『Gosho No Niwa No Wall No War』
2017年チェルシー・フラワーショー!!
石原和幸チーム! 見事ゴールドメダル獲得!!
石原氏!!いつものハイテンションでイエ~~イ!!
プレゼンターからの金メダル授与の瞬間です!
何回観てもイイですね!
こちらは各ガーデンの案内板ですが
金メダルが表示され、ご覧になるお客様にも
伝わっていきます!
私、会場でビラ配りをしていたんですが
お客さんから『メダルの色は?』
『一回目から観てるけど、いつもラブリーだ!』
とおっしゃっていただきました!
特に印象的だったのが『ラブリー』という単語
とても多く聞きました。
『lovery』ラブリーとは”可愛らしい”とはちょっと違うんです。アメリカでいう『great』素晴らしいの事なんですね。驚きのある突き抜けた感じの事をいうんです。イギリスではご婦人方がよく『ラブリー』と使うそうです。 |
何かのエピソードで拝見した気がしますが
石原氏がシルバーギルド(銀メダル)だった時
なぜ金ではないのか?の問いに
『チェルシーの庭はラブリーさが必要だ』
と審査員に言われたことがある。とのこと
おそらく『いいね!』ではなく
『スッゲー!』じゃないとダメだってコトなのかもしれません
こちらは同じアルチザン部門、他の金メダルの庭です
やっぱり可愛げはありますよね!
南国風、リゾート、真夏、休日などの単語が浮かびますよね~
ちなみにチェルシー・ガーデンショーのメダルなんですが
各部門で金メダルは最大で3つとか、決められています
つまり、一つの部門で金メダルの庭が3つあるってことですね
3つとはあくまで例えですが、最大数は決まっているそうです
また値する庭がなければ、今年は金メダルなし!ってことも
そのしたは『シルバギルド』『ブロンズ』と続くそうです
以上が同じアルチザン部門で注目を集めたガーデンでしょうか
どれもハッキリしたテーマが感じられます
しかし…石原さんの庭と何が違うのか!?
私が感じたことですが…
まず第一に『立体感』です
他の庭の多くは写真でも、実物を観てもあまり違いがなく感動しないと思います。タイルなり、建物なりがそこに置いてあるだけなんです。下手したら会場に元からある大きな木々と、作った庭が一体化してしまって、観る者の心を揺さぶる『驚き』『感動』『世界観』が失われしまいます。
では石原さんの庭は?
パッと観たときに他の景色とは全く別物と感じると思います。会場は大きな木々と芝生と、とにかく緑だらけなんですね。そこに鎮座しているオーラをまとった庭、後ろの壁の紅葉も3.5~4メートルの高さがあります。セダムや苔に覆われた壁。
と思いきや、前面は繊細な水面が揺れる池、圧倒的な奥行き感の植栽。それは生花からきていると石原さん自身おっしゃってました。
生花は究極的に計算された自然とでも言いましょうか。自然だけでは粗野、そこに歴史の積み重ねで極限まで削り落とされた美がくわわって、完成された一つの美の形なんですね。
第二に『手間』
やっぱり石原さんの庭は、すごく人の手間がかかって出来上がっています。建物をたてるのはもちろんですが、苔についたゴミを手作業でとっています。小さいことですが、そのキレイな苔が集まって全体の印象が決まります。
結果、光があたるとこの庭は光ります。ゴミをとったキレイな滝の水、キレイに拭き取ったガラス。完成したと思ってから、何日も修正と掃除を繰り返しています。輝かない訳がありません。
もっと大きな視野でみますと『より高く。より遠くへ。』ということですね。追求し続けるってことです。より良いものが作りたい。もっともっと~!って思って作っています。
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