プランターを使って野菜づくりを行う
トマトを中心としたコンパニオンプランツに挑戦しています!
エピソード1で蒔いたトマトの種
”そらっこ”が発芽しませんでした
そのため、前回のエピソード2で新しいトマトの種
”れいか”を蒔きました
実は、同じ種を蒔いた方々のほとんど皆さんが
発芽しなかったそうです!
後日談で、種を収穫した時期が一か月遅かったらしいのです
それによって、種が弱い、傷んだなどした可能性があるというコトです
予定通りであれば
もう発芽して本葉が出ているところだったですが
種を蒔いて6日目、まだ発芽待ちです
そんな中、岡本先生から荷物が届きました!
もくじ
エピソード3
![無肥料プランター栽培のエピソード3のタイトル](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/69d6bd6154438094d2a555e05ad8e191.jpg)
■3月18日(麗夏:1週目、4日目)~荷物の到着~
![岡本よりたか先生から届いたプランターと土壌が入った荷物](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/5.jpg)
とても大きな段ボールで、配達員さんが『重いです』
って言って玄関前に置いてくれました
”オカモトデザイン”岡本先生からプランターと土壌のお届け物でした
プランター家庭菜園の講習で教えていただいた
米ぬか入りの土壌です!
講習会の一環で、先生が土壌をつくって送ってくださったのです!
![プランターと米ぬか入りの土壌と種](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/7.jpg)
さっそく開けてみると、パンパンに中身が詰まっています!
なんか得した気分~
![プランターと赤玉と米ぬかと土壌とトマトの種](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/8.jpg)
これがすべてなのですが
先日の講習会で学んだ、トマト栽培セットです!
- プランター
- 土壌
- 腐葉土
- 赤玉土
- 米ぬか
- 種と説明書き
これがあれば、すぐにトマトのコンパニオンプランツができる!
というフルセットです!凄いですね~
そして新しい種が入っていたのです!
■ チャドウィックチェリー ~運命の出会い~
![13年目の自家採取したトマトの種チャドウィックチェリー](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/6.jpg)
それは13年目の自家採取のトマトの種でした!
その名も” チャドウィックチェリー ”
ミニトマトなんですが大きめの品種です
大切な種をいただき、再チャレンジということです
そこでトマトの種まきに、発芽についておさらいです
本来、トマトの種まきは3月の中旬から下旬に、スタートするそうです
気温20~30℃必要ですので、温かい温室状態が好ましいということです
0℃になってしまうと、絶対発芽しないそうです普通のご家庭では、温室なんて持ってない方が多いので
透明のフタ、日当たりの良い室内など工夫が必要です
気温もそうですが、地温(地面の温度)を20℃以上にキープします!保温シートなども販売されているそうです
それをポットの下に敷いて、地温を上げていきましょう!
今後は大玉の麗夏と
ミニトマトのチャドウィックチェリー
2本立てで進んでいきます!
■3月18日(0週目、0日目)~希望の種~
![大粒のミニトマトの種チャドウィックチェリー](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/38.jpg)
さっそく種を蒔いていきましょう!
エピソード1、そしてエピソード2をご覧の方は
もうご存知だと思います
いたって前回と同じなのですが
”水やり”についてちょっと詳しくご説明します!
![格安で販売されていた紙製のポット](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/34.jpg)
これは以前購入した紙製のポットです
自由が丘にあるDULTON(ダルトン)の姉妹店で入手しました
⇒自由が丘の人気スポット『DULTON』アメリカン雑貨から植物まで!
安かったのだと思います、10個ぐらいありました
そして今回、苗用の黒いポットが手元になかったので
その代わりに使ってみます!
![下穴が空いた紙製のポット](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/35.jpg)
水抜き穴もあるのでちょうど良さそうですね!
![土壌をいれた紙製ののポット](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/36.jpg)
一緒に送られてきた土壌を使いました!
この土はエピソード1で作った、水はけが良くて空気が入った土壌です
![トマトの種を蒔くための穴を開ける](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/41.jpg)
種を蒔く穴を開けます!
ひとつのポットに2つ
爪半分くらいの深さでOKです
![ポットに二つの穴を開ける位置](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/37-1.jpg)
ちょっと離して穴を開けましょう!
![ひとつの穴に一粒の種を蒔く](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/39.jpg)
ひとつの穴に、一粒づつのトマトの種をまきます
もしポットが小さかったら、一つの穴に2つ種をいれます
そして元気が良い方を育てる!
この大きさのポットの大きさだと
どちらも活かせますし、一つに絞ってもいいですね
![種を入れたら土をかけて押す](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/43.jpg)
穴を埋めるように土をかぶせます
指でよせるだけでOKです
難しく考えないでくださいね!
![種を蒔いたら表面をグッと押して終わり](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/42.jpg)
最後に表面をグッと押しておきます
これがポイントだと、岡本先生はおっしゃります!
やってみましょう!
前回の市販されていたトマトの種 “麗夏(れいか)”と一緒に
水やりをおこないますよ!
■水やりについて ~命の水~
![ジョウロの3つの種類](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/1.jpg)
ジョウロって実は色々ありますよね
大きさや実は用途によって違ったりします
![先端が違う色んなジョウロ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/2.jpg)
もちろんジョウロの先端も違います
![造園会社ぐりんぐりん横田が水やりにつかっているジョウロ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/4.jpg)
私が良く使っているジョウロはコチラ
まず水が70リットル入る大きさ、重いが水がいっぱい入る!
先端がほそく穴が少ない、細かい水が出てきます
実はコレ、除草剤を蒔くためのジョウロなんです
フタが閉められて、それが計りになっているタイプ
何より細かい水が出てきて、水量を調整しやすいのが良いです!
![一般的な先端が広いジョウロ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/3.jpg)
よく見かける一般的なジョウロですね
奥の茶色は管がグルっと回転して、折りたたんだようになります
手前の緑は安くて昔からあるタイプです
これらは先端からいっぱい水が出てきます
実はジョウロの水量って、雨の何倍もの水量が出てくるのです
自分にジョウロの水をかけると良く分かるそうです
植物、種にとっては自然の雨のような水やりが好ましい!
というコトは、少ない水量の水やりをするってコトです
ジョウロを使ってどうやるのか?
![高い位置から水やりを行う岡本よりたか先生](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/7966bae78213db11914ad7af893f8431-1.jpg)
岡本先生から教わったのは
先端を写真のように上向きにして、ジョウロを高く!
広範囲に水を広げるようにして水を撒くのです
そうすることで細かい霧状の水が
ポットにかかることになるのです
ホースリールを使うときも”キリ(より細かい)”を使います
とくに種まきしたあと、水をあげるとポットに水が溜まって
種の位置が端っこに移動しちゃうみたいです
または種が水と一緒に流れちゃいますから、気を付けましょう!
![細めのジョウロで水やりを行う](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/44.jpg)
水が溢れないようにね
気を付けながら、そこから水が出てくるぐらい
いっぱいあげて日光にあててあげましょう!
プランターの土壌づくり
こちらもエピソード1で岡本先生の実演をご紹介しました
おさらい程度ですが、写真でご説明しますよ!
![届いた野菜用のプランター](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/16.jpg)
ホームセンターなどで販売されている
野菜用のプランターです
花用などと比べると、深さがあるように思います
![野菜用のプランターのラベル](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/17.jpg)
22リットルのベジタブルプランター
幅48センチ、奥行32センチ、高さ26センチ
![横穴のベジタブルプランター](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/15.jpg)
横穴です!
雨ざらしのときはこのまま開けて使います
軒下など雨が入らない場合はキャップして使います
![ベジタブルプランターの横穴のキャップ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/18.jpg)
キャップはどこにあるのか?
プランターの底に敷いてある
底上げのスノコがありますが!
![ベジタブルプランターのスノコにくっついているキャップ](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/grengren.jpg)
これがキャップですので
もいで使ってくださいね!
![無肥料野菜作りに必要な土壌の種類](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/23.jpg)
土壌を構成するのは4種類に分かれています
これを順番にプランターに入れて、野菜づくりの土壌にします
順番にご紹介していきます
前もっていろいろ混ざっている場合がありますので
本当は凄い多い種類の材料を使っています
![プランターの底にいれる細かい赤玉土](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/24.jpg)
まずは小粒の赤玉土です
プランターの鉢底石として使います
岡本先生がおっしゃるには、保水力があるのでというコトです!
![色んなものが混ざった野菜づくりのための土壌](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/26.jpg)
基本となる土壌です
土同士に隙間をつくって、土壌中に空気と水を保持できる
そういったフカフカの土壌を追求してあります!
黒土、赤玉土、ピートモス、バーミキュライト、腐葉土、くん炭、など
その時々の土によって判断する必要があります
エピソード1ではホームセンターで用意できる材料だけで作っています!
![野菜づくりのために必要な腐葉土](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/12.jpg)
腐葉土です
葉っぱなら何でもいいのですが
岡本先生は”広葉樹”を指定しています
まずは”味が良い”
果実をつくる広葉樹はそのための栄養素を持っているからです
自分で作った方がいいですね!販売もしていますよ
![野菜づくりのために必要な米ぬか](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/25.jpg)
米ぬかです!
ミネラルとして混ぜ込みます、これは必須です!
他でも代用できますが、岡本先生一押しなのです
![野菜づくりのための空のプランター](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/14.jpg)
プランターです
私は外に置きっぱなしにするので
水抜け穴をそのまま、キャップをしません
![鉢底石の代わりに小粒の赤玉土を一番下に入れる](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/19.jpg)
鉢底石の代わりに小粒の赤玉土です
水を保水するために入れるのです
これは根腐れの原因にはならないのです!
岡本先生によると、根腐れの原因は
鉢植えに溜まった水が、お湯になって根っこを痛めるのだと
実際の地面は地下に水が溜まっているので、問題ない!とのこと
![基本の土壌を入れた野菜づくりのプランター](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/20.jpg)
次に基本の土壌です
10センチほど入れます
平らにならしておきましょう!
![腐葉土をいれた野菜づくりのためのプランター](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/28.jpg)
腐葉土をいれます
薄っすらで結構ですが、下の基本土壌が見えないくらいです
3~4センチぐらい入れる分量でした!
![野菜づくりのプランターのために米ぬかをひとつかみ入れる](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/29.jpg)
そして大切な米ぬかをいれます
指定はひとつかみです
本当に薄っすらとしか撒けませんので!
![米ぬかをひとつかみ入れた野菜づくりのプランター](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/30.jpg)
米ぬかを散らばしても、こんな感じになります
本当に少ない量ですね!
下の腐葉土が見えちゃっています!
![2回目にいれた基本の土壌をいれた野菜づくりのプランター](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/27.jpg)
そして2回目の基本土壌をいれます!
あとは繰り返しなのです
しかり層にして積み重ねる感じにしていくのです!
![最後の基本土壌をいれた野菜づくりのプランター](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/32.jpg)
最後の基本土壌をいれたところです
このあと、順番で言うと、腐葉土と米ぬかをいれる予定です
ココでポイント!
最後の腐葉土のあとの米ぬかは入れません!
つまり順番的には米ぬかが一番上になるのですが
それは入れません!
最後は腐葉土を一番上にいれて
終了!完成になります!
プランターの縁まで、けっこういっぱいになって良いそうです
今はとてもフカフカした土壌ですが
いずれ土は沈んできます!
土壌が沈んで丁度良い量になるように
フチから2~3センチ下がりになるぐらい
土壌を入れるように考えてくださいね!
![最後の腐葉土を残した状態の野菜づくりのためのプランター](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/33.jpg)
私は最後の腐葉土を残して完成としました!
まだトマトの苗も出来ていませんしね、これは保存しておきます
コンパニオンプランツを行いますので
この後の流れは、トマトの苗を植えて、他の種を蒔きます
キク科の春菊、アブラナ科のルッコラ、そしてネギを一本さして完成です!
まとめ
今回はここまでですね!
トマトの苗が出来たら、次の植え込みにすすみます!
そして何にしても新しい種!
”チャドウィックチェリー”という新しい出会いがありました
これも頑張って育てて味を見てみたいです!
![水やりを終えたトマトの苗ポットを太陽にあてる](https://grengren.com/wp-content/uploads/2020/03/45.jpg)
私が岡本先生がイイなと思うのは
とても今どきのお考え、合理的な考え
そして研究的な理論的な考えをお持ちだからです
しっかり科学的に分析していて
私たちに論理的にご説明してくださいます
そして、ある意味では都会的に考えてくれています!
私たちの立場、社会性をご理解して
みんなが自給的に種を収穫して、自分で育てるってコトを
大切にして欲しいとお考えのようです!
ですので、現在畑を持っていらっしゃる方
これからのお考えに参考にした方
私みたいに仕事関係の方
皆さんにとってそれぞれの方法があるってコトです!
『野菜があるお庭づくり』はコチラまで
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しかし、そう簡単にはコトは進まないのです
毎日外に苗床を出し、水やりをする、夕方には部屋に取り入れる
なかなか芽が出てこず、”やっぱりか…”諦めかけたその時
ついに!ついに!その時が来るのです!
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