いろんな方からおススメを教えてもらっていた
有名な建築家さん達。
いつかは拝見したいと思っていて
なかなかタイミングがありませんでした。
仕事で多忙ですが、無理やり時間をこしらえて…
やっとこさ重い腰をあげて
いざ、『弾丸建築ツアー』を敢行です!!
今回狙うは”藤森照信さん”、東京大学名誉教授であり、
東京都江戸東京博物館館長、そして自然建築家
世の中にこんな建築物があるんだ~って
まるで”ジブリ”のような建築をデザイン、設計なさっています。
”チョコレートハウス” 2009年
東京都国分寺・個人邸
国分寺崖線の上に立つこの建物。
れっきとした個人邸で 、兒嶋俊郎さんという方の住居。
兒嶋(こじま)画廊の店主で、日本を代表する洋画家・児島善三郎さんの孫。
兒嶋善三郎さんは、1936(昭和11)年から15年間
この地をアトリエとし、多くの大作を描いた。
傾斜地に立っているんですが
この倉庫?みたいなモノも完全木製。
エアコンの収まり具合がいいですね!
銅板の外壁です!
一枚一枚、人の手で加工されているようです。
こんな感じで順番に一枚一枚
釘打ちされてくっ付けられているようです!
銅板の曲げは人の手じゃないと、こんな表情は出てこないですね。
金属工芸をやっている
ぐりんぐりん/grengren代表の横田だから理解できる部分です。
表情がとても面白いですね。
これを全部につけると、とてもうるさくなる印象ですが
藤森さんはとても上手く収めていらっしゃる。
さすがとしか言いようがありません!!
出窓というのか、離れというのか
展望台みたいに宙にういた感じがとても藤森さんらしい
(らしい、というのは他の建築とも近い部分があるからです)
ごみ置き場もこの通り、気を使った感じで収められています!
ちゃんと銅の部分が波打ってるのが素敵です!
当然というのでしょうか、ポストです。
しっかりチョコレートしてますね~!
個人のお宅としてはズバ抜けた個性です!
藤森さん曰く、『作りたいものをつくる』という単純さ。
お客さんの要望とかも、基本的には聞かないそう。
だって、作りたいものを作りたいって単純なお考えから。。。
できそうで、できない、その考え方とやり方です。
ぐりんぐりん/grengrenではお客さんに寄り添った考え方をしています。
独自の路線、やりたいことはガーデンショーなどで発揮している感じです。
いずれその二つの道が、一つにつながるときがきますので
そうなったら我々がやりたいことと、皆さんが求められることが
一致することでしょう!
藤森さんの建築を通じて
考え方や向き合い方をあらためて確かにした、今回の弾丸ツアーVo.1でした!
次の弾丸ツアーVo.2も”藤森照信さんの建築”ですよ!