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川崎市のM幼稚園にて③『いよいよ石積みスタート!』新しい時代~

石積みに使用する職人の道具

いよいよ石積みがスタートします!

 

石工さん達が集合して

このブログでもおなじみ

イギリスのコッツウォルズ地方の石を使って

スロープと階段、隙間に花壇を制作します!

 

 

 

 

 

 

 

 

石積み前の準備段階まずは石を並べていきます!

 

これは大きな袋に入っている石を

ずべて出して、大きさや形を把握するためです

 

 

 

 

 

 

 

”石積み”と一口に言っても

色んな積み方や考え方があります

 

石も種類によって硬い、角張っているなど

色んな特徴をもっています

 

同じ種類の石でも

やっぱり色合いや割れやすさなど

少しずつ違いはあります

 

 

 

 

 

 

 

 

石積みする部分によっても違います

下の方に使う石

角に使う石

一番上に使う石

それぞれに合った石があるんですね

 

石を全部、袋から出して

確認することで

『この石は一番上に使おう』

『これは角に使ったら便利だ』

と仕訳けしていくんです

 

これはとても大切な下準備ですね

 

一番上に使う石を残してなかったら

その石積みは完成しないからです!

 

 

 

 

 

 

 

石積みをするとても大切な準備作業そして石積みを行う場所も

下準備が必要です!

 

土の上に石積みを行なったのでは

土面が柔らかすぎて、安定感にかけます

 

そこで石積みを行う場所に

最低でも5センチは砕石と呼ばれる

小さな粒の砕いた石を敷き固めます

 

固めるとギュッと締まって

石積みを行う地面が

しっかり固まります

 

そうなるとある程度

重量がかかっても沈まなくなるのですね!

 

 

 

 

 

 

 

石積みの基本、空積みを行う職人準備がしっかり終わったら

石を積んていきます~!

 

石積みの基本って言っていいでしょうかね

今回もですがコッツウォルズの石を積む時は

”空積み”です!

 

一切の接着剤などを使わないで

石同士をキッチリ密着させることで

安定させる積み方です

 

 

 

 

 

 

 

英語では”ドライ・ストーン・ウォーリング”

と言います

 

イギリスではこのコッツウォルズの石積みは

昔からの伝統であり、今では保護の対象となっています

 

そのため石積みの講習を終了させたという

免許みたいなお免状が存在します

 

それがあって初めて

保存対象の石垣を補修してもいいですよ

ってコトなんですね~

 

 

 

 

 

 

 

日本ではそういったモノがなく

どなたでも技術があればって感じです

 

日本の伝統的な石積みって

お城とか神社、お寺で見かけるでしょうか

野面積み、乱積み、打込、切込…

とても数多くの積み方があります

 

 

 

 

 

 

 

しかし日本の石積みは

その必要性が減りつつあると言われています

 

それは一口で言うと

”時代の流れ”なのでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

まず、建物を建てるってなった時

自分たちに例えるなら

”人生、ようやく戸建てを建てる”って時

 

どんな家を想像しますか?

どんな形で、屋根で、色で…

庭はありますか?塀はたてますか?

 

そんなとき、お城にあるような

石垣ってどうですか?

予算も考えないといけませんし~

 

 

 

 

 

 

今の住宅のほとんどは洋風です

生活のほとんどすべてが洋風です

 

もしそこに石を使って何かって言えば

洋風にすることが多いかもしれません

 

レンガやもっと人工的な素材のもの

本物の石は使わないかもしれません

 

金属のフェンス

プラスティックの花壇

樹脂の石垣、などなどなど…

 

 

 

 

 

 

 

コッツウォルズを積む際の職人道具これはコッツウォルズの石を積む際の

ある職人の道具です

 

一本、何千円もします!

 

石積みが減ってしまった現代では

その道具も使う機会を失っていきます

 

中古道具屋さんにいきますと

250円でこの道具が売られてたりします

 

その必要性もないし、価値も知らない

そんな時代なのかもしれません

 

 

 

 

 

 

 

しかし時代は回ります

流行りだろうが何だろうが

歴史は大きな流れで繰り返します!

 

 

 

 

 

 

 

 

今はとても自然志向な時代なのです

衣・食・住において

自然素材であったり、体に優しいものであったり

 

ヒトは気付いたんですね

人間も自然に一部だってことに!

それが当たり前のことだってことに!

 

 

 

 

 

 

 

その中で、今このナチュラルな石積みは

復調の兆しをみせているのかもしれません!

 

確かにこれはイギリスの石です

日本の伝統的なモノではありません

 

でもそれは”時代”なのです

 

 

 

 

 

 

 

このイギリスの石と

日本の伝統的石積みは

同じ道具で施工します!

 

 

 

 

 

 

 

今、このコッツウォルズは

とても人気があります

花壇に、土留めに、石垣に!

 

それは”時代”なのです

ナチュラルなモノを愛する人々が増え

求めている!

 

そんな”時代”なのです!

ただ、洋風なモノを!

っていう時代なんですね~

 

 

 

 

 

 

 

って考えながら仕事をして

 

石積みの一番最初の部分こんな感じで石積みをはじめて

本日は終了となりました~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石積みの準備段階が終了したところ本日、準備を行なったもう一つの部分は…

 

準備を含め、はじめの石積みが終了したところこんな感じで終了です!

 

左上のコンクリート部分(赤いコーンが立っているところ)から

スロープが右下に行って

それから左に折れ曲がっていく予定!

 

左側には階段を設置!

それもコッツウォルズの石でつくります!

 

ステップの部分は”御影石”を使っております~

 

 

 

 

 

 

 

本日は準備もしっかり行なっていたので

少ししか積めませんでしたが

明日から、他の職人さんも合流~!

 

本格的にスタートですね!

 

 

 

 

 

 

 

川崎市宮前区の幼稚園にて①『本年度一発目の石積み!』ワクワクします~

 

世田谷区成城の個人邸~放置ジャングルから”花壇の小道”の庭づくり①

 

横浜市の個人邸01『ドライ・ストーン・ウォール』イギリス式の石積み!

 

忙しい大人達!小さい子供達!のためのお庭!『人工芝』2日間の施工!

TAKUNOBU YOKOTA

自然素材をつかったナチュラルガーデンの庭づくりを提案する、造園会社ぐりんぐりん代表。今の時代に合ったモダンなナチュラルガーデン、植物とお庭があるライフスタイルをオススメしています。現在は都会の中の野菜とお庭の関係を模索中。

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