニオンプランツに挑戦しています!

エピソード1で蒔いたトマトの種
”そらっこ”が発芽しませんでした

そのため、前回のエピソード2で新しいトマトの種
”れいか”を蒔きました

            

実は、同じ種を蒔いた方々のほとんど皆さんが
発芽しなかったそうです!
後日談で、種を収穫した時期が一か月遅かったらしいのです
それによって、種が弱い、傷んだなどした可能性があるというコトです

予定通りであれば
もう発芽して本葉が出ているところだったですが
種を蒔いて6日目、まだ発芽待ちです

そんな中、岡本先生から荷物が届きました!

             

           

エピソード3

無肥料プランター栽培のエピソード3のタイトル

            

3月18日(麗夏:1週目、4日目)~荷物の到着~

岡本よりたか先生から届いたプランターと土壌が入った荷物

とても大きな段ボールで、配達員さんが『重いです』
って言って玄関前に置いてくれました
”オカモトデザイン”岡本先生からプランターと土壌のお届け物でした

プランター家庭菜園の講習で教えていただいた
米ぬか入りの土壌です!
講習会の一環で、先生が土壌をつくって送ってくださったのです!

            

プランターと米ぬか入りの土壌と種

さっそく開けてみると、パンパンに中身が詰まっています!
なんか得した気分~

           

プランターと赤玉と米ぬかと土壌とトマトの種

これがすべてなのですが
先日の講習会で学んだ、トマト栽培セットです!

  • プランター
  • 土壌
  • 腐葉土
  • 赤玉土
  • 米ぬか
  • 種と説明書き

これがあれば、すぐにトマトのコンパニオンプランツができる!
というフルセットです!凄いですね~
そして新しい種が入っていたのです!

             

■ チャドウィックチェリー  ~運命の出会い~

13年目の自家採取したトマトの種チャドウィックチェリー

それは13年目の自家採取のトマトの種でした!
その名も” チャドウィックチェリー ”
ミニトマトなんですが大きめの品種です

大切な種をいただき、再チャレンジということです
そこでトマトの種まきに、発芽についておさらいです

          

本来、トマトの種まきは3月の中旬から下旬に、スタートするそうです
気温20~30℃必要ですので、温かい温室状態が好ましいということです
0℃になってしまうと、絶対発芽しないそうです

普通のご家庭では、温室なんて持ってない方が多いので
透明のフタ、日当たりの良い室内など工夫が必要です
気温もそうですが、地温(地面の温度)を20℃以上にキープします!

保温シートなども販売されているそうです
それをポットの下に敷いて、地温を上げていきましょう!

今後は大玉の麗夏と
ミニトマトのチャドウィックチェリー
2本立てで進んでいきます!

             

■3月18日(0週目、0日目)~希望の種~


大粒のミニトマトの種チャドウィックチェリー

さっそく種を蒔いていきましょう!
エピソード1、そしてエピソード2をご覧の方は
もうご存知だと思います

いたって前回と同じなのですが
”水やり”についてちょっと詳しくご説明します!

            

格安で販売されていた紙製のポット

これは以前購入した紙製のポットです
自由が丘にあるDULTON(ダルトン)の姉妹店で入手しました
自由が丘の人気スポット『DULTON』アメリカン雑貨から植物まで!

安かったのだと思います、10個ぐらいありました
そして今回、苗用の黒いポットが手元になかったので
その代わりに使ってみます!

        

下穴が空いた紙製のポット

水抜き穴もあるのでちょうど良さそうですね!

          

土壌をいれた紙製ののポット

一緒に送られてきた土壌を使いました!
この土はエピソード1で作った、水はけが良くて空気が入った土壌です

              

トマトの種を蒔くための穴を開ける

種を蒔く穴を開けます!
ひとつのポットに2つ
爪半分くらいの深さでOKです

           

ポットに二つの穴を開ける位置

ちょっと離して穴を開けましょう!

             

ひとつの穴に一粒の種を蒔く

ひとつの穴に、一粒づつのトマトの種をまきます
もしポットが小さかったら、一つの穴に2つ種をいれます
そして元気が良い方を育てる!

この大きさのポットの大きさだと
どちらも活かせますし、一つに絞ってもいいですね

             

種を入れたら土をかけて押す

穴を埋めるように土をかぶせます
指でよせるだけでOKです
難しく考えないでくださいね!

      

種を蒔いたら表面をグッと押して終わり

最後に表面をグッと押しておきます
これがポイントだと、岡本先生はおっしゃります!
やってみましょう!

前回の市販されていたトマトの種 “麗夏(れいか)”と一緒に
水やりをおこないますよ!

               

■水やりについて ~命の水~


ジョウロの3つの種類

ジョウロって実は色々ありますよね
大きさや実は用途によって違ったりします

             

先端が違う色んなジョウロ

もちろんジョウロの先端も違います

            

造園会社ぐりんぐりん横田が水やりにつかっているジョウロ

私が良く使っているジョウロはコチラ
まず水が70リットル入る大きさ、重いが水がいっぱい入る!
先端がほそく穴が少ない、細かい水が出てきます

実はコレ、除草剤を蒔くためのジョウロなんです
フタが閉められて、それが計りになっているタイプ
何より細かい水が出てきて、水量を調整しやすいのが良いです!

          

一般的な先端が広いジョウロ

よく見かける一般的なジョウロですね
奥の茶色は管がグルっと回転して、折りたたんだようになります
手前の緑は安くて昔からあるタイプです

これらは先端からいっぱい水が出てきます
実はジョウロの水量って、雨の何倍もの水量が出てくるのです
自分にジョウロの水をかけると良く分かるそうです

植物、種にとっては自然の雨のような水やりが好ましい!
というコトは、少ない水量の水やりをするってコトです
ジョウロを使ってどうやるのか?

                

高い位置から水やりを行う岡本よりたか先生

岡本先生から教わったのは
先端を写真のように上向きにして、ジョウロを高く!
広範囲に水を広げるようにして水を撒くのです

そうすることで細かい霧状の水が
ポットにかかることになるのです
ホースリールを使うときも”キリ(より細かい)”を使います

とくに種まきしたあと、水をあげるとポットに水が溜まって
種の位置が端っこに移動しちゃうみたいです
または種が水と一緒に流れちゃいますから、気を付けましょう!

      

細めのジョウロで水やりを行う

水が溢れないようにね
気を付けながら、そこから水が出てくるぐらい
いっぱいあげて日光にあててあげましょう!

          

              

プランターの土壌づくり


こちらもエピソード1で岡本先生の実演をご紹介しました
おさらい程度ですが、写真でご説明しますよ!

        

届いた野菜用のプランター

ホームセンターなどで販売されている
野菜用のプランターです
花用などと比べると、深さがあるように思います

         

野菜用のプランターのラベル

22リットルのベジタブルプランター
幅48センチ、奥行32センチ、高さ26センチ

           

横穴のベジタブルプランター

横穴です!
雨ざらしのときはこのまま開けて使います
軒下など雨が入らない場合はキャップして使います

           

ベジタブルプランターの横穴のキャップ

キャップはどこにあるのか?
プランターの底に敷いてある
底上げのスノコがありますが!

ベジタブルプランターのスノコにくっついているキャップ

これがキャップですので
もいで使ってくださいね!

           

無肥料野菜作りに必要な土壌の種類

土壌を構成するのは4種類に分かれています
これを順番にプランターに入れて、野菜づくりの土壌にします

順番にご紹介していきます
前もっていろいろ混ざっている場合がありますので
本当は凄い多い種類の材料を使っています

             

プランターの底にいれる細かい赤玉土

まずは小粒の赤玉土です
プランターの鉢底石として使います
岡本先生がおっしゃるには、保水力があるのでというコトです!

           

色んなものが混ざった野菜づくりのための土壌

基本となる土壌です
土同士に隙間をつくって、土壌中に空気と水を保持できる
そういったフカフカの土壌を追求してあります!

黒土、赤玉土、ピートモス、バーミキュライト、腐葉土、くん炭、など
その時々の土によって判断する必要があります
エピソード1ではホームセンターで用意できる材料だけで作っています!

            

野菜づくりのために必要な腐葉土

腐葉土です
葉っぱなら何でもいいのですが
岡本先生は”広葉樹”を指定しています

まずは”味が良い”
果実をつくる広葉樹はそのための栄養素を持っているからです
自分で作った方がいいですね!販売もしていますよ

         

野菜づくりのために必要な米ぬか

米ぬかです!
ミネラルとして混ぜ込みます、これは必須です!
他でも代用できますが、岡本先生一押しなのです

           

野菜づくりのための空のプランター

プランターです
私は外に置きっぱなしにするので
水抜け穴をそのまま、キャップをしません

          

鉢底石の代わりに小粒の赤玉土を一番下に入れる

鉢底石の代わりに小粒の赤玉土です
水を保水するために入れるのです
これは根腐れの原因にはならないのです!

岡本先生によると、根腐れの原因は
鉢植えに溜まった水が、お湯になって根っこを痛めるのだと
実際の地面は地下に水が溜まっているので、問題ない!とのこと

           

基本の土壌を入れた野菜づくりのプランター

次に基本の土壌です
10センチほど入れます
平らにならしておきましょう!

        

腐葉土をいれた野菜づくりのためのプランター

腐葉土をいれます
薄っすらで結構ですが、下の基本土壌が見えないくらいです
3~4センチぐらい入れる分量でした!

          

野菜づくりのプランターのために米ぬかをひとつかみ入れる

そして大切な米ぬかをいれます
指定はひとつかみです
本当に薄っすらとしか撒けませんので!

              

米ぬかをひとつかみ入れた野菜づくりのプランター

米ぬかを散らばしても、こんな感じになります
本当に少ない量ですね!
下の腐葉土が見えちゃっています!

         

2回目にいれた基本の土壌をいれた野菜づくりのプランター

そして2回目の基本土壌をいれます!
あとは繰り返しなのです
しかり層にして積み重ねる感じにしていくのです!

            

最後の基本土壌をいれた野菜づくりのプランター

最後の基本土壌をいれたところです
このあと、順番で言うと、腐葉土と米ぬかをいれる予定です
ココでポイント!

最後の腐葉土のあとの米ぬかは入れません!
つまり順番的には米ぬかが一番上になるのですが
それは入れません!

最後は腐葉土を一番上にいれて
終了!完成になります!

              

プランターの縁まで、けっこういっぱいになって良いそうです
今はとてもフカフカした土壌ですが
いずれ土は沈んできます!

土壌が沈んで丁度良い量になるように
フチから2~3センチ下がりになるぐらい
土壌を入れるように考えてくださいね!

           

最後の腐葉土を残した状態の野菜づくりのためのプランター

私は最後の腐葉土を残して完成としました!
まだトマトの苗も出来ていませんしね、これは保存しておきます

コンパニオンプランツを行いますので
この後の流れは、トマトの苗を植えて、他の種を蒔きます
キク科の春菊、アブラナ科のルッコラ、そしてネギを一本さして完成です!

            

           

まとめ


今回はここまでですね!
トマトの苗が出来たら、次の植え込みにすすみます!

そして何にしても新しい種!
”チャドウィックチェリー”という新しい出会いがありました
これも頑張って育てて味を見てみたいです!

          

水やりを終えたトマトの苗ポットを太陽にあてる

私が岡本先生がイイなと思うのは
とても今どきのお考え、合理的な考え
そして研究的な理論的な考えをお持ちだからです

しっかり科学的に分析していて
私たちに論理的にご説明してくださいます
そして、ある意味では都会的に考えてくれています!

私たちの立場、社会性をご理解して
みんなが自給的に種を収穫して、自分で育てるってコトを
大切にして欲しいとお考えのようです!

ですので、現在畑を持っていらっしゃる方
これからのお考えに参考にした方
私みたいに仕事関係の方
皆さんにとってそれぞれの方法があるってコトです!

            

『野菜があるお庭づくり』はコチラまで

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次のエピソード


しかし、そう簡単にはコトは進まないのです
毎日外に苗床を出し、水やりをする、夕方には部屋に取り入れる
なかなか芽が出てこず、”やっぱりか…”諦めかけたその時

ついに!ついに!その時が来るのです!

『無肥料プランター家庭菜園』エピソード4 ~生命誕生~

             

          

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