庭がある意味
LIFEとは”生命や生活”のことです。もともとお庭とは大自然のことであり、果実や木の実、山野草を食べる習慣って日本にはありますよね。その後、狩場として、農地をつくることで、生きていくのに大切な”食”を獲得する場所でした。

住む家と、食べ物を収穫する庭がある。それが本来のお庭の在り方であり、『家庭』とは家と庭から出来てます。つまり『家庭』とは『暮らし』のことなんです。食べ物が無くては生きていけません、庭は僕たちにとっては大自然そのものであり、自然から頂く『命』だとも言えます。
庭のある暮らし
現代ではどう考えたら良いでしょうか?イギリスでは”観るため”、”王室のため”の庭が栄えました、それが”イングリッシュガーデン”です。その後、フランスではもっと自然に近い庭が流行ります、それが”フレンチガーデン”。

そして時代は移り変わり、今ではもっと自然そのものを庭にする”ナチュラリスティックガーデン”が主流です。きっとまだ一般化されていないかもしれませんが、公共の場ではしばしば観ることが出来ると思います。
僕たちはより皆さんの日々の暮らしに近いところで、庭の在り方を考えています。『庭は自然』と言っても今の時代に寄り添ったものである方が良いですね。それはナチュラリスティックガーデンからさらに一歩、身近に感じられる庭。

僕たちが考える庭は、日常の暮らしを楽しく、満足するものにしてくれるものです。自然のチカラで元気に育った植物は日本の四季で変化していく。春は球根の花々を、初夏は宿根草の美しさを、秋はグラスが風にたなびく姿を、冬は面白い植物の種の姿を満喫する。家庭菜園の無農薬の野菜、健康的なハーブや果実を収穫して、自然の恵みを頂く。
触ったら動く植物に子供たちは驚き、食べ物がどうやって育ち、収穫して夕食に並ぶのか学びます。大人たちは庭で子供の成長を楽しみ、語らい、安全な野菜やハーブで深みある料理を家族で頂く。人生の後半では成熟世代は土を触り、人生の豊かさを庭の自然を通じて享受していく。

人生において大切で貴重なのは『体験、経験』です。庭の小さな自然がある暮らしは、駆け足で過ぎ去っていく人生を、ふと、立ち止まらせてくれ、私たちが『自分を大切にする』時間を与えてくれます。忘れかけていた私の『好き』や『やりたいこと』を実現し、人生を豊かにする『体験、経験』を楽しんでもらいたい。
北欧の庭づくり
僕たちが目指す庭の在り方は、イギリスでもフランスでもなく、北欧のフィンランドにありました。短い夏の間、彼らは自然と共に過ごす生き方を、庭に見出していたのです。実際に北欧で行われている『自然と暮らしの関係』を僕たちは皆さんに提供していくことが、今の日本にとって大切だと思っています。

皆さんに知ってもらいたいのは、北欧の庭に対する考え方です。植物や野菜を育て、花を楽しみ果実を収穫する。家族みんなでそれを実際に観て、触って、食べて経験する。僕たちは自然の一部なんだと気づき学び、次世代へ繋いでいく。庭は自然であり、庭は暮らしであるということ。
それが『このままで良いのかな…』という、漠然とした不安な毎日の生活を、『私が、私らしくいられる』満足いく毎日の暮らしへと導いてくれます。”LIFE”は庭のことであり、僕たちが一番大切にしていることです。


