お客さんのご理解を得て、新たなチャレンジに乗り出しました!
何と言うのか…壁面プランター、壁面緑化、フローティングプランター!?
お客さんのご依頼は、このビルで働く方々のため、憩いの場をつくりたい。
そのため、壁から植物を垂らして、壁を隠して欲しい。
とうことでした。
今回の施工場所は大田区の大森です。
世田谷区の弊社からは一時間もかからない場所です。
大田区の現場はけっこう多いですね。
3階ビルの屋上ですが、以前はホームセンターで買ってきた床材を並べ
イスやテーブルを並べただけになってました。
植物は圧倒的に少なく、あまりこちらを使う方もいなかったそうです。
限られた予算の中でご希望の”壁面プランター”を中心に予算を振り分け
床は人工芝、新しいプランターは価格帯を抑え
全体的なメンテナンスの負担をさけるため、自動灌水装置を設置することに。
はじめは市販されているプラスティック製のプランターを
壁の上から引っかける様にして固定する方法でしたが
ある方のアドバイスから、壁に直接プランターをくっつける方法に切り替えました。
材料はイペ、ハードウッドの王様と言われています
その耐久度は20年とも30年とも。
水に浸かっていてもいても問題ありません、なぜなら船に使われているからです。
そのイペでプランターをつくりそのまま壁に固定。目立たないよう白く塗装。
植物を植え、自動灌水の管を通す。
高さは180センチなので水やりも大変ですからね。
ツタ系の植物で壁を隠してあげる
使用したのは、”斑入りアイビー” ”ツルニチニチソウ” ”ハートカズラ”
成長のボリュームと色合いを考えて植栽してみました。
風が吹けばなびいてくれる、涼しげな視覚を楽しめます!
ご自分で植物を植え、管理してくださっていましたが
何となく並べただけになってしまって
場所にたいするボリュームが足りない気がしますね。
色合いや植物の高さ、これからの成長を考えた植栽です。
そしてこちらの場合、プランターを並べるということは
室内と室外の区切り、分けるということにあります
ですので隣り合うプランター同士で、繋がりや関係性を持たすことで
四つのプランターが、一つの大きなプランターと同じ役割を果たすようにしました。
施工前
施工後
自動灌水装置はこれもメンテナンスの負担をなくした
ソーラー電池で動く灌水装置です。
通常ですと乾電池を入れて動かしますが
電池の交換は一年に一回必要です。
こちらはソーラー電源で動きますので、電池切れの心配がありません。
また夏や冬で水の量を変える必要がありますが、それも簡単に行えます。
我々ぐりんぐりん/grengrenはお客さんの希望をカタチに変えることを
チャレンジととらえ、いつもの当たり前の提案や施工を行いません。
常に可能性を探り、一番その庭にあった方法で施工を行います。
今回はお客さんの強い思いと、チャレンジを受け止めてくださった結果
とても素敵な壁面プランターで出来たと思います。
大田区のお客様、ありがとうございました!
また横浜市にアパートをお持ちだとかで
そちらの施工も決まりました。
ありがとうございます!