庭がある意味
LIFEとは生命や生活のことです。庭は本来、狩場や農地のことで生命にとって大切な”食”を獲得する場の意味です。現代ではその多くを海外や農家などの専門家に依存しています。
時代に逆らってまた全ての人類が農家や狩りをすることはありません。ただ本来の意味を見失っては危険です。近年、自然と共に生きて与えてもらっていた世界から、奪う、獲得することだけを目的としました。その結果、物質的に精神的に瑞々しい美しさを失い、枯渇して飢えているのです。
自然と生命、生活
僕たちが考える庭の存在は毎日の生活に密着していることです。自然のチカラで元気に育った植物たちから、健康的なハーブや果実を収穫して食事にいただく。庭、本来の役割を見直し日々の暮らしをより豊かにしてもらいたい、そう願っています。
生活とは自然との共存であり、永続可能な生命の営みであるべきです。それは人類繁栄であり、豊かさの象徴です。人間は宇宙時代になっても地面を求め、離れることは出来ない。何億光年と離れた惑星にたどり着いても、まず地面に野菜の苗を植えることでしょう。
庭はライフ、そのもの
お庭はその一番身近な象徴です。植物や野菜を少し育て、花を楽しみ果実を収穫する。家族みんなでそれを実際に触って食べて経験する、僕たちは自然の一部なんだと気づき学び次世代へ繋いでいく、それが枯渇した毎日の生活を、瑞々しく美しい豊かな暮らしへと導いてくれます。
”LIFE”は庭のことであり、僕たちが一番大切にしていることです。